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信州ドライブ旅

2012年10月08日 17時38分19秒 | Weblog

 この3連休は、結婚記念日がそろそろということもあって、信州に家内と一泊でドライブに行ってきた。まだ暑い日が続く今日、紅葉にも、まだちょっと早い時期。しかし、この期間に信州に行くのは、中々の風情が楽しめたのである。これから紅葉になる山々の景色や、諏訪湖の雄大な景観、国宝松本城、そして、この時期に催していた「信州・松本そば祭り」が圧巻なのである。代々木公園にて、「北海道グルメ展」が開催されていたのであろうが、、信州そばに舌鼓を打つことも、これまた最高に気分の良いことなのである。

 
 まずは、ドライブの最中、休憩地点に選んだのが「諏訪湖SA」。ここは、下り線では山あいに、上り線では、諏訪湖の畔にテラス席が設けられており、ここから『諏訪湖』の雄大な景色を見るのは、最高なのである。昨日は、少々雨模様であった天気も午後には晴れだしたので、ちょうど天気の回復した時に諏訪湖を見ることができた。この諏訪湖を一望できる景観は、高速道路にある多くのSAの中でも、そんなに多くない名所であろうと思う。雄大な諏訪湖に、白鳥型観光船が行き来し、ボートが静かに湖上を滑っている。背景にはアルプスの雄大な山々が、一層景観を美しく見せてくれる。上り線のSA内テラス席は、スターバックスコーヒーを飲みながら、優雅に景色を楽しむことができる。これは、至極幸福感を与えてくれるひと時なのである。
       
 国宝『松本城』は、それほど大きな天守閣の城ではないが、お堀から見る景観は、これまた素晴らしい。松本城松本市のシンボルとも言える松本城はパンフレットによると「戦国の世の、権力の盛衰とともに城主を次々と変えた松本城。築城は永正年間(1504~21)と伝えられているが、小笠原貞慶が整備拡充し、城下町の形を変えたのは天正10(1582)年のこと。現存する天守を築造したのは石川康長で、文禄2~3(1593~4)年頃と言われている。天守は昭和25年から、文部省直轄の国宝保存工事第1号として修理された。装飾を抑えた破風、木と木の組み合わせによる造形、朱塗りの廻縁をめぐらせた月見櫓も美しく、質実剛健の威容を携え、国内外から訪れる人々を迎えてくれる。」とある。又、現地案内板によると「 江戸時代中期の松本城の様子-本丸と二の丸からなるこの地域は、松本城の中枢である。面積約2730㎡の本丸御殿(政庁)と五重の天守閣がそびえていた。二の丸には、東から面積約2330㎡の二の丸御殿(藩庁)、面積約700㎡の古山地御殿大天守(城主私邸)、松本藩の籾蔵、幕府の八千俵蔵(備蓄米2000石貯蔵)、焔硝蔵が並び、また、外敵に備えて5棟の隅櫓がおかれていた。なお、現在二の丸御殿跡は平面復元されている。」とある。松本城は天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の5棟が昭和27年(1952)に国宝指定になっている他、敷地全体が昭和5年(1930)に国指定史跡に指定、平成18年(2006)には日本名城100選の1つに選定されている。その後、松本城は二の丸と本丸御殿(黒書院)に続く枡形門である黒門一の門(楼門)を昭和35年(1960)、平成元年(1989)には黒門二の門(高麗門)を復元し、平成11年(1999)には三の丸と二の丸を繋ぐ枡形門である太鼓門が復元され、当時の松本城の威容を伺え知ることが出来きる。
 この松本城の城内も、実に洗練されている佇まいがある。松などが茂り、お堀によって守る城郭は、実に美しい。黒塗りの様子を見ると、加藤清正の熊本城を思い出す。しかし、城郭はそれほどの規模ではなく、東北の大名であるという格式通りなのであろう。城内を歩いていると、加藤清正がこの城に立ち寄った時のエピソードが碑文となっていた。「加藤清正がこの城に立ち寄ったとき、土産に駒(馬のこと)を寄贈することになった。2頭の内、どちらの駒がよろしいか選んでくださいという松本城の重鎮の申し出に、せっかくの申し出であり、私ごときが選ぶには荷が重い。選ばずに、どちらもいただくことにすると、加藤清正は言ったのだそうだ。流石に器の大きな強者であると、一同を感嘆させたということだ」。
              
 そして、この時期は「信州・松本そば祭り」が、松本城の城内で開催されていた。この広い城内に、そばどころのブ-スが18、それ以外にステーキ串、ジェラード、おやき、手羽先等の専門店ブースも多く出店していたので、目移りしてしまった。その中で、新そばが美味しそうだった「そば処 小沢」に入り、山かけそばともりそばを注文。どちらも500円だったが、そばあんみつが300円プラスでセットできるため、山かけそばは、セットメニューとして注文した。新そばは実にうまい。細く茹で上がったそばを、いただく。コシがあって、風味が良い。この時期のそばは、最高である。また、とろろも絶妙で、粘り気が強く、香ばしい味に仕上がっている。城下町で蕎麦屋に入ろうと計画していたが、このイベントのおかげで、美味しい蕎麦を堪能できたのである。
           牛鮮厨房 代官山 - 料理写真:
 そばの次に食べたのが、牛鮮厨房「代官山」の゜牛串焼き500円である。この牛肉は、最高に美味しかった。こだわりのA5ランクの牛肉を、シェフ自ら焼いてくれる牛焼き串なのである。この牛肉にかかっていた塩と胡椒がまた、絶妙なのである。さらに、この牛串に、デミグラスソースをかけていただく。気分が最高!!これほど濃厚にして、うまい牛肉を、しかもこんな屋台風な場所で食べたことがない。これには、我々は仰天し、感動を覚えたのである。

 しかし、信州は東京から遠い。車で約3時間の道のりなのである。首都高速→中央高速→長野自動車道を乗り継ぎ、松本ICにて高速を降りるのであるが、この中央高速が実に渋滞が多い。この渋滞の40㌔を通過するのに2時間以上費やしてしまった。東名高速、東北自動車道、常磐道等色んな高速道路を使ってきたが、中央道ほどの渋滞はない。この高速は、渋滞が多過ぎると感じた。渋滞を体感した旅だったということである。
  ゜うーーーん、残念!!゜


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