いよいよ明日、新元号の発表がなされる。天皇陛下が、「象徴」としての天皇のご公務をなすことが高齢になってきたことでできない懸念が生じてきたため、天皇陛下自らの「おことば」で生前退位を示唆されたことで、今年の5月1日に新天皇(現皇太子)が即位することになったのである。現天皇陛下は、4月30日をもって、退位し上皇になられるとのことである。
要するに、天皇陛下の退位と共に、31年間続いた「平成」の時代が終了することになるのである。その前の元号は「昭和」で、64年の長き時代があったのである。第一次世界大戦、第二次世界大戦及び太平洋戦争があり、朝鮮戦争もあった。こう見ると、戦争のなかった「平成」の世は、非常に平和裏に時代が過ぎた感がある。まあ、終戦後の高度経済成長がもたらした好景気が、「バブル崩壊」で不毛の「失われた10年」に突入してしまった時代でもあったのであるが、比較的平穏な時代が過ぎていったのが、今の天皇陛下の時代だったと言えるのである。
明日、新元号の発表がある。政府は1日、「平成」に代わる新元号を選定し、発表する。複数の関係者によると、政府は既に候補を5案程度に絞り込んだとみられる。1日午前の有識者による「元号に関する懇談会」を経て、菅義偉官房長官が午前11時半ごろ発表する。続いて安倍晋三首相が正午ごろから記者会見して、談話を発表し、新元号の意義を説明する予定になっているのである。
新元号は、どんな元号となるのか?国民に分かりやすく、平易な文字2文字で表され、これまでの元号とイニシャルが重ならないことが必要であるらしい。また、これまでの元号は、中国の古典からの出店であったが、今回は日本の古典らの出典になりそうなのである。日本書紀、古事記とうも含まれるが、当時の古典は、日本の音表記を感じに当てはめたもので、謂れ出典が、十分な背景を持っていないという難点があるのである。これらの状況を踏まえ、有識者たちはどのような元号を想定しているのであろうか?すでに、5案程度が示されて、現天皇陛下や、新天皇陛下となられる皇太子にも、安倍首相が説明に出向いているようである。
ネットでは、ジャガー横田のご主人である医師の木下氏が、どこから得た情報化は分からないが、未確認ながら新元号が「永光」であると、投稿している。まあ、どこからの情報化は不明ながら、信憑性はいかばかりか?新元号は、その時代の大きな表記である。この時代はどうだったのか?ということが、元号によって表されることになるので、非常に重要なのである。
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