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B級グルメ道163 芳醇な和菓子 群林堂の「豆大福」

2013年03月26日 21時55分37秒 | Weblog

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和菓子は、非常に繊細で、趣のある菓子である。日本人として存在しているのであれば、この究極の境地に触れてみるのも一興なのであろうと思う。和菓子といっても、実に奥が深いのである。焼き菓子もあれば、生菓子もある。洋式ではできない世界が、´和´の中にあるのも事実。この境地が、素晴らしいのである。これは、一朝一夕で習得できない世界にあるからこそ、輝かしい伝統で受け継がれているものなのである。
 大事な人に、「ご贈答」で持っていきたい和菓子は?と問われたら、あなたは何を選択しますか?和菓子・・・・、非常に奥の深いジャンルである。先ほども述べたように、焼き菓子、生菓子等あれこれ悩んでしまうこと必須なのである。しかし、相手のあること、自分自身が如何に悩もうとも、相手の知ったことではない。自分自身の身勝手な悩みでしかないのである。でも、相手に最上の評価をされたいという思いはあるので・・・・、実に悩むのである。ここが重要な選択のポイントなのである。
 和菓子といえば、上品な京都の和菓子が思い浮かぶ。この京都の和菓子は伝統に裏打ちされたものであるからこそ、贈答に使えるのである。それは歴史が語っているのである。では、東京で地場の喜ばれる贈答品といえば、なんなのであろうか・・・?料理研究家でもある岸朝子は、贈答として喜ばれる「東京の銘菓」を五つ星として列挙している。ジャンル別に・・・・。
 先日、仕事で護国寺に行った。数十年前にお受験殺人事件があった、あの´音羽´という場所である。ここは従来から、幼児の受験競争が激しく、教育競争の激烈な大変な地区ではあるのです。そんな中、ご贈答には、和菓子が欠かせない地区でもあるのです。
 ふと歩いている中で、ビルの1Fに、見たような名前があった。「群林堂」。ここは、確か多くの人が並んでいて、買いたいのに大変な時間を要する和菓子屋であったはず。でも、その日の13:40頃は並んでもいない状況だったので、ここがあの有名和菓子店かと疑ってしまった。現在建て替え中の大塚警察署と道路を挟んで立地している、紛れもない有名な和菓子屋である。「群林堂の豆大福」は、相当に有名な銘菓なのである。
 疑っていた私は、女性店員に「塩大福ですか?」と質問を投げてみた。「豆大福です」と実に高圧的な返答が帰ってきた。紛れもない、あの有名な銘菓「群林堂の豆大福」であることが、返答の仕方で十分すぎるくらいに分かった。「すみませんが、2個ください」と私。不機嫌そうに、袋にそのまま2個を入れた。実にそっけない対応。しかし、私の前後に次々にお客が買いに来たことで、なるほど、あの有名店であることが感じられたのである。
 家に帰って、家内と1こずつ食べてみた。この豆大福の賞味期限は即日。明日になってしまっては、餅が固くなってしまうのである。実に弾力ある餅に、赤豆が入れ込んである。そして、十勝産の小豆の餡は、甘すぎず実にうまい。さすが、多くの人が贈答に購入する「豆大福」である。実に堪能した「豆大福」であった。


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