自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

7月28日

2010-07-28 | Weblog
ここ最近、週末に予定がいっぱいでリア充過ぎる。
いったい何が起こっているのか…。


先週末は、冬みかんとツーリングに行ってきました。
決まったのがギリギリだったので、自分たちでプランを立てることを放棄。
Mixiのツーリングコミュに相乗りして、伊豆に行ってきました。
たい焼きが社員旅行で不在、私もツーリングでは、元同居人がおうちで一人ぼっちになってしまいます。
心優しい冬みかんは、元同居人の同意を得る前に3名で申し込んでおりました。
イイハナシダナー。

ツーリングが決まったのはいいのですが、私は複数人での走行などまともにやったことありません。
Rさんと二人で箱根に行ったり、冬みかんと冬みかんの知人と奥多摩に行ったり、同僚たちと箱根に行ったくらい。
え?3回だけ?
それで初対面の人たちと、しかもタンデムで走れるのかよ。
前日はあまりの不安で普段より1時間以上も寝るのが早かったよ。

朝6時に元同居人を叩き起こすが、案の定起きてこない。
前日も叩き起こしたけど、二度寝しやがったんだよね、コイツ。
まぁ、行く直前に起こせばいいだろ。
冬みかんとは7時出発の約束なので、サクッと洗濯を終わらせないと。
6時半にもう一度叩き起こすと、ぶーぶー文句を言いながら起きてきましたよ。

元「なんでもっと早く起こさないんだよ」
ア「3回目ですけど?」
元「ウソだー!」

えぇ、ウソです。2回目です。
7時出発と伝えたはずなのに、堂々と食事の準備を進める元同居人。
おいおい、何を考えてんだよ。
出発まで30分も無いんだぞ。
もうすぐ冬みかん来r『おすぎさん食べるー?』「食べるー」
まぁ、冬みかんが時間通りに来るとも思えないからいいや。
思ったほど遅刻せずに冬みかんが来たけど、気にせず朝食。

予定より30分押しで出発。
購入して1年、ついにBluetoothの会話機能を使ったよ!
一般道でも大声じゃないと聞き取れないのに、高速道路でまとも会話できると思えなかったんだもん。
iPhoneとつないで音楽も聴けるようにして、万全の体制さ!

走り出してすぐに気付いた問題点。
ナビの音声が聞こえない…。
仕様上、音楽を聴きながら会話が出来ない。
Bluetoothでは音楽と会話のプロトコルが違うから、それは納得できる。
ナビの音声は、iPhoneでは音楽として飛ばしているんですよ。
だから元同居人と会話しているとナビの案内がまったく聞こえないのよね。
複雑な道でもないので、早々にナビを諦めました。

横浜町田ICから東名に乗るはずが、気付けば川崎ICにいるというハプニングがありましたが、予定よりちょっと早めに集合場所の海老名SAに到着。
知り合いが誰もいないから困っちゃうよね。
『ギャルいないのかよギャルー』と愚痴っていると、冬みかんが発案者さんに連絡をとってくれました。
お姉さんでした。
許す!

お姉さんに案内してもらって、本日参加する皆さんと合流。
平均年齢は高そうだし、走り屋っぽいしで、オレ完全に浮いてるんだけど。
大体ビッグスクーターだし。
困惑していると、いろんな人が声かけてくれましたよ。
『大丈夫大丈夫、基本安全運転だから』『オレもビッグスクーターだよ』『オレのは90km/h超えると冷却が追いつかなくなるわw』
ライダーさん、みんな基本いい人。

自己紹介して、早速出発。
とは言っても次の集合地点の足柄SAまで行くだけだけどね。
幹事さんが『今日は大人数なのでゆっくり行きましょうね』とおっしゃったので、すごく安心。
元同居人も冬みかんのバイクに乗ったため、一人でのんびり走れるぞ。
足柄までの50km、音楽を聴きながら楽しく走ろう。

2度ほど死ぬかと思いました。
1度は曲がりきれないと思いました。
最後尾のグループと一緒に走ったのですが、ここでは言えないスピードでした。
250ccとはいえ、フルスロットルなのに追いつくのが精一杯ってどういうこっちゃ!
どこがゆっくりやねん!

幹事「いやーっはっは、ごめんねー」

軽っ!
オレ、今日一日大丈夫だろうか…。

足柄でさらに2人合流して、バイク17台の18人というものすごい集団となりました。
4台以上で走ったことが無いし、迷子になったらどうすればいいんや…。

幹事「沼津までは自由走行です。インター出たところで集合して、千鳥走行で行きます。市街地だから安全運転で」
ア「本当にっ!安全運転ですか!?」
幹事「大丈夫大丈夫、迷子が出たら困るしね」

不安を残しつつ、出発。
案の定、余裕で置いていかれました。
沼津ICに最後尾で到着して、ここから市街地走行。
17台のバイクが2列で走る様はなかなかに壮観。
途中の給油で置いていかれて、早速皆様にご迷惑をおかけしましたけれども。

市街地走行を始めて30分、第一目的であるうなぎ屋さん【うなよし】に到着。
めちゃめちゃ混んでますけど…。
座敷席を押さえたらしく、行列をすり抜けてあっさり入店。
100円高くなるけど、炎天下の中で並ぶと思えば安すぎだろう…。
並んでいる人をすり抜けているときに、気分がいいというよりは申し訳なくなった。

入ったのはいいんだけど、実はうなぎがあまり好きではありません。
だって泥臭いじゃん?アナゴのほうが食べやすいじゃん?
あまり好きじゃないだけで食べられないわけじゃないので問題ないけど。

で、頂きましたよ、うな丼。
並(1尾)で2,200円。
あまり好きではないものに2千円も払うのか…と結構凹みました。


こんなの。

スゲーうまかった。
何コレ、全然泥臭くないよ!
調理方法なの?産地なの?
とってもおいしいよ!
肝吸いも、コリコリしておいしいよ!

結構なボリュームで、完食したけどかなりお腹いっぱい。
これで2,200円なら納得できる金額だぞ。
特上(2尾)食べた人は隅っこで動かなくなってるよ。

1時間弱のお昼休みを経て、お次の目標である温泉へ出発。
修善寺の細道を走るバイク集団。
平和な温泉街にいったい何が!?
単純に道を間違えただけでした。

何度も迷いながらようやく辿り着いた目的地は、営業停止してた。
ナンテコッタイ/(^o^)\
幹事さんや発案者さんたちが代わりの場所を探して、目的地変更。
なんだかんだで2~3時間くらい時間をロスしてしまったよ。
『こうやって予定がコロコロ変わるのもツーリングの醍醐味だよね』
はい、そのとおりだと思います。
そのとおりだと思いますが、セブンイレブンでダラダラとしているのはどうかと思います。

で、温泉入りましたよ。
狭いジャグジーにひしめき合うように群がってた。
アレは完全に何か出汁が出てたね。
あとみんなチ○コでかかったよ、氏ね。
基本的に吹きさらしのお風呂なんだけど、風がほとんどなかったのが残念。
風が吹いていたら熱いお湯で火照った体を冷ましたりして楽しめたのに。

1時間半ほど温泉でダラダラして、帰路へ。
伊豆スカイラインから小田原厚木道路へ進んで、東名で帰る予定。
結構いい時間だから道路混み始めるかなぁと心配しておりましたが、全然そんなことなくて、混み始めるじゃなくてめちゃめちゃ混んでた。
ガッデム!
みんあ容赦なくすり抜けですよ。
すり抜けに慣れていない上にタンデムの私を気にすることなくすり抜けですよ。
置いていかれないように必死ですり抜けたけどね…。

伊豆スカイラインはガラガラで、非常に走りやすい。
案の定、置いていかれたけどね。
雲が出てきたおかげで暑さも和らいで、車もいないから自分のペースで走れる。
すごく快適。
気になるのは、雲が夕立雲に見えることくらいか。

伊豆スカイラインを出たところでみんなと合流して、十国峠へ。
かなりの高度まで昇ってきたらしく、結構寒い。
そのまま十国峠を進むけど、どんどん高度が上がっていき、ついに霧に突入。
青森で出会ったヤツに比べればマシだけど、所々で視界が100m切るくらいまで濃いところがありまして。
おかげでみんな安全運転で、置いていかれずにすんだよ。

十国峠を抜けて箱根新道(たぶん)へ。
ここがまたすごく混んでおりまして。
みんな平気ですり抜けるので、置いていかれないように必死で喰らいつくわけですよ。
しかしトレーラーに阻まれて置いていかれるわけですよ。
面倒見のいいアメリカンのライダーさんが、ずっとそばにいてくれて、本当に心強かった。
すり抜けタイミングのアドバイスをくれたりね。

何度も接触しそうになりながらも、なんとか箱根新道を抜けまして。
ホント寿命が2年くらい縮んだわ。
しかし小田原厚木道路への行き方がわからずに右往左往。
看板を頼りに無事到着したけど、結構タイムロスしちゃったよ。
先行していた人たちがどれくらい進んでいるのか、見当もつかんわ。

小田原厚木道路は意外と空いていて、順調にアメリカンのライダーさんの後ろをおいかけました。
途中で先行していた冬みかんのお知り合いとも合流して、一安心。
東名に入る少し前の料金所で冬みかんも待っていてくれたよ。
なんだ、意外といいヤツなんだな。
ここでアメリカンさんと別行動。
『ここまで来たらもう大丈夫だろう』と言い残して、風のように去っていきました。
本当にありがとうございましたっ!

冬みかんとお知り合いの3人で、のんびり流れに乗って進んでおりましたが、予想通り小田原厚木道路と東名とのジャンクションが大渋滞。
前に同僚やRさんと来たときも、ここが酷かったんだよなー。
しかし、箱根新道で寿命を縮めながら進んできた私ですから、この程度の渋滞だったらすり抜けで余裕っすよ。
ささっと行っちゃいますよ。
正直油断したね。
左足を縁石に強打しました。
そんなにスピードが出ていなかったのでよかったけど、一歩間違えば骨折だぞ。
慣れた頃が一番危ないって言うのは本当だよ…。

周りに注意しながらすり抜けを続けて、他の人より大幅に遅れて海老名SAに到着。
これにて全工程終了。
11時間のツーリングでした。
皆さん本当にいい人たちで、大幅に遅れてきたにも関わらず、笑顔で迎えてくれました。
夕飯に誘われたけど、既に20時、明日は仕事ということで、辞退させていただきました。

人見知りする自信があったし、皆さんに迷惑かける自信もあったけど、凄く楽しいツーリングでした。
こんなにいっぱいのバイクで走るってのは、なかなか体験できないよね。
後ろに座っているだけでつまらないかなーと思った元同居人も、それなりに楽しめたみたいで本当によかった。
屋形船といい、ツーリングといい、いい人たちばかりで世間って捨てたものじゃないんだなー。
世界とか滅びなくてもいいかもしれない。
また次の機会があったら、是非参加したいところです。


帰り道、元同居人から『すり抜けしろよオラ』と脅されて、もうダメだと思いました。
運転するヤツの気も知らないで…!!