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日本が38個のメダルを取った理由

2012年08月13日 23時09分28秒 | Weblog

 ロンドン五輪では、日本はアテネ大会の37個を超える38個のメダルを獲得し、これまでの五輪最多メダル数に達した。何故、日本がこれほどのメダルを取ることができたのだろうか?それは、単なる偶然ではなく、国のバックアップがあったからである。
 先ず第一には、「ナショナルトレーニングセンター」の存在が挙げられる。この施設は、国(文部科学省)が運営している五輪選手養成施設。五輪に出場しうる選手を高校・大学生の時代から養成し、世界レベルの選手に仕上げていく。この施設は、実に充実している。高山トレーニングができるよう酸素濃度を調整する部屋や逆流水に逆らって泳ぐことで、泳力を格段に高める施設等、実に効果的なトレーニング施設を備えており、また、コーチ陣がバックアップしてくれるのである。

 次に、国による「マルチサポート事業」が挙げられる。これは、スポンサー等が付かなくても有望な選手に国が、コーチ、栄養士、情報提供(対戦相手)をセットにしてバックアップするもの。スポンサーがなくとも、優秀なコーチによって技術が高度に教え込まれ、栄養士によって、最も優れた食生活を用意する。そして、対戦相手の情報を、情報端末により動画等で提供する。これらのサポートで、実に有効に五輪選手を育成できたことが、今回の大量のメダルを13競技種目で獲得できたのである。今回の国の予算は、27億円を投資して、このようなサポートが行われたのである。 
            
 ロンドン五輪は閉幕した。多くの感動的な競技が行われ、実に順調に収束したと思われる。審判の誤審等、多少の問題がなかったとは言えないが、成功裏に終わった。閉会式では、ビートルズのジョン・レノン(故人)の映像と共に「イマジン」という、ビートルズの名曲が流された。その他、80年代に活躍したスカバンドのマッドネスが登場。音楽に合わせて、ダンスが始まった。続いて軍楽隊が出て、英国の日常のパーティーの様子を表現。ペットショップボーイズが登場。会場は青い光に包まれ、オレンジの自転車の上で演奏。さらに5人組のアイドルグループのワンダイレクション(One Direction)が歌った。ステージの中央にジョージ・マイケルが登場。ヒット曲「フリーダム90」でショーを盛り上げた。クイーンのフレディ・マーキュリーの映像が流れ、その後にブライアン・メイがギター演奏。ジェシー・Jをボーカルに、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」が演奏された。

 


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