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面白いアニメ、新世紀エヴァンゲリオン

2013年10月12日 10時49分34秒 | Weblog

 ジブリ映画「風立ちぬ」が人気を博し、興行成績も好調である。あのゼロ戦を制作した堀越二郎を主人公にした作品なので、戦争肯定と批判されもしたが、映画自体この部分については神経質なぐらい触れておらず、純粋に空を飛ぶという堀越の夢を描いた作品としている。
 この中で、主人公の声優を務めたのが、「新世紀エヴァンゲリオン」の監督・庵野秀明である。かつて、非常な人気を博した「新世紀エヴァンゲリオン」。この作品は、「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」に続く第三世代アニメと称されている。このアニメ実に良くできているし、大変面白いのである。
 
庵野秀明監督、GAINAXの原作によるSFアニメ作品で、大災害「セカンドインパクト」後の世界(2015年)を舞台に、巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。1995年10月4日から1996年3月27日にかけて全26話がテレビ東京系列(TXN)で放送された。放送時の視聴率は低かったが、放送終了後に斬新なストーリーが物議を醸し賛否両論の議論を引き起こした。1970年代の『宇宙戦艦ヤマト』、1980年代の『機動戦士ガンダム』と並び、後のアニメへ影響を与えた第三世代のアニメ作品でもあり、爆発的なアニメブームのきっかけとなった。1997年には、TVアニメ版の結末(第弐拾伍話、最終話)とは別の結末を描いた劇場版『Air/まごころを、君に』(第25話、第26話)が公開された。
 
漫画とアニメのメディアミックス作品であり、貞本義行による同名の漫画が、テレビ放送に先立つ1994年12月より角川書店の漫画誌上で連載開始され、18年後の2013年6月に完結した。この漫画版の結末は、TVアニメ版ではなく、劇場版『Air/まごころを、君に』をもとにしている。2006年には、本作を新たな設定・ストーリーで「リビルド(再構築)」した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全4作の制作が発表され、2007年に第1作『序』が、2009年に第2作『破』が、2012年に第3作『Q』がそれぞれ公開されている。
 
物語の舞台は西暦2000年9月13日に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、国連直属の非公開組織・特務機関NERV(ネルフ)の総司令である碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な人型兵器エヴァンゲリオン(EVA) 初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられる。当初はゲンドウの命令で、そしてEVA零号機のパイロットである少女綾波レイの負傷を目の当たりにしたため仕方なくEVAに乗っていたシンジだが、使徒との戦い、そして戦闘指揮官であり保護者役となった葛城ミサト、同級生鈴原トウジ・相田ケンスケらとの交流によって次第に自らの意思でEVAで戦うようになる。第3、第4の使徒を倒し、戦線復帰したレイとともに第5の使徒を倒したシンジに、新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女惣流・アスカ・ラングレーが仲間に加わり、彼らは次々と襲来する使徒を迎撃し、たびたび窮地に追い込まれるも辛うじて勝利を重ねていく。しかし、米国からNERV本部へと移管された新型機・EVA3号機の起動実験の際、3号機に寄生していた第13使徒が3号機を操り暴走をはじめたため、ゲンドウは3号機を使徒(敵)として処理することを決定。レイの零号機とアスカの弐号機が倒されるが、それでもシンジが人間の乗っているEVAを相手に戦うことを躊躇したため、ゲンドウはEVAの自律型操縦システム「ダミーシステム」を起動させる。シンジの意思とは無関係に初号機は3号機を破壊し、3号機のコックピット(エントリープラグ)を握り潰す。そしてシンジは、そこに自分の友人、鈴原トウジが乗っていたことを知る。自らが乗ったEVAの手で友人が足を切断する大怪我を負ったことで、シンジはEVAのパイロットを辞めるが、そこに強大な力をもつ第14使徒が現れ、迎撃したアスカの弐号機とレイの零号機も敵わず倒される。そしてその窮地を目にしたシンジは再び自分の意思でEVAに乗ることを決め、使徒と戦い、そして最後はEVA初号機の暴走によって使徒を倒すことに成功する。しかし次に現れた第15使徒との戦いにおいてアスカが精神攻撃を受け廃人となり、第16使徒との戦いではレイがEVA零号機とともに自爆し死亡する。相次いで仲間を失ったシンジの前に新たなパイロット渚カヲルが現れ、シンジはカヲルに対して心を開いていくが、実は彼こそが最後の(第17の)使徒であった。カヲルは自分か人類のいずれか片方しか生き残れないとシンジに説き、アダムと出会うという目的を果たせなかったためシンジの乗るEVA初号機の手で殺されることを願う。シンジは困惑し逡巡するが、カヲルを初号機の手で握殺する。


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