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のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

浄化

2009-11-13 | KA
 今日は亜梨ちゃんとの練習がなく、他のリハーサルなど何も予定のない日でしたので、少しのんびりできるかと思いましたが、ネバダバレエでの練習が急に入りました。第一回目の練習に行けないというのは大きなことなので、何も予定のない今日に予定が入って良かったです。そんな訳でいつもよりももっと早く、11時過ぎに家を出ることになりました。
 先日のオーディションのような時に、今回私の振付家となるメリーは、自分の作品の一部をダンサー達に踊らせて選ぶことをしなかったので、彼女の作品はどういうものなのか少々心配でしたが、今日振付された初めの部分は、ゆっくりの動きで身体には優しいものでした。しかしながら、オフバランスだったり、内股だったり、いつもはあまりしない動きなので、まだまだしっくりきません。そして、ここまでの振付は、私のようにがっちりした体格よりも、メリーのような、いかにもバレリーナという姿にしっくりくるような優しく繊細な動き。勉強になりそうです。
 今日はバトントワラーの友人が訪ねてくれました。彼女の心は大好きなので、とても楽しみにしていました。彼女が一泊でラスベガスに立ち寄ってくれたのは、これから二ヶ月ほど滞在するブラジルで大切な人に会う前に、私に会って浄化しようと思ったからと。果たして、彼女は目的を遂げられるでしょうか。
 一回目は、そんな思いの彼女を客席に迎えていたからでしょうか、変に緊張をしていました。二回目は、今回の滞在でご覧頂くのが最後になる、多田先生とご友人の方々もお迎えしていて、さらに緊張をしていましたが、今日もご覧下さるKAの大ファンのご夫妻、多田先生方、そして友人のことを思っていると、みなさんの優しい心が浮かび上がり、力強くも優しく舞うことが出来ました。
 ショーが終わると、喜びを大きく表現している多田先生の横で、彼女は優しく微笑んでいました。そして予想通り、夢の世界のままでいたいからバックステージも見なくていいと言いました。
 着替えるといつもの居酒屋へ行きました。日付が変わるとバイグーの誕生日。気の合う仲間に訪ねてきてくれた友人を交えて、楽しくお祝いをしました。
 友人は、私のところに泊りに来ました。浄化するために『THIS IS IT』も観に行ったという彼女は、話をしながら編み物をしていました。私は、朝食におかずがないので、栗ご飯にしようと台所で栗の皮をむいていました。栗の皮がむき終わったころには4時も過ぎていたので、私は寝ました。彼女は私のために編み物を続けてくれていたようです。