三角蒸しパン

暗いまま、夕方になってきた。足元も涼しい。

福井も入梅宣言をしたらしい。まさに、今日は一日「梅雨」そのものだ。

老人用のいつものパンがどの店でも売り切れる。で、思わず今日は山崎の大きな「三角蒸しパン」を買った。値段も100円を切っているし、私が蒸しパン大好きだから、逆DNAの予感とすれば、我が家の宇宙人は、そろそろ売り切れる地元のパン屋のパンから乗り換える可能性が出てきた。

で、思わず夕方の空腹で、ひとつ、あけて摘んでしまったが、「おお、いけるじゃないか！」

これがいいぞ！

私もこれがいい、と決めた。（何と、安直な！）

いいのだ。この世は「決断」だ。それも、速やかな決断に勝るものはない。

退院延期

送信from Y.Yoshizmi:胆のうは外から見てもゴツゴツと石を抱えて膨れ上がり、胆管はすい臓に接していて、内視鏡手術では遠隔操作で、すい臓を傷つける。

可能性があるからなどと説明していたが、早い話が操作が難しいので、あちこち、傷つけたのだろう。本人には言わないけれど、で、術後の経過が思わしくないので、退院は一日延期。

本人は絶食2日目をブドウ糖点滴で過ごしている。別枠でもう一本、炎症の化膿止めをせっせと身体に流し込んでいる。

体中に痛み止めなど注射を10本ほども打たれて、何が何やら、という。これで、胆のうはまだ、胆石を抱え込んで、そのまま手つかずで残っているのだから、悩ましい。

退院しても、いつ発作が起きるかもしれないのだ。2週間後、という予定通りの再入院まで静かにしているかどうかは、定かでない。

まあ、それも憂世の定めだから、しょうがないだろう。じっと静かに寝ているのが、患者の努めだな。

コミック版

病院のローソンの売店で、つい「剣客商売」のコミック版を1冊買った。売れ行き良好でアンコール発売、と小さな文字が踊っている。飲食店の据え置きを眺めたことがあるかどうか、分からないが、中を見るのは初めてだ。

秋山小兵衛の顔つきが気に入らないけれど、というか「大島やすいち」という漫画家に「老境」を推測するだけの老化がないのだろうが、背景を想像するのに、絵があるというのは、実にいい。

時代劇のテレビなどを見ていても、その建物や堀や町並みなどの背景が気になる。堀や橋の寸法は小さいし、第一、堀の水が汚いのは、がっくりくる。撮影場所が無いのか、セットが小さいのか。

それこそ、過疎化した田舎であれこれ色んな試みや時代村を作っているのだから、もう少し利用出来ると、互いにいいようなきがするのだが、溜まり水に小舟を浮かべて、水の都、ベニスに似た、江戸の掘り割りを代用するのだけは、いささかげんなりする。

まあ、その点、漫画は自由だ。想像力次第だな。「トイレのおとも」だね。

梅雨の如き

送信from Y.Yoshizmi:[ 19c,28c,70% 70p,68k ]

雨は夜半過ぎに降り出した。静かで梅雨入りしたような雰囲気。7日連続した30度越えの狂った暑さは、おさまった。

いささか、身体がしゃきっとする。20度少々が一番快適だね。

もっとも、昨晩ポットに入れておいた珈琲じゃ、いささか、「なんだかなあ」だが、野菜に水やりしなくていいので、その分のんびり出来る。むろん、我が家の宇宙人どもはとっくに起きだして、NHKを大音量で流しながら、テレビの前になどいる気配はない。

NHKの受信料は払っている。ずっと昔から2ヶ月で5000円近く払っている。つい先日「1日40円です」などと、事務所に契約しろとやってきた。なぜ安いのだ？謎は深まるが、とにかく「拒否」という選択肢がある。小さな液晶テレビ1台、日中の「昼なんです」専用だ。他は、たまにDVD再生用。テレビなど見やしない。10円だってプライドが許さない。「拒否」

って、弱虫の虚勢だな。