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英国が舞台!007「カジノロワイヤル」

2014年09月20日 12時08分41秒 | Weblog

 英国が分離してしまうのか?という驚愕の出来事があった。スコットランドの独立の是非を住民投票で決定するもの。住民投票については、結果がどのようになるか?賛成・反対派が拮抗する中で、このたび投票結果が示された。反対派による得票が過半数を超えたことで、スコットランドの独立は実現せずに、英国にとどまることが決定した。昔からの歴史で、常にスコットランドはイングランドとは異質の存在である。独立を目指すことも良く分かるのである。北海油田の所有や文化がイングランドとは違うことが多いのであるが、しかし、英国にあってこそ、その存在意義があるともいえるのであるから。
 英国の映画で、私の大好きな「007シリーズ」。この作品には、英国の伝統的なものが随所にちらされている。007ことジェームズ・ボンドが着こなすスーツは、常に英国製の仕立てのスーツである。英国紳士であることが、007の風貌を演出している。乗っている車は、アストン・マーティンで英国製の車である。アタッシュケースも同様。英国のものは伝統に裏打ちされた、しっかりした品質のものが多い。世界的な国勢としては、衰退期にある英国であるが、伝統文化に裏打ちされた英国製のものは、素晴らしいものが多いのは確かなこと。
 久々に、007が見たくて、「カジノロワイヤル」をDVDで鑑賞。さすがに、6代目ジェームズ・ボンドであるダニエル・クレイグは、ニヒルで格好良い。この役者は、これまでのジェームズ・ボンド役の英国紳士俳優の中でも、私的には最高の役者であると評価している。早く、次回作が完成しないかと、心待ちしている状況なのである。
 
 過去4作にわたってジェームズ・ボンドを演じてきたピアース・ブロスナンに代わり、新たに抜擢されたダニエル・クレイグ扮する6代目ボンドが初登場するシリーズ通算21作目の「カジノロワイヤル」。イアン・フレミングによる原作シリーズの原点『カジノ・ロワイヤル』を、本家シリーズとしては初の映画化。“007”として初めての過酷なミッションに挑む若きジェームズ・ボンドの活躍と“運命の女”との切ない恋の行方を描く。監督は「007/ゴールデンアイ」「マスク・オブ・ゾロ」のマーティン・キャンベル。

 殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を取得するため、昇格最後の条件である2件の殺害を実行したジェームズ・ボンドは見事ダブル・オーの称号を得る。そして、犯罪組織の資金源を絶つという最初の任務に乗り出すのだった。まずはマダガスカルで爆弾所有の男を追い、そこから世界中のテロリストを資金面で支えるル・シッフルなる人物が一連の案件に深く関わっていると判明。続いてボンドは、バハマ、マイアミで武器売人と航空機爆破の阻止に奔走し、いよいよル・シッフルへ辿り着く。すると、ル・シッフルがモンテネグロの“カジノ・ロワイヤル”で大勝負に出ることが明らかとなり、ボンドは更なる陰謀を阻止せんと現地へ向かうのだった。しかし、そんな彼のもとには、財務省からお目付役として美女ヴェスパー・リンドが送り込まれる。最初は彼女に対して懐疑的だったボンドだが、危険を共にする中で次第に心惹かれていく…。







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