四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

星野富弘さんの花の詩画展

2023-12-16 07:29:08 | 元気になることば

 JR橋本駅に初めて来ました。発展途上の駅前から広々とした冬日和、相模の丘陵が望めます。いままで東京なのか神奈川なのか知りませんでした。神奈川県のはしでリニア新駅が期待されるそうです。義兄の多摩美大もあるみたい。

かって、教会の仲間と群馬のわたらせ渓谷のトロッコ列車を楽しみ、星野富弘美術館へ行った記憶があります。

口に筆を咥えて描かれた花の精密画、添えられた詩、その字の得も言われぬ魅力に2度巡回させて頂きました。ぐっと胸に来る詩を手帳に写し取りながら。

『父ちゃん気付くのが少し遅かったけれど 分かりました 詫びることも お礼をいうことも出来なくなる別れがあることを』

『許すということを知ったら 重かった悲しみが少し軽くなった もっともっと許そう 私だって数えきれないほどたくさん許されているんですもの』

『ちかごろ花をふたつ描くことが多くなった 妻よ ひとつはおまえかもしれないね』

『神様が たった一度だけ この腕を動かして下さるとしたら 母の肩をたたかせてもらおう 風に揺れるぺんぺん草の実を見ていたら そんな日が本当に来るような気がして』

 PS コロナまん延と戦争と政治の腐敗の2023年も逝きます。来年こそは豊かな地球を取り戻しましょう。

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健康は布施だ

2018-03-30 09:14:49 | 元気になることば

 菩薩の修行として教えられております六波羅蜜(ろくはらみつ)の最初に、「布施」があります。梵語(ぼんご)では「ダーナ」、日本語では「旦那(だんな)」ということが「布施」にあたるわけです。
 一家の主人である「旦那」には、いかに家族を経済的に安定させるか、奥さんをいかに精神的に安定させるかという意味合いがあります。そして、お寺などを成り立たせている「旦那」とは、「布施」をする人たちです。
 また、私たち在家仏教でいう「布施」には、特に、物を人に施さなくてもできる施しがあります。その一つは、私たちが健康を保つことです。家族のため、あるいは会社のために元気で働く。健康を保つということも「布施」の姿であると教えて頂いております。
毎日、元気で健康に暮らすことは、心も安定しますし、家族にとっても安心をもたらし、とても大事なことなのです。
 健康を保つためには、いつも物事を肯定的に見ることが大事です。そして明るい言葉をたくさん使うと、元気になって健康になるそうです。暗い言葉、否定的な言葉を使うと、だんだんと元気を失ってくるとも言われております。
 ですから、人と会ったら明るい言葉で「おはよう」と言う。男性でしたらネクタイを見て「素晴らしいネクタイですね」と褒めてあげる。そのように、肯定的な言葉を使っていると、言葉をかけられたほうも、かけるほうも元気になるのだそうです。ぜひ、日常生活の中で、言葉遣いにも気をつけて、精進をさせて頂きたいものであります。』

『佼成新聞』庭野日鑛会長

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