AKB48の総選挙が実施されている。途中の結果について、独自調査が実施された結果、なんと第2位がHKT48に移籍した指原莉乃となっている。これにはびっくりである。不祥事があって、左遷された扱いの指原が、東京および博多のファンに支えられて、上位に立っているのである。
アイドルグループ「AKB48」の32枚目のシングル(タイトル未定・8月発売予定)を歌うメンバーを選ぶ「第5回AKB48選抜総選挙」の投票締め切りまで残り1週間。8日の開票イベントを前に、毎日新聞デジタルは5月29、30の両日、調査会社「マクロミル」の協力でファンの投票動向に関する独自調査を実施した。「誰に投票する(した)か」(1人を選択)との質問に対する回答では、初の連覇を目指す大島優子が得票率17.1%で1位、2位のHKT48・指原莉乃(得票率10.1%)に7ポイントの差をつけて圧倒し、投票速報では3位スタートだった大島が“選挙戦後半”に向け暫定首位の指原を逆転し引き離す勢いを見せている。
また、速報15位だった篠田麻里子が同8.3%で3位、初の女王を目指す速報2位の渡辺麻友が同8.2%で4位、速報では20位スタートと出遅れた小嶋陽菜が同6.4%で5位だった。また、6位に“ぱるる”こと島崎遥香(同6.2%)、14位に“センターバカ”として注目される川栄李奈(同2.1%)が入るなど、次世代を担う若手メンバーが存在感を示す結果となった。
大島を選んだのは、男性48.9%、女性51.1%と男女比がほぼ同じ。年代別では、30代前半と40代前半で18.2%の高い得票率を記録したが、世代に関わらず幅広い支持を集めている。また、「現在のAKB48のセンターにふさわしいメンバー」を聞く質問でも、大島が50.1%と過半数の支持を集めて首位に立ち、2位の渡辺麻友(18.3%)、3位の指原(5.4%)に大差をつけて圧倒的な強さを示した。
調査は約2万人の中から、今回のAKB48選抜総選挙に「興味がある」か「投票する(した)」と回答した515人(男性319人、女性196人)を対象に実施。5月22日に発表された速報結果の上位64人の名前から1人だけ選ぶ形で回答を募った。
「AKB48選抜総選挙」は09年から行われており、5回目となる今回は初めて立候補制をとり、前回1位の大島ら選抜常連組をはじめ、次世代を担う若手メンバーや姉妹グループ、卒業メンバーら史上最多の246人が参加。投票は6月7日午後3時で締め切られる。開票イベントは6月8日に日産スタジアム(横浜市港北区)で開催されるイベントの第2部として午後5時半から行われる予定。(毎日新聞デジタル)
独自調査による順位は以下のとおり(カッコ内は投票速報の順位)
1位 大島優子 AKB48チームK (3位)
2位 指原莉乃 HKT48チームH 兼 HKT48劇場支配人 (1位)
3位 篠田麻里子 AKB48チームA (15位)
4位 渡辺麻友 AKB48チームA (2位)
5位 小嶋陽菜 AKB48チームB (20位)
6位 島崎遥香 AKB48チームB (7位)
7位 柏木由紀 AKB48チームB (5位)
8位 板野友美 AKB48チームK (14位)
8位 高橋みなみ AKB48チームA (18位)
10位 山本彩 NMB48チームN (13位)
11位 横山由依 AKB48チームA (9位)
11位 峯岸みなみ AKB48研究生 (26位)
13位 松井玲奈 SKE48チームE (6位)
14位 川栄李奈 AKB48チームA (33位)
15位 松井珠理奈 SKE48チームS兼AKB48チームK (4位)
15位 宮澤佐江 SNH48兼AKB48チームK (12位)
15位 梅田彩佳 AKB48チームB (22位)