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夏の出来事

2008年06月24日 23時21分00秒 | Weblog

         パーフェクト・ストーム

 日曜日から、スカパー光(デジタル)始動なのです。やはり、このデジタルチャンネルは、300局以上のネット回線を持っているので、バリエーションが凄い。これだけの数の番組が見れることは、最高にエンジョイできますね。初期費用の免除に加え、2ヶ月間見放題で、しかも、月間使用料金が無料なのです。この機会に契約外の番組をとことん堪能しようと思っています。映画チャンネルでは、ムービープラス、スターチャンネル、チャンネル
NECO、ザ・シネマ、日本映画専門チャンネル、時代劇専門チャンネル等10局以上を見れるし、娯楽番組、歌謡曲、クラシック、アニメ、ドラマ等好きなものを、ほぼ24時間ぶっとーしで見れるのです。これは、最高の悦楽の境地に達してしまいますね。ドラマの好きな人は、欧米、中国、韓国、日本のドラマを1日中見ていることもできるので、答えられない楽しみになってしまいますね。これまでの地元ケーブルTVとは、雲泥の差です。これ程に素晴らしいものだとは、加入するまで知りませんでした。因みに、映画は、「パーフェクト・ストーム」「西遊記」を観ました。「パーフェクト・ストーム」は、カジキまぐろ漁船と2つの巨大ハリケーンとの、大海原での大活劇を描いたもので、大きな波との人間の死闘、大海原がハリケーンで暴徒化する凄まじさをVFXの技術も取り入れて、迫力満点に見せてくれました。これ程凄まじい映画とは、知りませんでした。この映像にあっぱれですね。「X-MENファイナルデシジョン」の迫力も凄かったですが、この「パーフェクト・ストーム」の方が、数段上の迫力です。この映画は、是非、一見して頂きたいと思います。必ずや、堪能することでしょう。1つのハリケーンの荒れ狂う波間を死の覚悟で乗り越えるのですが、晴れ間の向こうに、もう一つの更なるハリケーンによる大津波が控えていたのです。絶望を乗り越えたかに見えた先の、完全なる絶望感は、筆舌に耐え難い無慮感にさいなまれます。本当にやるせない気持ちになってしまう映画です。これは、実話をベースにした映画のようですね。
パーフェクト・ストーム

 








 明後日は、広島出張です。広島と言えば、夏に大きな出来事がありました。言うまでもなく、「原子爆弾の投下」による終戦ですね。ドイツが開発していた原爆に先んじて、戦争終結のためにアメリカが大急ぎで技術開発したのが、ウラニウム型原爆「リトル・ボーイ」だったのです。この原爆は、1945年8月6日午前2時45分、マリアナ諸島テニアン島の飛行場から飛び立ったB29爆撃機「エノラ・ゲイ」によって、広島に投下されたのでした。その3日後に、プルトニウム型原爆「ファットマン」をB29爆撃機「ボックスカー」が長崎に投下したのです。この2つの原爆で、日本の敗戦は決定的となり、終戦を迎えたのでした。何故、原爆は、広島と長崎だったのか?皇居のある東京や京都は、原爆投下の対象からはずされたと言われているが、実際はそうではなかった。最初は、皇居を攻撃の対象としていたが、それよりも非常に好候補地があった。京都である。最初の原爆実験としては、最適な盆地の土地京都は、原爆の威力を最も発揮させるに適した土地であった。この京都への投下をギリギリの中で中止させたのは、京都にフィリピン総督時代に訪れ、文化遺産が残る街並みに感銘を受けたアメリカの実力者スチムソンが個人的に反対したためであった。彼が反対しなかったら、今頃、日本の伝統美の京都は、広島になっていたことだろう。そして、第二の候補は、小倉であったが、投下する当時の小倉は雲に閉ざされ、予定を変更しての長崎投下となったのです。場所はともあれ、2つの大きな悪魔が投下される計画だったことは、考えただけで恐ろしいものですね。当時、アメリカは「マンハッタン計画」という原爆製造のプロジェクトに巨額の資金を投入していた。終戦のために、原爆投下が必要だったのではなく、この巨額の資金の成果を示すために、原爆投下による成功が必要だったと、当時の事情通は述べている。これが本当だとしたら、人命を何と考えているのか、アメリカという国は・・・。

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