自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

5月15日

2014-05-15 | Weblog
今週末、両日とも飲みの予定が入っていたのですが、両日とも吹っ飛んだ。泣きたい。


Castle of Thorns 2日目。

昨晩寝たのが早かったので、6時くらいに目が覚めました。親父殿の豪快ないびきのおかげですね。『お兄ちゃんもだよ』うるせぇ、オレはお前からパンチとキック一発ずつもらってんだよ。

朝風呂に入って、身だしなみを整える。2枚刃カミソリは使いづらい。逆剃りして出血してもイヤなので、剃り残し上等で。顎の下が全然剃れてなかったわ。親父殿が後から来て、ちょっと会話。『温泉の割には、お湯がさっぱりだよなぁ』『でもちゃんと表記は温泉だったな』『毎分20Lって、少なすぎ』みたいな。

食後は朝食。朝食も無難に美味しかった。でも夕食ほどではない。もう少し夕食の力を抜いて、朝食を頑張ってもらえないだろうか。ご飯も食べたし、チェックアウト。お支払いはもちろんワタクシでございます。両親はわかる、オレが誘ったんだし。何故弟の分も私が払うのか。

今日は『袋田の滝』から観光スタート。宿から徒歩圏内ですよ。川沿いを散策しつつ、袋田の滝へと続くトンネルへ。入場料はワタクシ払いですよ。この袋田の滝、すごかった。前々日の雨と前日の夕立で、水量が半端ない。近づくと会話もままならないくらい。水しぶきで濡れるし。超豪快でした。案内の看板と見比べると、全然水量が違って笑える。

個人的に水辺が好きですので、こんな滝なら1時間でも眺めていられますが、そうもいかない。間近で見られる第一展望台と、上から見下ろす第二展望台を見て、吊り橋をわたってさらに奥の滝を見に行こうとしたのですが、ひたすら山登りで両親は断念。私と弟で見てきました。

宿に戻って軽くお土産を買って、次は水戸の偕楽園へ。日本三大庭園ですからね。駐車場を見落として、一周しちゃいましたけどね。偕楽園は、思ったより普通。梅の時期はすごいんだろうなっていうのはよくわかったけど、この時期は普通の公園だね。両親の『歩き疲れた』というギブアップ宣言もありましたので、お昼食べて、好文亭を見て、お土産を買って終了。お昼は親にご馳走になりました。

次もお土産。JAの直売所があるので、なんか水戸名物とか置いてあるんじゃないかなーと期待して行ったのですが、野菜ばっかりでした。野菜なら、せめて干芋も置いておいてくれよ…。干芋は名産なんだってさ。個人的にはガッカリでしたが、両親は『ネギの苗が安い!』とか喜んで買っていました。弟も手作りパンみたいなのを買って味見してたし。

父「お、ネギの苗が30本で300円か、めちゃくちゃ安いな」
母「今年植えたのは全部ダメになっちゃったから、買っとく?」
店「どちらから来たんですか?」
父「東京から、観光で」
店「と、東京?じゃあ新聞を湿らせて包んでおくので…」

どんな会話だよ。弟は弟で『この歯ごたえ、イーストが少なめなのか、塩を多めにしているのか…』とか言ってるし。これだから農家とパン屋は…。直売所を出たところで、信号無視かスピード違反か一時停止違反か知らんけど車が捕まっていたので、安全運転で帰ろうと思いました。

次は『笠間つつじ園』へ。今はまさにツツジの季節で、つつじ祭りを開催中。そのための交通規制で迷いかけましたが、無事に到着。そして山であることに両親絶望。数日前に『全部お前に任せる』と言った自分たちを恨め。入場料は親が出した。

つつじは満開。一部でまだ咲いていない花もありますが、園内が赤白ピンクで華やか。人工色みたいなピンクもあったし、一つの木で赤白ピンク全部咲いているのもあった。のんびり登って、山頂でつつじを見下ろしながらソフトクリームで休憩。ボーっと弟と二人でイオンモールを眺めながらソフトクリームを舐める。なんだこれ。両親は仲良く花でも見てるかと思ったら、別々に歩いてるし。なんだこれ。

つつじをもっと密集させればもっとキレイなのにって思ったけど、花と違って木だから、手入れとかもあるのかな。親父殿が『つつじなら奥多摩の塩船観音が…』ってずっと言ってた。なんだ貴様、気に入らんのか。

駐車場への帰り道に、坂本九が住んでいた家がありました。戦時中、疎開してきたんだって。ただの朽ちかけた民家にしか見えなかったけど。これでも直したらしいんだよ…。道路と家の間が売地になっていたのが気になったよ。

本日の予定はすべて終了。あとは帰宅するだけ。運転を親父殿にタッチして、助手席へ。常磐道、運転したかったんだろ。途中のSAで干芋をゲットして、常磐道を南下。『中央道や関越と違って走りやすい』と上機嫌な親父殿でしたが、三郷JCT手前から渋滞に突入。外環もかなり混んでいてげんなり。うん、運転していなくてよかった。

外環道を大泉で降りて下道で帰るか、関越に入って所沢まで行くか、行きと同じ悩み。『関越で行くか、楽だし。オレの金じゃねーけど』そうだね、差さっているETCカードは私のだからね。いいんだけどさ。そのまま親戚にお土産を配って、無事帰宅。

今日はとにかく暑かった。半袖で十分。それでも、山なんか登っちゃったから汗だくですよ。帰りは私が助手席でしたが、後部座席に座ろうとしたんですよ。そうしたら母上から『後ろの方が楽だから』と拒否られました。この夫婦、大丈夫か。そういえば、寝る時も母私弟父の並びだったし。観光中も、父がずんずん進んで、母がのんびり歩いて、私と弟が真ん中っていう構図だったし。大丈夫か、この夫婦。

まー、アレだね。茨城は遠いわ。ホント、おとなしく圏央道が開通するまで待つべきだった。栃木なら北関東道でまだ近かったかな…。でも、袋田の滝は豪快だったし、ネモフィラやつつじもキレイだったし、偕楽園にも行けたので、良かったのではないでしょうか。