今週は、一週間(と言っても金曜までだったが)大阪での引き継ぎを行った。先輩がこの夏には退職なので、そのお取引先を引き継ぎに大阪で4泊五日の出張を行ったのである。大阪は、本当に変わったなあと感じた。あの「阪神淡路大震災」の数年後に友のところにお邪魔して、大阪梅田や西宮の居住していたところを見て回ったことはあったが、あの当時ははまだ震災の傷跡が生々しくて、おおよそ復興とまではいかない状況だった。しかし、今回、梅田、なんば、天王寺、天満橋、鶴橋、京橋、千里中央、北花田等各地を回って感じたことは、色んな場所で大阪らしく復興されてきているという感じを受けた。梅田は、阪急が中心となった再開発を行い、巨大な、しかもモダンな高層ビルが多く建設された。また、天王寺も「あべのQ’sモール」等ショッピンクタウンが整備され、見違える世界が作られている。大阪にいた当時のダーティーな天王寺という感覚は、完全に払拭された。さすが、大阪のど根性は素晴らしいものがある。ただ、エスカレーターを昇るときに、右側に固まるのがどうも東京と異なるところであり、なかなか受け入れ難いところではあるが・・・・。
今日は、4月下旬なのに寒い雨が降っている。夕刻、娘の帰宅に合わせて、近隣のもんじゃ・お好み焼きの「道とん堀」で夕食とすることにした。この道頓堀、関西の系列ではあるが、お好み焼きのみではなく、もんじゃも手がけてくれる。また、いかげそ焼やチーズ焼き等、焼の種類も豊富なところがうれしい。我妻は、もんじゃが大好物なのである。月に1回は、もんじゃを食べたいという思うが強くなるらしく、本日ももんじゃのあるこの「道とん堀」を選択。近隣には、パスタ屋やインドカレー屋、焼肉屋、中華レストランもあるが、どうしてもこのもんじゃが良いのである。ということで、久々になるが、「道とん堀」での夕食会を開催する運びになったのである。
先ずは、飲み物を注文。私はハイボール、娘はコークハイ、妻はシークワーサーサワーと、3者3様。そして、お酒のつまみとして、「いかげそ焼」、「山盛りキャベツ」を注文。メインはやはり、もんじゃである。「スナックラーメンもんじゃ」と「チーズinお好み焼き」を注文。ほどなくして、つまみから順次到着。いかげそは実に酒に合うのである。香ばしく味付けされたいかげそを鉄板で焼きながら、それをつまみに酒をグイッといただく。「天にも昇る境地」とは、このことである。実にうまい。酒もつまみも。そして、ニンニクの塩だしの利いたキャベツも実に美味。ニンニクのにおいが残るのが気になるが、そんなことを言ってられない。お酒には、抜群に合うつまみなのである。そして、もんじゃ・お好み焼きも到着。もんじゃはキャベツ等の具材を先ず鉄板に落とし、へらで細かくしながらドーナツ状の土手を作る。そして、もんじゃの残っていたたれをそのドーナツの真ん中に入れ込みながらかき混ぜる。徐々にねばりけを持ちながら、もんじゃがゲル状に固まってくる。その状況で、小さなへらで鉄板に押し付けながら、煎餅状にしていただく。「うまい!!!」。しばらくぶりのもんじゃは、実に香ばしくうまい。そして、酒に合うのである。お好み焼きも、円形にしながら焼き始めた。ほっこりと、これまた香ばしく焼けてきた。ソースにマヨネーズをかけ、いただく。「これまたうまい!!」。その間に、私はホルモン焼きを注文した。
今月は、家族に誕生月の人間がいたので、バースデイ・プレゼントとして、店側でアイスクリームと次回のデザート無料券をもらった。その上、この道頓堀で有名な「パフェ・もんじゃ」、そして「冷凍ミカン」、「わらびもち」も追加注文。もんじゃやお好み焼きを食べた後のデザートは、実にうまい。ここの名物である「パフェ・もんじゃ」は、デザート感覚のもんじゃなのである。
実に、堪能し感動した「もんじゃ・お好み焼き」の夕げは、全員の感動のうちに終了したのであった。
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