日本人の覇者への足跡が鮮明になってきた。日本人が中々決勝に進出できないテニス界。しかし、日本の錦織圭選手は、強豪をなぎ倒し決勝進出を果たした、全米オープン。最終的には決勝で敗退したので優勝には至らなかったが、アジア人で決勝まで行ったのは歴史的快挙なのである。全米オープンは、全仏オープン、全豪オープン、ウィンブルドン選手権(全英オープン)と並ぶ4大大会の一つ。この大会で、準優勝した錦織圭は、素晴らしい選手であり、アジアの誇りである。
錦織圭選手の活躍を、米国の3大新聞もこぞって記事にしていた。本当に優勝するのではないかとさえ言われていたが、まあ、この点は残念であった。あのマイケル・チャン(現錦織圭のコーチ)が知名度を上げた大会でもある。小柄な選手が、190センチ近くの大柄な欧米人に打ち勝つ姿は、柔道に似ている。´柔よく剛を制す´との格言の通り、体格で優勢な巨漢を小さい人間が打ち倒す光景は、見ているものを興奮させる。判官びいきと言われてもしょうがないが、どう見ても劣勢な人間が勝つことは、この上ない出来事であり、素晴らしいと感じる。
今日、錦織圭選手は、日本に凱旋帰国した。成田では多くのファンが出迎えた。素晴らしい戦いに賞賛の嵐である。誰も成し遂げなかったことを、彼はやってのけた。素晴らしい選手である。これからのグラン・ドスラム制覇を目指して頑張ってほしいと思うのである。
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