四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

六月の感銘句

2016-06-30 22:36:23 | 俳句

 早くも2016年の半ば、六月・水無月も去ろうとしています。今日6月30日は半年のけがれを流して頂く「夏越しの祓い」、茅の輪をくぐる日です。

今月私が参加した各句会での佳句をご紹介します。作者名は伏せておきました。

 

◎点滴をこばむ母の目五月雨るる

〇梅雨晴間ベンチのピエロ顔を脱ぐ

〇蔵書てふ過去すてにゆく昭和の日

 

〇牛蛙の呪文畦道湾曲す

〇鯔(ぼら)飛んで確かにこっち見たような

〇伴奏は耳鳴り辣韭の皮をむく

 

〇あぢさゐを分けて江ノ電現るる

〇里の宵母の形見の藍浴衣

〇相傘にへだてのありぬ今日は夏至

 

〇五月闇ここは遠流の船着き場

〇へそ曲がりの放談の会豆ご飯

〇梅雨鯰ゆかい愉快と浮きにけり

 

〇あめんんぼに雨の一滴命中す

◎教室の白いさざ波更衣

〇かなぶんのぶつかる闇や反抗期

〇涙とも汗とも第ニ反抗期

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尊き一票で政治を正しましょう

2016-06-26 06:42:08 | 生かされて今日

 車椅子ゆく花菖蒲の波の上   駿

 

 木々の緑が一段と濃くなる時節となりました。いかがお過ごしでしょうか。

さて、私は世界でただ一つの平和憲法、戦争を放棄した憲法第9条を擁護する立場です。

お釈迦さまの「不殺生戎」をいさめの第一としている仏教徒として現政権与党の改憲の動きを見過ごすことはできません。

自衛隊による専守防衛から米軍と一体化させた「集団的自衛権」に、強い恐怖を感じています。また、自民党の憲法草案は、国民の基本的人権より国家優先の昭和軍国主義時代の過ちを繰り返そうとしております。

経済や年金や医療等の暮しの課題も、国の土台で、根っこである平和が壊されたら絵に描いた餅です。日本が敗戦による焼野が原から復興し、71年間戦争をしない平和な暮しが出来たのはこの平和憲法のお陰です。

先の大戦では約310万人の日本人が犠牲となりました。天皇皇后両陛下には沖縄、広島、長崎はもとより、海外へまで慰霊の旅をされておられます。そのもの言えぬ御魂(みたま)と孫たちの将来のためにこの平和憲法を守りぬくことこそ私達の義務ではないでしょうか。

 藤末 健三(ふじすえ けんぞう)氏は熊本生まれの52才、通産省、東大の先生から参議院議員(全国区)となり2期を務めております。平和憲法擁護の民進党の論客です。正直誠実な人柄で、台湾からの引揚げの貧乏人の息子です。

あわせて神奈川県地方区では金子 洋一(かねこ よういち)氏への投票を心からお願い申し上げます。

金子洋一氏は横浜市南区生まれで53才、聖光学院高校から東京大学経済学部を卒業し、経済企画庁を経た民進党の経済通です。穏やかな人格者でございます。

 俳壇の重鎮 金子兜太先生も安保法制に反対しておられます。

7月10日の投票日、神奈川県の方は最初一枚目の投票用紙に、「かねこ よういち」、

全国にお住まいの方は二枚目には「ふじすえ けんぞう」とご記入くださいませ。

伏してお願いを申し上げます。                   草々不一

 

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わが友への手紙

2016-06-17 10:00:18 | 生かされて今日

メタセコイアは新緑の帆を上げにけり    駿

 

 夏を迎え木々の緑が一段と濃くなる時節となりました。いかがお過ごしでしょうか。

さて、私は世界でただ一つの平和憲法、戦争を放棄した憲法九条を擁護する立場です。釈尊より「不殺生戎」をいさめの第一としている仏教徒として現政権与党の改憲の動きを見過ごすことはできません。

自衛隊による専守防衛から米軍と一体化させた「集団的自衛権」に、強く恐怖を感じています。自民党の憲法草案は、国民の基本的人権より国家優先の昭和時代の過ちを繰り返そうとしております。

経済や年金や医療介護等の暮しの課題も土台、根っこの平和が維持されねば絵に描いた餅で意味がありません。

日本が敗戦による焼け野が原から復興し、71年間戦争をしない平和な暮しが出来たのはこの平和憲法のお陰です。

先の大戦では約310万人の日本人が犠牲となりました。そのもの言えぬ御魂と孫たちの将来のためこの平和憲法を守りぬくことこそ私達の義務ではないでしょうか。

藤末(ふじすえ)健三(けんぞう)氏は熊本生まれの五十二才、通産省、東大の先生から参議院議員(全国区)となり二期を務めております。平和憲法擁護の民進党の論客です。正直誠実な人柄で、台湾からの引揚の貧乏人の息子です。苦学生でした。私は彼の後援会の役員をしており、あなたにぜひ応援していただきたくお便りをいたしました。        草々不一

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花菖蒲の時節です

2016-06-13 11:29:00 | 生かされて今日

 横浜もうっとおしい梅雨に入りました。小雨続きの曇天でまさしく五月闇の天気です。ただ、風がまだ涼やかで助かります。

旬の横須賀を楽しもうと菖蒲園へ出かけました。京急塩入からバスに揺られて15分、9時開場です。ベンチに座ると花菖蒲の波にうっとりして、よくぞ日本人に産んでいたと感謝です。

八つ橋にはご夫婦やはしゃいだ仲間づれがゆったりと鑑賞、写真を撮りあっています。電動車いすの方も波の上を行き来します。

花がら摘みの紺絣がスゲ傘をかぶり登場して、懐かしい風景にカメラマンが集まってきます。アオガエルを手にして来園の異人さんに見せていました。

菖蒲田は花が密集して波をなして美しいですが、まばらに咲く菖蒲田のほうが素敵だと思います。 

鯉のぼりをたくさん流す風景をよく見ますがどうも好きになれません。金ぴか風で好みではありません。

かの関白秀吉が金ぴかの茶室を作ったみたいですから。わびさびの千利休はさぞ苦々しく思っていただろうと可哀想ですね。

 

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アフリカへ愛の毛布を送りました

2016-06-08 10:11:40 | 生かされて今日

 昼と夜の温度差が激しいアフリカの低開発国へ、処分する予定の毛布(除く綿毛布、傷んだり不潔な毛布)を送る慈善運動があります。立正佼成会では私たち会員や企業・ホテル・学校等にお願いして不要となった毛布の拠出と、アフリカ現地へお届けする費用(1枚当たり千円)のお布施とをお願いしました。

また、毛布に英語で「日本から愛を込めて」といった絵付きのメッセージを縫いつける奉仕作業やアフリカへの送料へあてるためリサイクル品のバザーの開催もしました。

 お陰さまで4月5月の期間、横浜教会で330枚の毛布を集めることが出来ました。かなり熊本の震災地へ差し上げた団体もありました。過日さまざまな色の毛布を運動の協力団体である日本通運(株)へ引き渡しました。10枚ずつに縛り、トラックへ運び上げる奉仕を汗をかきかきさせていただきました。

 毛布配布先は、マラウィ・モザンビーク、ケニア、コンゴなどだそうです。この毛布は現地民にとり家一軒を持つほどの価値がある由です。マラウィの平均寿命は50才台とありました。アフリカの地図を見て諸国の場所を確かめております。

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ふじすえ健三さんに期待します

2016-06-04 07:05:06 | 生かされて今日

 私は「軍靴の音」が近づいてくる日本政治の方向に「危機感」を感じております。国際的紛争を相も変わらず暴力・軍備によって守ろうとする自民・公明のアナクロに恐ろしさを感じます。しかも、国政手続きが乱暴で数の力で、議会中心の民主主義を壊し、一内閣の解釈により事実上の憲法改正を行いました。ワイマール憲法を骨抜きにしたヒトラーの恐怖を感じるのです。

名宰相の吉田茂氏から歴代総理が守ってきた専守防衛政策をあっさり捨てました。危険極まりない集団的自衛権をみとめて、日本を「戦争できる国」に勝手に変えました。

 広島や長崎や沖縄、東京大空襲、中国、朝鮮、フィリピンやビルマ、また学徒動員、カミカゼ特攻などで約310万人の同朋を死に追い詰めた戦争を懲りもせずに繰り返そうとしています。私は孫やその孫たちをあの悲惨極まりない、狂気が支配する戦場に送ることは絶対に阻止します。いかなる理由、いかなる正義があれども、戦争だけは許しません。

 私は藤末健三(ふじすえけんぞう)参議院議員(民進党・全国区選出・熊本生まれの52才)を応援しております。その理由は次の通りです。

 

①日本国憲法を護る、特に第9条を守りぬく政治家であること。

②正直・誠実な人柄。

③お釈迦さまへの信仰心。

④貧乏人の子供で苦学したこと。

   父母は台湾からの引揚者でした。3つの奨学金で東京工業大学を卒業。

⑤外国へ発信できる国際人であること。

  経済産業省OB,東京大学准教授と早稲田大学客員教授を歴任。

戦争を二度とさせない国にしなければ戦没者310万人の御霊に申し訳ないと存じます。いかがでしょうか。

 

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