去年はなかなかに良くないことが多い年でした。主に体調で。ムスッコは胃腸炎や手足口病になるし、奥さんは肺炎になるし、私も急な発熱の多発に胃腸炎ときたもんだ。奥さんが厄年だったらしいので、その余波をもらったとしか思えない。今年も慌ただしい年になりそうなので、体調を崩している場合ではありません。後厄の奥さんだけでなく、私もお祓いしてもらうことになりました。
初詣ついでにお祓いをお願いしようと思いましたが、いろいろあって出遅れ。でも全然混んでいなかったので、お祓いをお願いしようと受け付けに行ったんですよ。
ア「お祓いをお願いしたいんですけど、どれくらい待ちますか?」
おばさん「中の様子が見えないのでわかりません」
ア「……」
お「……」
ア「一般的にはどれくr」
お「30分は待たないと思います」
ア「そうですか、じゃあお願いします」
イラッとしたけど、客商売じゃないんだからと自分を慰める。申込書の記入例もわかりづらいし。お祓いには5千円と1万円以上の2種類あるのですが、記入例には5千円以上って書いてあるし。5千円の人は5千円以上って書けば良いのかな?
ア「はい、こちらでお願いします」
お「おいくらにしますか?」
ア「え?」
お「5千円以上って書いてあるので」
ア「あ、5千円でお願いします」
お願いしたのは、奥さんの厄払いと家内安全。合わせて1万円を支払って、呼ばれるまで時間を潰します。待合室みたいなのがあるわけではないので、境内をウロウロするしかやることがないよ。うん、寒い。しっかり30分待ったところで呼ばれたので、本殿の中へ。
いやー、本殿の中は暖かい。『本殿に入るときは正装で』というポスターが貼ってありますが、そういうのは本殿の外に貼っておいてもらえませんかね。入ってから見ても手遅れだと思うんです。我々以外にも二組いますが、全員平服ですぜ。
神主さん?による祈祷が始まりましたが、ムスッコのギャン泣きが止まりません。本殿に上がるときに靴を脱がされたことが許せないようです。参ったなぁ、他の方々の迷惑になっちゃうよ。かと言って出るわけにもいかないし…と悩んでいましたが、神主さんが太鼓をたたき始めたら、ムスッコの興味がそっちにうつって静かになりました。助かるー。
流れとしてはお宮参りとほぼ同じですね。神主さんが祝詞奏上して、終わったら我々が玉串を奉納する。ムスッコを抱えながらだから玉串奉納も一苦労でした。正しいやり方だと理解はしていますが、住所と氏名を読み上げられるのはちょっと抵抗があるね。30分ほどで終了。お札やら御守りやらを厄除けと家内安全それぞれ受け取り、出口で清めのお酒を頂く。
巫女さん「お酒の盃はお持ち帰りください。1家族1つになります」
奥さんと回し飲みして、盃をお持ち帰り。あと豆菓子を頂きました。いやいや、厄除けと家内安全をお願いしているんだから、2個くれよ。奥さんが激おこですよ。
奥「後ろの家族は、全員分豆菓子貰ってた!お菓子はいらないけど、盃は醤油皿に丁度良いから欲しいのに」
ア「巫女さんが間違えたんだろうなぁ。所詮バイトよ」
誠に幸先が良いですね。今年も色んなことがありそうです。