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古き時代のドラマ

2013年10月27日 22時33分35秒 | Weblog

 最近のドラマは、面白いものが増えているようだ。ついこの前終了してしまってはいるが、TBSの「半沢直樹」、NHKの「あまちゃん」等中々のものが多く、しかもかなりの視聴率を稼ぎだしている。
 1980、90年代にも実は、これらに匹敵する視聴率を稼いでいたドラマがあった。これらは、一般ウケする恋愛ドラマではあった。「男女7人夏物語」「男女7人秋物語」「101回目のプロポーズ」何かがそうなのである。視聴率は30%後半を稼ぎ出していた。今はお笑いの神様のような明石家さんま、実際の夫婦だった大竹しのぶが主演だったコメディー的恋愛ドラマが男女7人・・・である。また、フォークソングの歌い手だった武田鉄矢、W浅野として人気を不動のものにしていた浅野温子(W浅野のもう一人は、浅野ゆう子)が主演の101回目のプロポーズは、さえない男が真剣に恋愛に向き合うというドラマ。これらは、多くの人を釘づけにしたドラマなのである。


1.『男女7人夏物語』(だんじょしちにんなつものがたり)は、1986年にTBS系列・金曜午後9時(JST)に放送された日本のテレビドラマである。

明石家さんまと大竹しのぶを引きつけ、後に結婚(IMALU誕生、そののち離婚)に至ったドラマとして有名。さんまと大竹の掛け合い漫才的な面白さが話題となり、最高視聴率は31%を越え、翌年の『男女7人秋物語』に派生した。トレンディドラマの元祖であるとも言われる。
 前日、酔っ払って家で寝ていた旅行代理店ツアーコンダクター・今井良介。だが、朝起きてみると、ベッドに知らない女が寝ていた。自宅に寝ているのだからどこかで会ったことがあるのだろうが、全く記憶が無い。その女を起こさないようにベランダに出て、友人である野上君章に電話をかけるところから物語は始まる。




2.『男女7人秋物語(だんじょしちにんあきものがたり)は、1987年にTBSで放送されたドラマ。前年に放送された『男女7人夏物語』の続編である。
 

キャストは明石家さんま、大竹しのぶ、片岡鶴太郎のみ夏物語から据え置き、他のメンバーは入れ替えた。池上季実子演じる浅倉千明はロンドンに転勤になったという設定で、夏物語のラストには付き合って結婚の約束までしていた貞九郎(鶴太郎)は、また独り者に戻っている。また、野上君章(奥田瑛二)は中国に転勤になっており、野上の恋人である沢田香里(賀来千香子)も付いて行ったことに、椎名美和子(小川みどり)は結婚して幸せに暮らしていることになっている。

主題歌は森川由加里の「SHOW ME」で、夏物語の主題歌である石井明美の「CHA-CHA-CHA」に続き、こちらも大ヒットした。ドラマのクライマックスでは毎回、「SHOW ME」のイントロが流れ、演出に一役買っている。

最高視聴率は36.6%。ドラマは夏物語のオープニングと同じように、良介が寝ていたベッドに違う人間(今回は山下真司演じる高木)が寝ており、良介がベランダに出て電話をかけるシーンから始まる。踏み切りで桃子が良介にしがみ付いて泣くシーンなどは、名シーンとして語り継がれている。また、翌1988年4月1日には、男女7人(さんま、大竹、岩崎宏美、鶴太郎、山下、手塚理美、岡安由美子)が再び集結し「さんちゃんしーちゃんなんでもトーク」が放送され、出演者の裏話的なトークが披露された。

ドラマのタイトルは夏物語と同じく「男女7人」であるが、今作は前述の7人に柳葉敏郎、麻生祐未を加えた「男女9人」での恋愛ドラマが繰り広げられている。

このドラマの放映後に製作されたゴールデンコンビ(さんま・大竹)の映画「いこかもどろか」が公開された直後、本当に愛を育んでいた二人が結婚した。(のちに離婚。ふたりの間に生まれたのはIMALU)また、このドラマから10年後、同じスタッフで同じコンセプト(役どころは異なるものの、中年になった良介というコンセプト)のドラマ「その気になるまで」が日曜劇場で放送され、さんま、手塚が出演した。

明石家さんまが第4話の撮影が終わっていないことを知らずに調髪をしてしまい、第4話は場面ごとに良介(さんま)の髪の毛が伸び縮みする不自然な内容となる。劇中良介が通勤に使っていた日本カー・フェリー(後のマリンエキスプレス)川崎-木更津便が話題となりドラマとの相乗効果で一時期乗降客が増えたが高速道路東京湾アクアラインの完成により1997年12月17日をもって廃止された。




3.『101回目のプロポーズ』(ひゃくいっかいめのプロポーズ)は、1991年(平成3年)7月1日から同年9月16日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21:00 - 21:54 (JST)に全12回で放送されていたテレビドラマである。
  
当初は「月9の恋愛ドラマに武田鉄矢が?」との否定的な見方が多く、本人も「なんで浅野さんに俺みたいな縄文土器のような男をぶつけるのかと思った」と製作発表の際に語っているが、一途に爆走する「恋愛ターミネーター」ぶりに視聴者の関心は徐々に高まり、平均視聴率は23.6%、最終回では36.7%という視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
 
このドラマの名台詞は、再び恋人を失うことを怖いと告白する浅野温子演じる薫の前で、武田鉄矢演じる達郎がダンプカーの前に突如飛び出し、間一髪の所でダンプカーが止まった後に、達郎が絶叫した「僕は死にません。僕は死にません!あなたが好きだから、僕は死にません。僕が、幸せにしますからぁ!」(第6話のラストシーン)という台詞であったが、それは同年の流行語(大衆部門・金賞)となった。また、ダンプカーのスタントシーンはスタントマンを使わずに武田鉄矢自らが演じた。
 
ドラマのBGMに連続ドラマ初担当となる西村由紀江を起用、ピアノやクラシックを重点的に使用するなど、音楽面を重視しており、本作から月9枠のドラマはステレオ放送となった。
 
主題歌はCHAGE&ASKAの「SAY YES」(オリコンシングルチャートで13週連続1位)。フジテレビは同枠で放送された1990年(平成2年)10月~12月の「すてきな片想い」、1991年(平成3年)1月~3月の「東京ラブストーリー」、そしてこの作品を「純愛三部作」と名付けた。




4.『東京ラブストーリー』(とうきょうラブストーリー)は、柴門ふみによる日本の漫画、また同作を原作とする1991年(平成3年)に放送されたテレビドラマである。
 
愛媛から東京の広告代理店に就職した永尾完治と、完治の幼馴染で東京の私立医科大に通う三上健一は久しぶりに再会した。
 
東京に溶け込んでいる三上に対し、東京の生活に馴染めない完治。会社では上司の和賀夏樹に説教され、同僚でアフリカ育ちの赤名リカに「カンチ」と呼ばれ振り回される日々。
 
三上は大学にも真面目に通わず、周囲からも浮いていた。長崎尚子はそんな三上を毛嫌いするが、なぜか冷たくもできない。そんなある日、完治は高校時代に思い続けていた関口さとみと再会したのだった。


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