四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

横浜のハンマーヘッド

2021-07-24 07:22:12 | 生かされて今日

 横浜の桜木町は明治時代文明開化の汽車ポッポが東京新橋から走ってきた最初の横浜駅があったところです。横浜市役所、ランドマークタワーや大観覧車、汽車道など近未来都市を誇ります。ワクチン接種会場のハンマーヘッドへ参りました。ヘンテコな名前でなんだろうと不思議でした。これもザンギリ頭の文明開化の遺物、巨大な起重機の名前から来ているんだそうだ。

日本は西洋の「哲学・文化」よりも、手っ取り早く便利な「文明」だけを修学したらしい。それ以来の箱物土建屋政治です。

桜木町駅広場に客よりも空気を運ぶゴンドラがしょっちゅう回転寿司のように回っています。メンテ費用を考えないで税金を垂れ流している風景は恥ずかしい貧しい政治です。その上カジノ会場を作ろうと自民・公明のセンセイが林市長と画策中です。芸術劇場建設に600億の予定があるとか。

誰が負担するのか。将来の市民に過大な負担をかけるのです。市長におもねる市会議員や市の行政マンに良識は無いのであろうか。

平成3年横浜市の予算総額は3.9兆円、神奈川県は4.2兆円。二重行政で無駄多く、一本化して市民の負担を軽減してください。

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今日を明るく

2021-07-09 08:00:16 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

『誰もがおだやかに明るく生きることを望んでいます。とくに年の初めには、「今年も明るく、よい年を」と願うと思います。そのときに、「よい年であるように」と願うのと、「必ずよい年にしよう」と決意するのとは、どこか心持ちが違ってくるのではないでしょうか。

 願いごとばかりの生き方はどちらかといえば受け身です。思いどおりにならなかったり、失敗が続いたりすると、不満がくすぶり、あげくは心身の諸症状を招かないともかぎりません。失敗の原因を他人や環境に押し付けるとしたら、受け身どころか「人まかせの生き方」であるといってもいいかもしれません。

「必ずよい年にしよう」と誓う生き方は自分が主人公となる生き方です。』

            庭野日敬師 『我汝を軽しめず』より

 PS パンデミックの暗闇や政治社会の混乱の中でも、毎朝「今日一日必ずよい一日にします」と決意しませんか。

今日7月9日は文豪 森 鴎外の忌日、わずか60歳、合掌。 夏目漱石は49歳でした。

 

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今年前半の私の俳句

2021-07-01 08:30:57 | 俳句

   「皿の一輪」      

春を待つデニムの穴の膝小僧
小言いふ異人の舎監(しゃかん)梅ましろ
立春や手に亡兄の双眼鏡


かやくうどんの賑やかな色春来る
春の宵糸巻きカードに妣(はは)の文字
卓上の皿の一輪落椿


八時二十分の眉のどかなる漢(おとこ)かな
寄宿舎のズボンの寝押し新社員
蕗味噌や身を野つ原にとき放つ


鯉のぼり揚ぐる漢のはにかみて
蔓ひけば木香薔薇(モッコウバラ)の山うごく
そよりともせぬ鯉幟の反抗期

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