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痛恨!藤田まこと逝去

2010年02月18日 23時30分25秒 | Weblog
 
                  「必殺仕事人2009」で会見する藤田まことさん=2008年12月13日
 辛すぎる訃報が入ってきた。あの「藤田まこと」が逝去したとのこと。誠に残念至極である。藤田まことをはじめて見たのは、TVのバライティー喜劇「てなもんや三度笠」であった。馬顔の藤田まことと珍念役の白木みのるの名(迷?)コンビの時代劇喜劇だったのである。当たり前田のクラッカーとして、前田製菓定番CMでおなじみの番組だったのである。そして、なんといっても、不条理な世界を痛快に切っていく、「必殺仕事人」の中村主水(もんど)役が素晴らしかった。うだつの挙がらない岡っ引き同心が、実は、悪を切り裂く、恐ろしい剣術の持ち主という裏家業「仕事人」だったのである。常に、婿呼ばわりされ、いじめられる亭主が、実は、相当の剣術の使い手だったという二面性のある役の構成に、歓喜であった。
 テレビ時代劇「必殺」シリーズの中村主水(もんど)や「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事などでお茶の間に親しまれ、舞台や映画でも個性的な演技を見せた俳優、藤田まこと(ふじた・まこと=本名・原田真=はらだ・まこと)が17日、大阪府吹田市内の病院で死去した。76歳。東京都出身。昭和8年生まれ。父は無声映画時代の時代劇スター、藤間林太郎で、少年時代の多くを関西で過ごした。高校中退後、司会業などで地方を回り、大阪で喜劇俳優に。37年、テレビの時代劇バラエティー「てなもんや三度笠」であんかけの時次郎を演じ、一躍お茶の間の人気者となる。番組では白木みのる、財津一郎らとの掛け合いが笑いを誘い、提供CMのキャッチコピーもヒットさせた。
 
その後、人気時代劇「必殺」シリーズで「ムコ殿」といびられる恐妻家の殺し屋・中村主水、「はぐれ刑事純情派」で人情肌の安浦刑事といったロングランドラマで個性的な主役を務めた。舞台や映画でも活躍。一方、事業失敗による多額の借金も話題になった。近年は健康面に不安を抱え、20年には食道がんで6月の明治座「剣客商売」を降板。入院して手術を受けた。その後、ドラマ「必殺仕事人2009」「剣客商売」などの収録に病院から通ったが、21年9月に慢性閉塞(へいそく)性肺疾患と診断され、ドラマ「JIN-仁-」を降板した。


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