平成24年1月15日(日)
空海に乙訓寺へ行けと人事異動の命令が届いたが・・・
「あなただれ?」
「失礼いたしました。ボクは長岡京新聞社の記者です。
ボクのことを仲間はアッくんと呼びます。」
「記者?まあよい。
アッくんさん。今回の異動 私には納得できませぬ。
たしかに嵯峨天皇さまには かわいがっていただいていますが・・・」
「空海さんは中国に行かれて ものすごい勉強をされたのでしょ?」
「はい。私は勉強をすることが好きです。
嵯峨天皇さまも ご本が大好きで
拙僧のもつ本を写し書きして たくさん贈りました。」
「へー。天皇は勉強家なんですね」
「はい。芸術にも興味がおありで
いつでしたか 本を写し書きしていたときに
筆で書いた先のところを
こうやって スッっと
墨が白くかすれているように
書いてみましたら
天皇さまは感動され多いに喜ばれました」
「きっと空海さんの知識や文化的なところに魅かれたのでしょう・・・
(スッっとのところが伝わらないけどネ)」
つづく
空海に乙訓寺へ行けと人事異動の命令が届いたが・・・
「あなただれ?」
「失礼いたしました。ボクは長岡京新聞社の記者です。
ボクのことを仲間はアッくんと呼びます。」
「記者?まあよい。
アッくんさん。今回の異動 私には納得できませぬ。
たしかに嵯峨天皇さまには かわいがっていただいていますが・・・」
「空海さんは中国に行かれて ものすごい勉強をされたのでしょ?」
「はい。私は勉強をすることが好きです。
嵯峨天皇さまも ご本が大好きで
拙僧のもつ本を写し書きして たくさん贈りました。」
「へー。天皇は勉強家なんですね」
「はい。芸術にも興味がおありで
いつでしたか 本を写し書きしていたときに
筆で書いた先のところを
こうやって スッっと
墨が白くかすれているように
書いてみましたら
天皇さまは感動され多いに喜ばれました」
「きっと空海さんの知識や文化的なところに魅かれたのでしょう・・・
(スッっとのところが伝わらないけどネ)」
つづく