自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

1月20日

2017-01-20 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。2日目。

9時くらいに起きた気がする。いやー、快適だった。エアコンはちゃんと効いているし、何より静か!車の音もなければ、電車の音もない。我が家ってうるさかったんだなぁ…。窓を開けてみると、若干雲は多いけどいい天気。雨季なのにラッキーだ!

身だしなみを整えて、朝食へ。朝食は宿泊料金に含まれているよ。今日はプールサイドのオープンカフェみたいなところでビュッフェです。ちょっと行くと海なので、時折聞こえる波音が心地よい。ときどき激しいのが聞こえてくるけど。

店「in side?out side?」
ア「天気いいし、外かなぁ。アウトサイドで」
店「out side is so hot」
嫁「in side」

暑いところに来たんだから、暑くていいじゃん。中って言ったって、屋根があるだけでエアコンも壁もないんだからさ。

料理はビュッフェでみんなそこそこ美味しい。個人的に気に入ったのは、sumoke
tuna。スモークサーモンのマグロ版ですね。半生なので嫁はビビっていましたが、なかなかに美味しい。卵料理はオーダーすればその場で作ってくれるし、飲み物もその場で作るフレッシュジュースもあります。フレッシュジュースはぬるいのが難点ですが、めっちゃ美味しい。特に、オレンジ、スイカ、バナナは、どこ行っても外れがなかったよ。インターコンチネンタルは、プラスでグァバも美味しかった。メロンとパパイヤもどこにでもあったけど、イマイチだったな。今日のベストはライスヌードルでした。フォーですね、美味しい。

食後はホテル内のお散歩。ホテル、めちゃめちゃ広いねん。まずはプールの見回り。誰でも使えるプールが2つだったかな、あとはクラブルーム専用のプール。普通のプールは家族連れがパシャパシャと遊んでいましたが、クラブプールではプールサイドのベッドでみんなのんびり。ときどき、誰かが入っているけど泳いではいないなぁ。優雅ですね。

クラブプールのちょっと先は、プライベートビーチです。インド洋、波高し。めっちゃザッパンザッパンいってるよ。沖縄の海とは大違いだよ。砂は結構細かく、サンゴとかの混じりが少ないので、素足でも大丈夫そう。私はサンダルでしたけど。このために、モンベルのサンダルを買いましたからね。青い空と海、そして白い雲。いやー、夏って感じだね。雨季ってどこ行った。そこまで暑くないのが快適。

部屋へ戻る道中、昨日のクラブラウンジに寄ってみました。オレ、半袖短パンサンダルだけど、ドレスコード的に問題ないのかしら。不安に思いながら入ると、バトラーに捕まりました。やっちまったと思いましたが、早口の英語で『何にしますか?』的なことを聞かれていると思う。『通り抜けたかっただけです』とは言えず、強制休憩。アイスティーを頂くことに。まぁ、無料だし。このアイスティーがまた美味しい。香りは控えめだけど、中に入っているミントを潰すと爽やかな香りに。こりゃスッキリ。ただ、エアコンがガンガンで寒いっす。

部屋に戻って荷物の整理を少しして、13時にロビーへ。今日はツアー会社のサービスで6時間のチャーター車が付いているんだよ。ロビーで待っていたのは、昨日のアルサさん。ですよねー。運転手さんも昨日と同じ。運転手さんは気が弱そうな、笑顔のステキなおじさんです。今日やりたいことは昨日の段階で打ち合わせ済み。

まずは特産品系のお土産。ツアー会社お薦めのお店へ。すごい馴れ馴れしい店員さんが、付きっきりで案内してくれるよ。楽しいけど、うざい。置いてあるのは大きく分けて、ヒンズー系の仏像、食器や篭などの木工品、石鹸やオイルなどのボディケア用品、銀細工、御菓子、衣料品。入店してすぐ、ガイドさんたちは消えました。おーぅ、助けてよ。1時間くらいウロウロして、私は銀細工のお守りを、嫁は木工品のランチョンマットを購入。さほど安くないだろうことは想像に難くないので、控えめに。

ガイドさんたちは、駐車場がないので我々を降ろしたらどこかへ消えたらしい。そして買い物が終わるとお店の人が呼んでくれるらしい。会計後、しばらく待っていたら戻ってきましたよ。

続いては、地域の大型スーパーです。嫁の本命はこちら。諸事情により、スーパーの前に免税店への立ち寄りが必要です。免税店をウロウロしていたら、某ブランドのおサイフが75%引き。めっちゃ安い。デザインはちょっと奇抜だし、若干使いづらそうだけど、今使っているサイフが限界に近いため、嫁にそそのかされて購入。まさか、ブランド品を持つ日が来るとは思わなんだ。

免税店を抜けると、ショッピングモール。大型のホームセンターや様々な飲食店、衣料品店が入っています。日本のモールと変わらんね。雰囲気は全然違うけど。その奥にスーパーが入っています。なんつーか、デカい。オモチャや家電、お土産、薬、そして食料や雑貨など、なんだよここ、イ○ンかよ。ここで、配る用のお土産を買い漁る。しっかし、言葉は読めないし何言っているかわからないし、押し売りはいるしで困っちまうな。迷ったのもあるけど、2時間の予定が全然足りない。

物価的には、現地のものは安いけど、世界共通品やお土産などは日本より若干安いくらい。コーラが11,000IDRなので、100円くらい。カップヌードルは18,000IDRだけど、現地のカップ麺は6,000IDR。慌ただしくお会計を済ませたけど、お釣りが少ない。そういえば、コインって見たことがない。100,000、50,000、20,000、10,000、5,000、2,000のお札はあるけど。お釣りが2,000IDR未満だと渡さない的な文化なのかしら。

ガイドさんと合流して、一気に南下。目指すはウルワツ寺院。やっぱお寺は見ておかないと。そしてここは夕日スポットとして有名。行くしかないよね。心配なのは雨季ということだけだ。

車内の雑談で、ルアックコーヒーの話に。映画【最高の人生の見つけ方】でも出てきた、最高級コーヒーですね。バリで飲めるらしく、自由時間にカフェでも行って飲んでみようと思っていました。ガイドさんが『この辺りにコーヒー農園のお店があって飲めますけど、寄りますか』と提案してくれたので、寄ることに。農園をイメージした敷地にジャコウネコが飼われていて、なかなかいい雰囲気。だけど、農園だけあって蚊がめっちゃ多い。刺されまくりよ。

10種類以上のコーヒーと紅茶を無料で試飲できて、ルアックだけ有料。もちろん頼んで飲んでみたよ。コーヒー紅茶は当たり外れがあったけど、これで無料はすごい。飲みきれないよ。高麗人参のコーヒーがめっちゃ美味しくてビックリ。肝心のルアックは、スッキリとした味わい。雑味と苦味が少なくて、最後に少し酸味。とても飲みやすいけど、コーヒーを飲み慣れていない私にとっては、何が高級なのかわからなかったよ。そして試飲中も蚊に刺されまくりなのがツラい。その後は当然お土産攻勢が待っているんだけど、どれもベラボーに高くて撤退。安かったら欲しい紅茶もあったんだけどなぁ。

改めてウルワツ寺院へ出発。若干っつーかかなり雲が怪しい…。コーヒー屋から寺院まで結構近くて、30分かからず到着。半ば観光地だけあって、駐車場は車だらけ。入場料は確か一人30,000IDR。神聖な場所では足を出してはいけないので、腰巻を借ります。今でも謎だけど、何故半袖とサンダルは良くて、ハーフパンツやミニスカはダメなんだろう。

ガ「ここはサルがいたずらしてくるから気を付けてください。メガネとかカメラとか取られますよ」
ア「そんなもの取ってどうするんだ」
ガ「エサをあげると返してくれます」
ア「か、賢い…」
ガ「サルは神聖な生き物なのですが、いたずらがひどいので追い払ってます。それでも3つのグループが残ってます」

どこの国でも、サルはロクなことしないね。今日はコンタクトだし、カメラも持ってないからいいけど。スマホとか気を付けないとね。

ガイドさんに、ウルワツ寺院を大まかに案内。いやーさすがガイド、ちゃんと知ってるわ。バリの寺院は大きく3つのエリアに分かれていて、一番外のエリアまでしか観光客(というか異教徒?)は入れない。寺院は各集落に1つあるらしい。寺院は高いところにあるほうが良いとされているため、大きな寺院は山間部が多い。ウルワツ寺院は切り立った崖の上にあるので、ちょっと異色。他の寺院がレンガや石造りなのに対して、ウルワツはサンゴだしね。一通り案内してもらった後、夕日が良く見えそうな場所に陣取る。若干雲が多いのが不安だな。

ガ「この海はときどきカメが来るんですよ。良く見てると、息をしに顔を出しますよ」
ア「ふーん」
ガ「ほら、あそこ!」
ア「どこどこ?」
ガ「あそこの波のところに頭出して…ほら!」
嫁「ホントだ!いた!」
ア「いや、どこだよ…」

結局カメは見つけられず。ガイドさんと別れて、日没まで約30分、ボーっと海を眺めて待機。18時過ぎたくらいかな。寺院のステージで民族舞踊が始まりました。見たいけど、あれ見ると夕日見れないし、帰り混むので我慢。つーか明日見るしな。肝心の夕日は、なかなか良かった。雲がかかることもあったけど、日没までしっかり見えました。雨季なのに、やったぜ。

さ、民族舞踊が終わる前に駐車場に戻りましょう。寺院の入り口でガイドさんと合流。あれ、加藤茶が遠い目をしてるぞ。

ガ「あそこのサルが、中国人のサンダルを取ってました」
ア「サンダルを取るってすごいな」
ガ「サルの群れは、ボスがメスを独占するんですよね」
ア「なんてこった、めちゃくちゃうらやましい」
ガ「ですよねー」

ガイドさんと心が通じた。あとはホテルに帰るだけ。相変わらずの道路を揺られて、1時間でホテルに到着。ガイドさんドライバーさん、お疲れ様でした。

荷物を置いて、夕飯にしましょう。ホテルの特典で1食だけランチかディナーを食べられるんだよ。特典と言っても、ホテルのご飯ですよ。と期待しすぎました。メニューはナシゴレンかミーゴレンかグリルフィッシュ。私はフィッシュを、嫁はナシゴレンをオーダー。うん、まぁこんなもんだよね。ワンプレートでいろいろ乗っている感じ。魚はスパイスで焼かれていて、東南アジアって感じの味付け。ナシゴレンもそんなにクセがなく、モシャモシャ食べられる。

一番おいしかったのは、チキンサテ。日本語だと焼き鳥。サテというのが串焼きで、いろんな肉を刺して焼くんですよ。ビーフも美味しかったけど、チキンは甘辛くてホント美味しかった。残念だったのが、タコさんウインナー。タコさんウインナーだと思ったら、トウガラシで作ったタコだった。食えるか。因みにドリンクは別料金です。大変お高いですが、頼まないのもアレなので、フレッシュジュースをオーダー。朝食だったら無料なのに、90,000IDRとか。しゃーない。

今日もお風呂で四苦八苦。バスタブもシャワールームも、惜しいんだよなぁ。何より残念だったのが、コンセントですよ。インドネシアはCタイプと聞いていたので変換器を買ったのですが、なんか形が違う。今調べてみたら、タイプBFでした。どういうこっちゃ。サービスで1つだけ変換器があったので、嫁と奪い合いですよ。インターコンチネンタルだけ形が違うのか、そもそも情報が間違っていたのか。困っちゃうよ…。

さ、明日は朝が早いから早く寝ないと。おやすみなさい。

1月19日

2017-01-19 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。1日目。ほぼなのは、小学生のころに親父の社員旅行でハワイに行ったことがあるのと、仕事では上海に行ったことがあるから。パスポートは既に3冊目だぜ。

朝5時、起床。昨晩ギリギリまで荷物の整理をしていたので、非常に眠い。日本は初冬だけど、バリは常夏。体温調節をしやすいように、薄着の重ね着で出発。

成田空港へは、横浜からNEX(成田エクスプレス)で移動。高速バスでも良かったが、嫁の『遅れるとイヤ』の一言で電車に。なんでもない休日の朝っぱらなんて道路混まないよ…と思ったけど、言うと怒られるのでやめておきました。しかし、電車遅延。電車も遅れるじゃねーか!線路に人が立ち入ったそうです。朝まで飲んでた酔っ払いがフラフラ入ったか、痴漢が線路を逃亡したか。クソ寒い中、ホームでひたすら待つ。こんなことなら、ちゃんとした防寒で来ればよかった…。しかし、我々日本人はいいけど、日本語がわからない外国人は大変だよなぁ、なんで遅れているのかとかよくわからないだろうし。

15分ほど遅れて、NEX到着。前席の外国人が、断りもなくリクライニングを全開にしたことにイラッ☆としたけど、海外の文化はこうなのかもしれん。そこそこ快適に成田空港に到着。15分遅れは変わらないけど、出発まで2時間以上あるし。と思ったら、時間変更で10分早く飛ぶのか。飛行機って早まることもあるのね。それでも2時間以上あるんですけどね。どんだけ早く着くんだよ。

ツアーカウンターでeチケットを受け取り、超混雑しているエコノミーカウンターの横のビジネスクラス専用カウンターでチェックイン。ビジネスクラスすげぇ。手荷物検査と出国検査を終えて、専用ラウンジで時間潰し。さすがビジネスクラス、ラウンジもすごい。クレカのラウンジと違って広々としているし、人が少ないから静か。軽食もあるし、アルコールも飲み放題。プレモルと乾き物で、だいぶ気持ちよくなっちゃったよ。

そして搭乗。既にエコノミーの搭乗も始まっていたけど、ビジネスクラスはエコノミーの列の横からサクッと搭乗。いやー、素晴らしい。そしてビジネスクラスは当然席が違う。エコノミー4~6席分で1席だからね。横は1列で4席、縦はフルフラットになるから170cmちょい。高さはエコノミーと同じだけど、頭上の手荷物入れは1~2人で1つ。スッカスカだよ。そりゃたけーわ…。一部補修でガムテープを使っているところはご愛嬌。日本の航空会社では考えられんね。

フライトは10分早まったはずが、滑走路混雑のせいか、結局予定時間どおりに出発。離陸時の加速は、やっぱりヤージーのインプレッサのほうがすごいな。離陸後はしばらく気流が悪いようで、めっちゃ揺れる。やばい、楽しいけど酔いそう。既にお酒には酔っているんですけどね。酔いのおかげでなおさら酔いそうだよ。

機内で致命的だったのは、大して見たい映画がなかったこと。到着までの6時間59分、どうやって時間を潰せと言うのか。暇つぶし用にiPadは持っているけど、嫁に強奪されているし。さして興味のない映画を見たせいか、飲み物頼み過ぎてトイレが近くなっちゃったよ。でもトイレもビジネス用があるから混まなくて助かった。トイレ広いし、キレイだし、アメニティも多いし。

2時間ほどで揺れも収まって、機内食です。さすがビジネス、機内食も違うぜ。前菜orスープ、メイン、デザートという構成。嫁とシェアしたけど、お味はそこそこ。でも、エコノミーのワンプレートと比べたら、やっぱり違う。エコノミーはチープでそこそこだけど、こっちはちゃんとしてそこそこだからね。そして飲み物はアルコールもあれば、玉露もあるでよ。玉露は急須で出てくるんだよ。嫁的には食器で出てくることが感動らしいけど、そもそも機内食が出るような飛行機に10年以上乗ってないからわからん。お酒弱いからアルコールはメリットないし。玉露薄いし。あ、デザートのナッツのタルトは驚くほど美味しかった。あれは素晴らしい。

ウトウトしながら【エヴェレスト
神々の山嶺】を見て、エンドロールの一部がモザイク処理されていて『きっと他の航空会社名が入っているんだろうな』とかどうでもいいことを考えたり、着陸まで2時間切ったから映画が見られず、ひたすらソリティアをやったりしながら時間を潰す。やっぱり1.3倍速って大事。そして結局遅延して、着陸まで2時間以上かかったし。もう1本映画見れたじゃん。

着陸の1時間くらい前に、軽食の提供。うどんとかサンドイッチとか。スモークチキンのサンドイッチを食べましたが、すごく美味しかった!けど、もうお腹いっぱいやねん…。ラウンジで軽く食べて、機内食食べてですからね。さらに、スナックサービスでシリアルとかチョコバーとかカップ麺とかサービスですからね。食いきれませんよ。インドネシアの怪しいカップ麺、食べたかったなぁ…。

滑走路が混んでいたのか、しばらく上空を旋回してからングラライ空港に着陸。6時間59分の空の旅とか言っていたけど、結局7時間半かかっているやんけ。ビジネスは降りるのも優先。手荷物を準備する時間が短くて、逆に焦ったよ。

現地は既に夕方。飛行機から出ると、熱気は感じるもののそんなに暑くはない。空港内だからエアコンが効いているのかな。さぁ、恐怖の入国審査の時間です。私、自慢じゃありませんが英語が喋れません。2~3年前のビジネス英語の試験で『中学生レベル』という素晴らしい評価をもらいましたからね。嫁はパスポートが旧姓のままなので、入国審査は一人で乗り切らねばなりません。頑張れ、オレ!Japaneseの必殺技、笑顔で誤魔化しで乗り切るんだ!

審査官「くぁwせdrftgyふじこlp?」

やっべ、何言っているか全然わからん。笑顔で『ん?何?』という表情を作って乗り切るぜ!

審査官「くぁwせdrftgyふじこlp?」

だから全然わからん。いや、いまアローンって言った気がするぞ。『一人か?』って聞いているのかも!

ア「No. あー、ワイフ」
審査官「?」
ア「だから、ノットオンリー、(嫁を指さしながら)マイワイフ」
審査官「ナンニチデスカ」
ア「あー…セブンデイズ」

日本語喋れんのかよ!!もっと早い段階で諦めて日本語出せよ!パスポートを返されて、あっち行けというジェスチャー。ちゃんとハンコが押されていることを確認して、失意のまま荷物が出てくるベルトコンベアへ。しかし、さすがビジネス。荷物も即行で出てくるよ。群がるエコノミーをかき分け、さっさと荷物を回収。ビジネス側は優越感あるけど、エコノミー側は全然気にしてないよね。そんなもんだよね。

次はどこへ行けばいいのかわからず迷子になっていると、制服着た険しい顔のお兄さんに手招きされました。チガウヨ、アヤシイモノハモッテナイヨ、コムギコカナニカダヨ。行ってみたら税関でした。荷物をチェックされて、無事に全検査をパスできました。因みに、空港で愛想が良かったのは、荷物チェックのお姉さんだけでした。

ア「ダメだ、全然わからん」
嫁「みんな早口で、何言ってるかよくわかんないよねー」
ア「a lotをaloneと聞き間違えて、恥かいたわ…」

ゲートを出ると、大勢の人がお出迎え。一瞬、オレって実はプロスポーツ選手で、歓迎されているんじゃないかと勘違いしたわ。みんなお客の名前とかツアー会社名を書いた紙を振りまくり。正直、気圧されました。さて、うちのガイドさんはどこかな。たしか、Pと書かれた紙を持っているはず。いくら探してもいない。代わりに、ツアー会社名を持った人はいた。事前の案内はしっかりとお願いします。

嫁「Pがいない!」
ア「いや、あそこにツアー会社名の紙持っている人がいるじゃん」
嫁「でも…」
ガイド「アレックスオスギサンデスカ?」
ア「そうですそうです」
ガ「オマチシテマシタ」

そこにいたのは、どうみても加藤茶だった。大病をする前の加藤茶を東南アジア風にしたら、まさにこんな感じだろう。それを嫁に言ったら、思いっきり吹きだしていました。失礼やろ!ガイドさんの名前はアルサさん。民族楽器の達人で、演奏のために日本に来たこともあるとか。日本人に楽器を教える代わりに日本語を教えてもらい、この仕事も始めたんだって。NHKに知り合いがいるそうで、芸能人や撮影クルーのガイドもするんだって。めっちゃカタコトだったけど、めんどくさいから普通に表記しますね。

ガ「日本人は、海外でも芸能人を見ると『写真撮ってください』って集まってきますね」
ア「あー、わかる気がしますね」
ガ「アレ、あとでガイドが怒られるのでやめてほしいね」

空港から出ると、めっちゃガラの悪い人たちがウロウロ。数人でたむろしていたり、タバコを吸っていたり、そこらへんに座り込んでいたり。自分たちだけじゃ怖くて通れん。おそらく、タクシーの運転手だと思うんだけどね。あ、そしてやっぱりそんなに暑くない。日本の梅雨より過ごしやすいぞ。湿度も気温も高いはずだけど、なんでだろう。

空港から車でツアー会社のラウンジまで移動。しかし、道路すごいぞ。体感的には車が1に対してバイクが3ってところか。信号が少なく、カオスな状態。2車線なのに3台が並行して走っているし、バイクは逆走しているし、至る所でクラクションが鳴っているし、追い越しすり抜けは車でも当たり前。あとで気づいたけど、追い越しとかする前に合図としてクラクションを鳴らしているっぽい。

左車線だけあって、走っているのは圧倒的に日本車。体感はスズキ≧トヨタ>越えられない壁>ホンダ、日産、ダイハツ>三菱>マツダ>スバル、外車。とにかくスズキとトヨタが多い。ガイドさん曰く、企業が使うのはトヨタで、それ以外はスズキって感じらしい。スズキのAPVというミニバンがそこかしこに走ってるんだよ。東南アジアのスズキのシェアは高いと聞いていたけど、これほどとは。三菱はトラックとパジェロが多かったな。日本以上に日本車しかいなくてビックリだよ。あと、基本マニュアル。メンテの関係だろうなぁ。

バイクはスクーター天国。ホンダが圧倒的で、ヤマハとスズキが頑張っている感じ。半分はノーヘルで、3人乗りは当たり前。10歳くらいの子どもが運転していたけど、免許どうなっとんねん。100~150ccがほとんどだそうな。スクーターに紛れて、ときどきスポーツタイプやオフロードが走っていたよ。アメリカンと大型はほとんど見なかった。っつーか、アメリカンの大型を1回見ただけだった。

ガソリンスタンドはあるけど、街中の小さい商店の店先でもガソリンを売っていて、バイクはそこで給油している感じ。明らかに管理が雑で、すごく心配。ガイド曰く、ときどき火事になって大惨事になるらしい。そりゃそうだろうな。商店密集しているし、1つ燃えたら連鎖的に爆発していくんだろう。国が規制しているらしいけど、全然だって。

2車線を3台で並行している脇を、ノーヘル3人乗りのバイクが追い越すとか、ホントに怖い。車もバイクも縫うように追い越ししているし、超スレスレで走っているし。いやー、よく事故らんわ。ある意味運転うまいんだろうなぁ。

ガ「事故多いですよ。毎日いろんなところで起こってます」

あ、やっぱり。幸い、旅行中に事故に巻き込まれることはありませんでしたが、結構ヒヤヒヤのシーンもありあしたよ。

ツアー会社のラウンジで怪しいウエルカムドリンクを飲みながら、両替。とりあえず5万円を現地通貨のインドネシアルピア(IDR)へ。570万IDRとかになるので、大金持ちになった気分。お札はヘロヘロだけど。最高額紙幣は10万IDRで、900円くらいですね。ザックリ、1円が100IDRって考えましょう。因みにペットボトル飲料が11,000IDR前後なので、物価はそんなに安くなかった。ゼロが多くなるので、K(1,000)で表示しているお店も多い。消費税とサービス税が乗ることもあり、その場合は数字の後ろに++が付く。ちょっとわかりづらいし、20%以上だった気がする。だいたい込み込みだし。

普段サイフはお尻のポケットに入れているのですが、この旅行中は肩掛けカバンに入れて、カバンも体の前でホールドです。近づくものはみんな敵です。まぁ、ついついクセでお尻のポケットにサイフを入れてしまうんですけど。

両替が終わったら、ホテルへ送迎。本日から3泊、インターコンチネンタル
バリに宿泊です。部屋はクラブルームです。よくわからないけど、一般以上スイート以下な感じ?一般棟とは別だし、専用のプールやラウンジが使えるので、ビジネスクラスみたいなもんか。チェックインもクラブルーム専用ラウンジで行います。エアコンガンガンでちょっと寒い。ピアノを生演奏してるし、外人さんたちがお食事したりお酒飲んでて、ちょっと場違い感が…。そしてホテルスタッフも英語が早口。チェックインの案内をしてくれているんだけど、何言ってるかサッパリだよ。結局、ガイドさんがスタッフとバリ語で話して、翻訳してくれました。ありがとう、アルサさん!つーか、日本語スタッフいるんじゃなかったのかよ…。

ガ「今軽食タイムですけど、部屋に行く前にご飯食べますかって聞いてます」
ア「あー、食べます食べます」

さすがラウンジ、ノンアルコールの飲み放題はもちろん、アフタヌーンティーとか、夜の軽食とか無料だよ。飛行機でお腹いっぱいだったから、軽食くらいで丁度いいや。あんまり種類ないし味はソコソコだけど、無料なので贅沢は言いません。ホテルからはウェルカムドリンクとしてスパークリングワインのサービスもありましたよ。至れり尽くせりですね。ワイン系はそんなに好きじゃないんだけど。

食後、部屋に案内してもらうと、まぁ広いこと。地味に、室内用サンダルの履き心地が良くて感動した。テレビは海外向けNHKと、日本カルチャー放送局みたいなのがありました。日本カルチャーっぽいのは、怪しい地方番組とか、テレ東の番組とか、インドネシア語のちびまる子ちゃんとか流れてました。

お風呂はバスタブと、シャワールーム。シャワールームとバスタブが若干離れていて不便。さらにシャワーは水量が微妙で、なんか流し切れていない感じ。バスタブのほうのシャワーはいい感じの水圧水量だったけど、水撥ね防止のカーテンがないので気を付けないとバスルーム中に飛び散ってしまう。ハネムーン特典のフラワーバスを試してみよう!ということで、バスタブにお湯を入れたのですが、お湯が黄色いよ…。どうなってんのや…。結局、私はシャワールームで全身洗って軽く流した後、バスタブに寝そべってシャワーですすぐという、面倒な使い方をする羽目になりました。

あ、トイレには何故か便器が2つありました。1つは普通の洋式でしたが、もう1つは洋式に似て非なるもの。結局使い方はわからないまま終わりました。ウォシュレットは、専用のノズルがトイレの横に付いていますよ。そもそも日本でもウォシュレットを使わないので、私は試してみませんでしたけど。

フルーツ盛り合わせがサービスで置いてあるのですが、あんまり美味しくない。ブドウは酸っぱいし、ミカンは青臭い。見たことないフルーツにも手を伸ばしてみたけど、うーん…。納豆の匂いがするフルーツには驚いたよ。ハネムーン特典でスパークリングワインのボトルが置いてあったけど、さっきラウンジで飲んだし。せっかくなので冷蔵庫でステイ。

なんとか、バリ島に上陸することが出来ました。どうなるかと思いましたが、なんとかなるものですね。今日は薄暗い街しか見れていないけど、想像よりごちゃごちゃしていたなぁ。明日からの観光に備えて、今日はもう寝ましょう。お休みなさい。

1月16日

2017-01-16 | Weblog
新婚旅行に行ってきました。外回り営業が終わり、内勤に戻るタイミングで、営業部門に『内勤に戻る前にちょっとお休みいただきます』と伝え、内勤部門に『内勤始まる前にちょっとお休みいただきます』と伝え、両方からちょっとずつ休みを引き出すこすい作戦を実施。無事に連休をゲット。国外逃亡に成功。

思い返せば紆余曲折。ここに至るまでには並々ならぬ苦労がありましたよ。

ア「南の島がいい。パラオとか行きたい」
嫁「海はいいけど、観光地がないと飽きるから却下」
ア「じゃあグアムとかサイパン?」
嫁「観光地少なそう」
ア「ハワイは?」
嫁「悪くないけど、将来子連れでも行けるよね」
ア「ニュージーランド」
嫁「お兄ちゃん住んでるからいつでも行ける。オーストラリアは?」
ア「あんまり興味ないんだよなぁ。フィリピンとかタイは?」
嫁「アジアはちょっと…」
ア「じゃあアメリカは?」
嫁「本土に興味なし」
ア「南米、メキシコとか」
嫁「アメリカ大陸自体に興味がない」
ア「ヨーロッパは?」
嫁「前に行ったし、今はいいかなぁ」
ア「アフリカ大陸は?」
嫁「喧嘩売ってる?」
ア「いやいや、地中海とかあるじゃん…」
嫁「却下です」
ア「じゃあトルコ。東洋と西洋が交わる、エキゾチックな街。親日だし」
嫁「えー…」
ア「もう、どこがいいんだよ。熱海かよ」
嫁「国内は無し」
ア「アジアダメ、ヨーロッパダメ、アメリカダメ、アフリカダメじゃ、ロシアくらいしか残ってないじゃん」
嫁「あそこはアジアでしょ」
ア「いや、ヨーロッパだろ」

その後もあーだこーだと全然決まらず。ニューカレドニアが候補に出たけど、公用語がフランス語とわかった時点で棄却。最悪、沖縄か北海道か。日程だけは仮決めしていたのですが、気づけば4か月前。急がないと90日前割引が使えません。結局、妥協に妥協を重ねてもらい、バリ島に内定。高いところに行ってチマチマするより、安いところ行って豪遊しようということになりました。

行き先が決まったら、次は行程を決めなければなりません。パンフレットやガイドブックで、早急に検討。そこで出てきた『キンタマーニ高原』の文字。行きたい。とても行きたい。むしろ行かない手はない。

ア「ねぇねぇ、ここ行こう。キンタマーニ高原」
嫁「何故行きたいのかを明確に述べよ。面白そうな名前だからという理由は却下」

なんだコイツ、名前以外に行きたい理由などあるはずがなかろう。

ア「ほら、高原で涼しいんだって。暑いばかりじゃイヤになっちゃうってよ」
嫁「メインの観光地から遠いじゃん。移動時間が無駄」
ア「でもホラ、景勝地って書いてあるし。海だけじゃなくて山もいいもんだよ」
嫁「ダメとは言わないけど、行きたいならスケジュールを考えなさい」

私のやりたいことは、海で泳ぐ、ゾウに乗る、キンタマーニ高原に行く、ライステラスを見る、寺院を見る、民族舞踊を見る。一方、嫁のやりたいことは、ホテルでのんびり、現地のスーパーで買い物、ちょっと観光。

バリの宿泊地と言えば、空港近辺や南端の海辺か、中部の山の中のウブドのほぼ二択。一方、寺院や景勝地は北部に集中。寺院や景色の観光をするなら、ウブドの宿泊がベターなのだが、嫁の『虫が多そうでイヤ』の一言で却下。なおさらキンタマーニに行きづらい。なんとか出来ないものかと調べていたら、オプションツアーが出てきました。HISのバリ島達人ツアー。民族舞踊を2種類見て、キンタマーニ高原に行って、ライステラスに行って、ウブドで買い物するという、やりたいこと詰め込みまくり。これだ!スケジュールはタイトだけど、1日で希望の大半をこなすことができる!

ホテルは基本的には嫁の要望通り、良いホテルとヴィラの2か所に滞在。お互いの意見が合致したのは、飛行機はビジネスクラスにするということくらい。大丈夫なのか。

無事に予約を終えて、残るは旅行カバンと私のパスポートくらいだ。カバンは嫁実家から拝借するとして、パスポートどうするか。アレ、戸籍謄本がいるのね。実家戻るの面倒だな…。このときばかりは、シフト制で良かったと思いましたよ。

しかしバリ島、調べれば調べるほど怖いぞ。入国審査時にハンコを押さず、出国時に違反金を巻き上げるとか、空港職員がカバンを運んでくれたと思ったらチップとして1,000円取られるとか、空港で写真を撮ると罰金を取られるとか、両替ではちょろまかすのが当たり前とか、レジで目を離したら同じ商品を何度も読み取られるとか、街中で日本語話す人はぼったくりとか。つーか空港ひどいな。ビザが必要だった頃はもっとひどかったらしいけど。本当に大丈夫なのか。あと、雨季。常夏だからと油断していたけど、10月からは雨季に入って雨が非常に多いらしい。マジかよ。

果たして人生(ほぼ)初の海外旅行はどうなったのか。相変わらず前置きが長いな…。

1月10日

2017-01-10 | Weblog
明けましておめでとうございます。12連休を頂いたところ、やる気は満充電されましたが、集中力はカケラも残らず消えました。何やっても眠い。何の話を聞いても理解できない。頭が全然回らないよ。

28日:前日飲み過ぎたので、のうのうと午後出社。机を片づけ、納会で酒を飲み、早々に帰宅。
29日:掃除とか年末の買い出しとか。比較的のんびり。
30日:近場で嫁と登山。年末のせいでいろいろひどい目に遭ったが、そこそこ楽しみました。
31日:買い物後、嫁の実家へ。ご馳走を頂きながら、紅白を見る。見たい人を見終わったら風呂に入って、2355/0655年越しをご一緒にスペシャルを見て、就寝。
1日:昼過ぎまで嫁実家でのんびり後、実家へ。寿導におちょくられ、嫁にキレられ、失意の就寝。
2日:嫁は早々に帰宅。本家に挨拶して、元同居人に忘れ物を届け、バイクで帰宅。
3日:隣駅の神社に初詣。御神酒を配っている巫女さんが可愛くて惚れる。帰り道でラーメン屋を2件発掘してホクホク。
4日:今日からはフリーダム。スポーツ王とかエロサイトとか見て、充実した休日を過ごす。
5日:右肩から首にかけて、原因不明の痛みに悶える。戦うお正月とかウルトラマンDASHとか見て過ごす。
6日:ゴルフ練習に行くが、あまりの寒さに早々に撤退。発掘したラーメン屋でガッカリして、アニメ見て過ごす。
7日:午前中に嫁の機嫌を取り、たい焼きと独身の語り部を実施後、新年会へ。お店は悪くなかったけど、親子丼が美味しくなかった。
8日:引きこもって録り溜めた映画とか見た。
9日:久しぶりに本を買った。いつ読むんだよ…。餃子作りという強制労働後、ご褒美のビールを飲んで沈む。

うむ、有意義な休暇だった。あの巫女さん、本当に可愛かったなぁ…。

今年の目標は酉年に因んで【低空飛行】です。墜落せず、上昇もせずに頑張りますので、宜しくお願い致します。

12月22日

2016-12-22 | Weblog
円安がヤバい。いや、ヤバくはないんだけどさ。大統領選挙の前に、101円でそこそこな額のドル貯金を持っていたのですが、105円に差し迫ったところで円に交換。その後、大統領選挙直前のお祭りで106円に差し迫り、めっちゃ後悔。そして大統領選に入り、まさかのトランプ勝利。『あー、これで先行き不安から円高が進むだろうなぁ』と思ったら、今や117円台ですね。どうしてこうなった。

あのとき売ってなければ…今までステイしていれば…年末ジャンボがソコソコ買えたのに!と思ったけど、大統領選まで保持する勇気は私にはなかったよ。

12月19日

2016-12-19 | Weblog
今年も棒茄子が実ったよ!いくらもらえるかなとワクワクしながら待っていたら、総務からメールがきたよ。

『今回から、各階級でボーナス額は一定となります』

○ヶ月分という考え方はなくなったようです。どれどれ、私の階級は…あ、ちょっと減ってる…。

もらえるだけ、ありがたいですね。

12月13日

2016-12-13 | Weblog
内勤になって困ったことは、朝が早いこと。朝が早いということは早起きをしなければならないということで、まぁ眠いんだよ。通勤時間帯も通勤ラッシュにぶつかり、満員電車に揉まれています。

そして、トイレが困る。便秘気味な嫁がトイレに籠もり、下痢気味な私が悶え苦しむ。今までは嫁が出社してから起きていたから、トイレ問題はなかったのに。

あと、これからは土日休みなんですよ。知人たちと登山に行きやすくなるし、有給も取りやすくなるのは歓迎されることですが、休みが嫁と同じになるんですよ。引きこもってアニメを見ることが出来なくなるのか…。

12月8日

2016-12-08 | Weblog
今年もこの季節がやってまいりました。以下に私が現代社会から取り残されているかを確認する、新語流行語大賞です。今年はテレビを観る時間が減り、ネットニュースに触れる時間(サボる時間)も減ったため、惨憺たる結果が予想されますね。

アスリートファースト: さっそくわからんね。おそらく、東京五輪関係とは思うけど
新しい判断: 小池都知事?もう都民じゃないからね
歩きスマホ: 本当に駆逐すべき
EU離脱: 選挙後に検索数が上がったのには笑った。トランプ政権もそうだったりして
AI: アレだろ、歌手だろ。街中にPepperさんが溢れてきた気がする
おそ松さん: ハッスルハッスル!マッスルマッスル!楽しい回とつまらない回の差が激しかった
神ってる: 聖☆おにいさん的な。日本シリーズで負けたのは残念
君の名は。: アレックス・オスギです。見てないけど、いいらしいね
くまモン頑張れ絵: 著作権的に、大変な決断だったと思います
ゲス不倫: ゲスってカタカナで書くと微妙だね
斎藤さんだぞ: 斉藤さんってアプリが昔流行ったよね。知らんか
ジカ熱: 結局大した影響なかったのかね
シン・ゴジラ: いつか見よう。それよりエヴァ作れや
SMAP解散: 大晦日に解散撤回したらホント笑える
聖地巡礼: 一時期立川が舞台のアニメが多くて、毎日が聖地巡礼でした
センテンススプリング: 私の47都道府県プロジェクトと同じニオイ
タカマツペア: 香川県が盛り上がったなら、それでいいんじゃないかな
都民ファースト: いまや県民なので
トランプ現象: それなりの経営者だし、それなりにうまくいくんじゃない?
パナマ文書: タックスヘイブンって、税金天国ってこと?
びっくりぽん: くら寿司でオモチャもらえるヤツでしょ?単語は知ってるけど、知らん
文春砲: どんだけ文春推しなんだよ
PPAP: 外国人にも通じたよ
保育園落ちた日本死ね: 日本は生き物じゃないから死にません
アモーレ: 平安時代の貴族たちが何かお願いするときの言い方でしょ
ポケモンGO: あれ、楽しいの?
マイナス金利: ご祝儀の一時保管として100万入っていた口座に付いた利子が2円だった
民泊: 外国人に日本の難解なご近所マナーを理解させるのは無理だろ
盛り土: 市場前駅はいつになったら市場が来るのか
レガシー: スバルの車でしょ。単語は知っているけど知らん

26/30か。思ったより時代についてきてた。

12月26日

2016-12-06 | Weblog
えー、1年間の刑期を終え、出所しました。外回り営業からデスクワークに復帰です。

長いようで、大変長い1年でした。冗談じゃない。良い思い出なんて全然ない。クレームの嵐、体のいい雑用、そんなんばっか。

客「ここ(店の前)、車停めていい?」
ア「一応駐車禁止なので…」
客「あ?取り締まりなんかしてないでしょ」
ア「ときどきやっているんですよー」
客「なによ、アンタがやるとでも言うの!?」

キレ所がわからない。

ア「納品物、ここ置いておきますね」
店「アレックスさん、そこにユーザー登録のやり方がわからないってお客さんいるので対応してください」
ア「その辺の業務はやっちゃいけないので…」
店「そういうのいいから、混んでるんだからよろしく」

客「これ半年前に買ったんだけどさ、壊れてるんだよね」
ア「さようでございますか」
客「返品しろとは言わないけど、半額返して」
ア「そういうのはやっていなくて…」
客「あぁ!?ここで買ったんだよ!」
ア「(知らねーよ…)こちらにコールセンターがあるので、相談してみてください」
客「オレに電話しろと言うのか!お前が電話しろ!それが客商売ってものだろうが!」

中国人と日雇い労働者と生活保護が多い地区が担当でしたからね、カオスでしたよ。昼間っから酒くさい人や、何日風呂入ってないんだよって人も少なくなかった。オイニーがヤバい。

でもね、そんな中でも金持ちっているんですよ。

客「コレ、くださる?」
ア「今あるのはこっち(同機能の他社製品)です」
客「私はコレが欲しいと言っているのに、何故別のものを持ってくるの?」
ア「こちらは同梱品と言って、普通には売っていないと思います。メーカー直営店に御相談ください」

客「前にこの店でコレを買ったんだけどさ、わかる?」
ア「いや、こちらはこの店では取り扱っていません」
客「そんなはずない、ここで買った!担当の○○が、商品入れ替えだからって半額にしてくれた!」
ア「(誰だよ…)店長、ご存知ですか?」
店長「○○が売ったんですね、でもうちの製品じゃないんですよねー」
客「そんなことは知らん。それより、コレを失くしてしまったんだ」
店長「はぁ」
客「同じものを同じ金額で売ってくれ」

お店からしたら上客かもしれないけど、私からしたらイヤな客でしたね。ホント、普通って素晴らしい。普通のお客様が神に思えたよ。

こんな生活ともやっとおさらば。これからは普通の生活に戻れるぞ!

上司「そういえば、キミがいない間に組織変更があって、キミのいた部署は無くなった」
ア「は?」
上司「新しい部署は、出来たばかりで仕事がない」
ア「は?」
上司「頑張れ」

頑張れません