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▲廃棄物処分場問題全国ネットワークの運営会に行ってきました

■豊島での総会と集会準備のため上京しました

 朝のうちに、市民の方から頂いた斎場問題での宿題を済ませ、11時頃の新幹線に乗って、東京に向かいました。ゴールデンウィークということで、こんでいることを覚悟していましたが、あらまあ、座席は空いているではありませんか。

 東京も、いつもは歩道からはみ出んばかりの人の波もなく、ガランとした光景に驚きました。

 帰りも、自由席はガラガラ。お昼ご飯を食べ損ねたので、ちょっと早めの夕飯を新幹線の中でゆったりととることができました。

■以下、全国交流集会の概要です。

処分場問題全国ネットワーク再建運営委員会
共同代表() 藤原寿和 松井英介 吉川三津子

           

処分場問題全国ネットワーク再建総会及び

13回処分場問題全国交流集会のお知らせ

 昨年12月22、23日に東京で処分場問題全国ネットワークの再建運営委員会を開催しました。各地から参加していただき、最終処分場をめぐる住民運動は今現在も全国各地で展開されている。運動や訴訟のための情報交換や活動交流の必要性や問題が起きたときの住民の駆け込み寺としての相談窓口及び省庁交渉のまとめ役としての処分場ネットワークの必要性、重要性が確認されました。また、日弁連による安定型最終処分場の廃止提言を受けて、処分場による環境汚染や不法投棄の原状回復を求め、活動を継続していくことを確認しました。

この間活動を継続してきたメンバーを中心に、3月9日(日)、4月29日に再度運営委員会を開催し、今後の運営体制などを議論しました。その中で、5月31日(土)、6月1日(日)に再建総会をかねた全国交流集会を廃棄物対策豊島住民会議のご協力のもとに開催する運びとなりました。

 

処分場ネットワーク再建総会兼第13回全国交流集会の日程

日時:2008年5月31日(土)、6月1日(日)

場所:香川県土庄町豊島

内容:

   1日目(5月31日()

13時40分~15時30分 処分場現地見学(豊島交流センター集合)

15時30分~17時30分 処分場問題全国ネットワーク再建総会(豊島公民館にて)

  廃棄物対策豊島住民会議からの現地報告(30分)

  経過報告と運営体制の確認、活動方針の討議(90分)

19時~交流会兼懇親会(てしまリゾート)

 

   2日目(6月1日()

9時30分~12時30分 第13回全国交流集会(豊島小学校体育館)

  テーマ「不法投棄原状回復への取り組みの現状と課題―豊島公害調停成立8周年、無害化処理開始5周年をむかえて」

  豊島からの報告(30分)

 各地からの報告(60分)(5分×10団体程度)

  パネルディスカッション(60分)「不法投棄の原状回復への取り組みの現状と課題」

 コーディネーター中地重晴(環境監視研究所)

 パネラー 村田正人氏(ゴミ弁連)松井英介氏(岐阜環境調査市民学術委員会)豊島住民会議他

主催:処分場問題全国ネットワーク、廃棄物対策豊島住民会議 アースデーかがわin豊島実行委員会

 

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▲鉄鋼スラグ問題学習会で、講師をします

しばらく書き込みがご無沙汰になってしまいました。
お昼間は暖かいのですが、夕方になるとまだまだ寒さを感じますね。

■鉄鋼スラグって何だ?

 愛西市大野町の鉄鋼スラグ問題で、以下の通り学習会が開催されることになり、市民団体代表として講師にお招きいただきました。

 日時 : 5月2日(金)1:30~
 場所 : 永和地区防災コミュニティーセンター

 講師 : ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク・代表
      大学(環境情報ビジネス学部)・非常勤講師

       代表 : 吉川 三津子

 主催 : 大野町鉄鋼スラグ問題を考える会

 平成14年から取り組んできた鉄鋼スラグ問題。今までの経過と鉄鋼スラグリサイクルの課題について、話します。

■昨日の夜(28日)は、日進市で勉強会がありました

 夜7時から9時まで、行財政改革の勉強会が毎月あります。他市の取り組みなどを聞くことも出来、愛西市に何が欠けているかがよくわかります。

 最後に「最高のことをせよと言わないけど、最低限のしくみはつくらないとね」と、愛西市の状況にひとこと先生からご意見を頂いた次第です。

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▲「選挙を市民の手に!キャラバン集会」の新聞記事が届きました

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/4d/8cbaaf62ceb77ea27e97363b1ef4357c.jpg■先日の日曜日に開催した集会の模様が、中日新聞に載ったそうで、本日友人から記事が届きましたので、ご紹介。

 

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▲議会運営委員会など、今日も忙しい日でした

■午前10時から、議会運営委員会がありました。

 最初に市長から挨拶がありました。中日新聞などに載った案件について、少し触れられました。

・不思議な議会人事の決め方

 本日の主な議題は、5月1日の臨時議会での議題についてでした。議長や副議長、委員長などの選挙が行われます。

 私は、議員になったばかりのとき、驚きました。選挙と言いながらも、水面下で議長から委員長まですべて最大会派が決めていました。

 今日も、ある議員からは「大きな会派が、知らぬ間に決めてしまっているといった悪習から切り替えていく必要がある」 という意見が出されました。私ももっともだと思いました。

 前回の選挙では、他の議員のみなさんの考え方もよくつかめなかったので、議長・副議長とも、投票用紙には自分の名前を書きました。

 議長は、単なる名誉職ではなく、行政チェックの役割を果たす議会にできるかできないかを左右する役職だと思います。さ~て、私の1票をどうするか、この1週間でよく考えようと思います。

■午後は、市民活動のため、甚目寺役場と美和町役場にお邪魔しました。

 子育て支援について、お話を伺いに行きました。丁寧に対応していただきました。

■そのあと、議員としての活動

 市役所の窓口でいろいろ疑問点を聞いて回りました。

■鉄鋼スラグの記事が、今日も大きく掲載され、いろいろな問い合わせがありました。

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▲議会だより「あい愛通信」へのご意見を頂きました

■月曜日に、新聞折り込みで「あい愛通信」を入れました

 その通信をみて、市民のみなさんからお電話やメールが届き始めました。

 その内容をご紹介します。

【総合齋苑(火葬場問題)】

  • お電話の第1声は、「あなたの言うとおりだと思って、議会便りを壁に貼っておきました」というものでした。つまり、セレモニーホールはいらない。みんな生活が苦しいのに、こんなものに税金を使って欲しくない。早く死ねといっているようなものというご意見を頂きました。
  • 佐織地区からの反対の声が、いくつか届きました。コミュニティーセンターが使えるのにどうして遠くの佐屋に、大金を掛けて建てるのか?
  • どうして建てることになったのか?
  • 誰が要望しているのか?

【排水問題】

  • みつこの住む地域も排水問題で困っていますが、他の地域でもいろいろ問題があることがわかりました。セレモニーホールよりも、生活に密着したことから税金を使って欲しいとのことでした。

【大野町の鉄鋼スラグ問題】

  • 共同建設が説明会のお知らせを新聞に入れた月曜日は、私も議会便りを折り込みました。地元の方から、何とか止めて欲しいとの心配の声が届きました。

■大野町での学習会を終えて

 医院の待合室は、空席もなく満員でした。
 他の問題も抱えており、分刻みのスケジュールとなっていたこの日、滑り込みで会場に到着。今まで見てきた鉄鋼スラグ置き場の写真や、私たち市民団体がしてきた調査活動の結果を、映像を使って説明しました。

 連続して学習会が開かれることが決まり、次回は、5月2日、1時半~、永和台防災センターでおこなわれるということで、またお邪魔することになりました。

■住民運動とは何か?
 (愛西市西保町の火葬場問題と大野町の鉄鋼スラグ問題から)

 住民運動は、そこに住んでいる人たちで地域を守るためもの。市民運動は、もう少し広域的なもので、社会の仕組みをかえたり、仕組みをつくったりする活動(詳細には、もっと違いがあるけれど)。ふたつには、大きな違いがあると思います。

 住民運動は、法律に合致しているから受け入れるとか、受け入れないとかのものではなく、それを受け入れることで、自分の地域がどうかわってしまうのかで、みんなが声を上げるもの。地域としては、当然の声であり、当事者は、真摯に受け止め、住民と対応していかねばならない。 

 このことは、愛西市斎場問題にも言えると思うのです。地域住民に、市はどう対応してきただろう。ただただ足を運んだ回数で評価されるものではないと、今までいろんな事例に関わってきて私は思う。

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▲本日、午後1時半から愛西市大野町「くわはら内科」で学習会をします

■中日新聞に、金曜日からのすったもんだの事件が載りました。

 19日(金)に、愛西市大野町の鉄鋼スラグ関連施設建設計画地(共同建設)に、津島市で野積みされている鉄鋼スラグが持ち込まれ、埋められているとの住民からの連絡を受け、県や市などと連絡をとり、ストップさせることができました。そして、すぐに過去の資料や公文書などを調べなおしました。

 そして、私が、昨年9月に受け取った「公開質問状の回答」を、このブログで公表したのがきっかけで、県は「津島市の鉄鋼スラグに汚染があった」ことを思い出したのでしょう。

 昨年9月に受け取った回答は、以下

質問
 環境部は、「津島市の鉄鋼スラグは、製品である」と判断したと聞いているが、事実か。また、リサイクル製品として扱われた経緯があったとしても、不要となれば廃棄物であるが、どのような根拠で廃棄物か有価物かの判断をされたのか説明いただきたい。

県回答
 共同建設(有)がリサイクル目的で鉄鋼スラグを(株)祥雲に有償売却したものであり廃棄物ではないと判断していた。
 しかし、今回の溶出試験の結果において、フッ素が土壌環境基準値を超過していたことから同社は、改善計画書の中で(株)祥雲に有償売却した鉄鋼スラグにおいても全量撤去することとしております。
 

 【東京新聞】080422

基準超える鉄鋼スラグ埋設 愛知県、見過ごし了承

2008年4月22日 09時29分

 産業廃棄物中間処理業者「共同建設」(愛知県蟹江町)が農地に野積みされていた鉄鋼スラグについて、土壌改良材として自社所有地内に埋める計画を県に打診したところ、県が昨年8月の調査でこの鉄鋼スラグから環境基準を超す有害物質のフッ素を検出していたにもかかわらず、調査結果を見過ごして了承し、同社が約120トンを埋めていたことが分かった。

 同社が打診したのは今月16日で、了承を受けて同日中に同県愛西市内に埋めた。

 地元住民らが埋設に気付いて同社にやめるよう訴え、県にも報告したため、県は昨年調査していたことに気付き、フッ素が環境基準を超すことからこの鉄鋼スラグを産廃に当たると判断。廃棄物処理法に基づき、業者に撤去を指導した。

 共同建設は「環境基準を超えていることを知っていれば、使わなかった」と話すが指導には従い、22日から撤去するという。県廃棄物監視指導室は「担当者が変わり、検査結果を失念していた」とミスを認めた。

 共同建設が製造した鉄鋼スラグの問題は昨年8月に発覚。同社が同県弥富市などに野積みして長期間の雨風にさらす「養生」と呼ばれる工程の最中だった鉄鋼スラグについて、県がサンプル調査して、一部から環境基準を超える鉛やホウ素、フッ素を検出した。県は同社に環境基準を超えた鉄鋼スラグは産廃に当たるとして適正処分するよう改善命令を出した。

 この際、県はすでに製品として売却された後に、同県津島市の農地に野積みされたままだった約8千トンの鉄鋼スラグも調査。1リットル当たり0・85ミリグラム(環境基準値0・80ミリグラム)のフッ素を検出したが、共同建設に伝えていなかった。

 社会問題化したのを受けて共同建設は、売却先の事情で放置される恐れのあった津島市の8千トンを買い戻していた。

 売却済みの鉄鋼スラグが環境基準をクリアしていればリサイクル製品として問題ないとして、同社は買い戻した分について独自にサンプル調査を実施。基準値内だったとして県に土壌改良材として使う方針を伝えていた。8千トンを埋める計画だったという。

 【鉄鋼スラグ問題】 鉄鋼スラグは製鉄の過程で発生する副産物。路盤材やコンクリート製品の骨材として利用されている。昨夏、市民グループの調査で愛知県弥富市などで野積みされていた共同建設の鉄鋼スラグから環境基準を超える有害物質が検出されたことをきっかけに県が調査に乗り出し、改善命令を出すなど共同建設を指導していた。同社は改善計画を出して野積み状態の鉄鋼スラグについて処分を進めている。

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▲選挙を市民の手に!の集会/議会だよりを中日新聞に折り込みます/

■21日(日)、議会便り「あい愛通信」(26号)を新聞折り込みで、お届けします。

 1ページめ  2ページめ

 愛西市火葬場問題、個人情報漏れの問題などについて、掲載しました。

■超党派企画「選挙を市民の手に!キャラバン集会」で、コーディネーターをつとめました。(日進市で開催)

  

 皆さんは、ご存じでしょうか?日本の選挙が変なことを。

パネラーの立候補経験者からは、

・選挙期間中の1週間しか「私に投票してください」と言えないこと。
・選挙期間中に文書が配れないこと。
・個別訪問ができないこと。
・選挙前には、何の選挙に立候補するかも言えないこと。
・選挙違反に当たるかどうかの回答が、市の選管、県の選管、警察でまちまちのことが結構ある。全国共通の法律なのに判断が違うのは変!(法律そのものが変!)
など、政策を伝えたいのに、法律(公職選挙法)が変だから、有権者に伝えられないことが語られました。

障害のある子どもをもった有権者代表のパネラーからは、次のような発言があった。

 政治は私たち生活そのもの。自分の子どもに障害があり、補助金が市町村によって違うことを知り、議会を傍聴するようになった。しかし、議会では、障害者のことを知らない人たちが、障害者のことを決めていた。市民の代表を議員にしなくてはいけないと思い、選挙に関わるようになったと。

 また、会場からも意見を貰いながら進めたが議会への批判は多く、「古手の議員が、物事をよく知っていると思ったら大間違い。議会の古いルールにはまり込み、市民の方を向いていない。1期め、2期めの人たちに頑張って欲しい」との意見や、議会のテレビ放送を望む声が多く、日進市では放送が始まるそうだ。現職の議員らが、どんな考え方をしているのか知る機会が増えれば、それが良い選挙につながるとの意見も出た。

 会場には、たくさんの議員も参加しており、1期目の男性議員からは、「自分は、車も自転車も使わずに選挙をした。公職選挙法を使わない選挙をするのもよいのでは?」との意見も出た。

選挙管理委員会の役割については、本来、「選管の役割は、候補者の政策などを有権者に届くようなしくみを考えるなど。しかし、政見放送を夜中や早朝にするなど、本来の役割を果たしていない」との指摘もあった。

 地域でできることを、みんなでしていこうと、会場からも呼びかけがあり、100名を越す参加者で会場は盛り上がり、集会は終えた。

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▲愛西市大野町の新たな鉄鋼スラグ問題

■愛西市大野町の鉄鋼スラグ「産業廃棄物処理施設計画」

 鉄鋼スラグの製品置き場として計画されていた案件が、廃棄物処理施設の一部(鉄鋼スラグエージング用施設)として申請されることになりそう。

 この件で、昨日の18日(金)に、地元の方から携帯に電話を頂きました。

 愛西市大野町の予定地に、穴が掘られ、鉄鋼スラグが埋められているという電話でした。私は、会議で名古屋にいましたので、急いで県に連絡し、とりあえず工事を中断するよう申し入れ、すぐに工事はストップされることになりました。

 全国ではじめての事例となる「エージング用施設」となるわけですが、廃棄物処理法上、どのような手続きが踏まれるのか、不透明な部分が多くあります。

 また、今回持ち込まれた鉄鋼スラグは、津島市で野積みされているものでした。私たちの検査では、ホウ素が環境基準を大きくオーバーした場所で、廃棄物として最終処分場へ持って行かれるはずだったものです。県の検査でもフッ素が土壌基準をオーバーしていました。
http://blog.goo.ne.jp/aiainet_2005/e/5453af24fa95abc8c847ee976c085d5e

■昨年、10月14日の「鉄鋼スラグ問題調査報告会」で

 ご相談を頂き、昨年草平コミュニティーセンターで開いた報告会の事を思い出しました。この集会のことは、http://blog.goo.ne.jp/aiainet_2005/e/502afd0b9d07983fc996457bd58c4cc5
に載っています。業者である共同建設から受け取った搬出工程表も掲載してあります。

■自主撤去の意味は?

 今になって「自主撤去とは、最終処分場へ持っていくことではなく、移動するという意味で言ったのですよ」なんて言われてたら困ると、当時の資料や記録を、段ボールから探し出しました。
 ありました。ありました。10月14日の報告会には、共同建設も招き説明を求めましたが、そのときの共同建設から聞いたことがメモに残っていました。処分費についての問いかけで、「全量で約8万トン。20億円くらいかかる」と言っていました。

■大学の講義の後、現場に立ち寄りました

 薄暗くなっていましたが、津島市の現場と愛西市の大野町の予定地を確認して帰りました。この日は、ちょうど講義の中で、「廃棄物とは何か」の議論を学生としたばかりでした。

 津島市で野積みになっている「鉄鋼スラグ」は、長期に放置され、また、大きな事件となった鉄鋼スラグですので、客観的に判断して「製品としての価値はない」と言えると思います。

 しかし、それを自社で使う場合、どうなるのでしょうか?「有価物?それとも廃棄物?」。でも、今回の場合、土壌汚染法の基準をオーバーしていたのですから、これは廃棄物ではないでしょうか。となると、今回の件は、不法投棄になってしまいます。 

★鉄鋼スラグ問題、今までの活動ページをご覧下さい★

ブログの右にかる「カテゴリー」で「市民運動_鉄鋼スラグ」をクリックしてください。今までの活動が載せてあります。

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▲自衛隊のイラク派遣は違法!

 昨日からニュースで報道されていますが、名古屋高裁で、画期的な(?)判決が出ました。

■中日新聞から、抜粋して紹介します。

空自イラク活動は違憲 名古屋高裁判決(2008年4月18日 02時28分)

 自衛隊のイラク派遣は武力行使の放棄などを定めた憲法9条1項に違反するとして、全国の市民や元外交官ら約1100人が国に派遣差し止めや慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は17日、多国籍軍の武装兵士を輸送する航空自衛隊(空自)の活動について「憲法に違反する活動を含んでいる」として違憲との判断を示した。同項について違憲の司法判断が示されたのは初めて。慰謝料などの訴えそのものは棄却されており、主文以外の判決文には法的拘束力はない。

 勝訴した国側は事実上、上告できず、原告側も上告しないため判決は確定する見通し。

<判決の骨子>

▼イラク、特にバグダッドはイラク特措法が自衛隊の活動を認めていない戦闘地域に該当する

▼空自による多国籍軍武装兵員のバグダッドへの空輸は、他国の武力行使と一体化した行動で、自らも武力行使したとの評価を受ける

▼空自の空輸活動は、武力行使を禁じ活動地域を非戦闘地域に限定した特措法の規定に違反し、憲法9条1項に違反する活動を含んでいる

▼違憲確認請求と差し止め請求は不適法。平和的生存権の侵害までは認められず、損害賠償請求は認められない

(中日新聞)

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▲みつこの議会だより「あい愛通信」配布をはじめました

◆3月議会の報告を兼ねた議会便りが完成しました。

 お友達に渡してもらったり、ご近所にポスティングなど、お手伝いしていただける方、連絡いただけると助かります。→mituko_y@js2.so-net.ne.jp

 

◆発達障害の子どもさんをお持ちのお母さんと、お話をする機会がありました。子育て同様、地域で助け合えるしくみが必要だと思いました。

 こんな私ですが、いろいろな方が、頼って連絡を下さいます。精一杯小さな声に答えていこうと思います。

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▲愛西市火葬場問題:「総合齋苑建設調査特別委員会」がありました

■火葬場建設予定地の最近隣の「西保団地」、市役所で署名集め

 戸籍抄本が必要で、朝一番に市役所に行きました。そこで、こんな光景に出会いました。幟が立ち、男性も女性も一緒になって、火葬場建設計画を白紙に戻すように訴えていらっしゃいました。

 

 市側は、「地元の同意なしで進めることはできない」と言っていますが、一番の地元である「西保団地」の同意がとられないまま、計画を進めてしまっているのが現状です。
 私は、一度計画をストップした上で、西保団地と話し合わねばいけないと思っています。一方で計画を進めての話し合いでは、冷静な話し合いになるわけがありません。

■午前10時から「総合齋苑調査特別委員会」があり、委員外議員として傍聴しました。

以下、傍聴しながら記録を執りましたので、一部ですがお知らせします。

★委員長:太田芳郎議員 ★副委員長:加賀博議員
★委 員 :中村文子議員、大宮吉満議員、堀田清議員、近藤健一議員、鬼頭勝治議員、真野和久議員、榎本雅夫議員
★副議長:小沢照子議員
★行政側:市長・副市長・市民生活部長・課長ら・・・・。

(傍聴)
議員:吉川三津子、石崎たかこ議員、宮本和子議員、田中議員
市民:6名

最初に市長挨拶がありました。

 セレモニーホールの可否のご意見を頂いている。関の齋苑に行ったが、近くに住宅地があり、近くから造ってほしいと要望があった。関の齋苑からは「地元の方にも、視察に来てもうらうとよいかな」とアドバイスを貰った。海津市では、2部屋だったが、住民の要望で部屋を増やした。
 地元のみなさんには、理解を頂きたいと思っている。
 今朝、西保団地による庁舎内で署名活動があった。理解頂くべく、努力していく。

 私は思いました。近くの住民要望に耳を傾けた関市と、海津市の紹介があったわけですので、愛西市も近隣の西保団地ともしっかりと話し合いを持たねばと。

検討委員会からの報告がありました
 (加賀議員からの報告:検討委員会委員長&特別委員会副委員長)

・セレモニーホール建設について、西保町から委員が出ているので以下の確認をした。
西保町代表委員
 
「最初から、セレモニーホールを造るということだったので、承諾した。地元としては、はずしてもらって困る。環境アセスでクリアしているので問題ない。計画通り進めて欲しい」とのことだった。

・西保団地代表を検討委員会の委員にして欲しいとの要望について
 動向もみながら・・・。きちんとした結論は出ていないが、西保町代表は『我々は西保町を代表して出ているので、必要ない』と言っている。

 斎場建設基本計画に対するパブリックコメントの報告と考え方の説明がありました。

資料1資料2

32件の意見が、A4用紙2枚に要約されていたので、真野議員から「すべての意見をそのまま公表する考えはないか」との質問がありました。
それに対して、市側は「今回は約30件だが、多くなったときに公開できなくなるので、市としては、集約した形で公開する」との返答がありました。

 私は、「少ないならば、すべて公開すればよく、多くなったら多くなったときに考えればよい」と思いました。出来る限り「情報公開をしていく」という姿勢のもとですすめ、支障があるときは、そのときに考えるというのが、基本的な姿だと思いました。

 また、パブリックコメントを寄せられた方々の意図が伝わった回答となっているのかとの思いもしました。

 環境影響調査の結果報告がありました。

 概要書の配布しかなかったので、受託企業である「玉野コンサルタント」がどのような調査をしたのかの確認はしていませんが、愛知県の調査データ(弥富市役所)をもとに、負荷予測がされており、実際の測定は何がされたのだろうと疑問を持ちました。

 浮遊粒子状物質が環境基準を満たさないという結果がでていますが、施設が関与する割合がわずかだから良いのだとの説明がありました。

 こういった環境調査は、基本計画の前に実施されるものであり、「適地かどうかの判断基準となるもの」です。計画立案の順番が変です。(←議会で、何度も指摘してきたこと)

西保団地からの申し入れ書について

 西保団地は、計画地から一番近い地区です。団地から、「計画をストップして、西保団地の理解が得られていない以上、計画を進めないように」との申し入れがありました。このことに対して、真野議員から「西保団地と話し合うといいながら、一方で計画を進めるのは、問題だ」と。

 それに対して、市側は「計画をストップする考えはない」と発言しました。

 私は、ひとりひとりの暮らしのことに目を向け、圧力的に進めてはいけないと思っています。

 先日、大野町の方から「鉄鋼スラグ保管施設計画」の件で相談がありました。みなさんのお話を伺って、そこで暮らす方々の気持ちになって考えていくことが大切だとつくづくと感じています。

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▲大学の講義がはじまりました

 今年も、大学の非常勤講師を引き受けており、本日、20年度講義の初日でした。

 昨年は、受講生が多くて大変でしたが、今年はほどよい人数になりそうです(とは言いながらも、30名程度)。

 今年も昨年同様、
1.自分が一番関心を持っている環境問題は何か
2.その理由は?
3.「環境にやさしい」ってどんなこと?
4.「循環型社会」ってどんな社会?
という問いかけを学生にしました。

 この問いかけと、今まで関わってきた環境現場の問題をもとに、自分の頭で解決策を考える講義をしていく予定です。楽しく若者と語り合いながら、人数が少なければワークショップも取り入れて、進めていきたいと思っています。

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▲市内での環境学習会にお招きいただきました

 昨日、「明日、環境問題のお話にきて!」と、市民の方から連絡がありました。「何人集まるかわからないからね」と言われていたので、数部資料を持って出かけました。ところが、20人くらいの方が集まっていらっしゃって、びっくりしました。

 10年前に、活動を始めた頃は、環境問題へ関心を示す人は少なかったのですが、最近は、大変関心が高くなり、うれしいことです。

 今年も、大学で「循環型社会論」を教えることになっています。今まで関わってきた環境問題を教材にして、ひとりひとりが頭で考える授業をしていきたいと思っています。

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▲情報公開請求者、名前を公開された方が謝罪を求められました

■「知る権利」を守るために

 愛西市議会の全員協議会で、議会事務局が、情報公開請求者の名前を公開した事件のことは、何度かブログでも紹介してきました。

 過去のブログ(http://blog.goo.ne.jp/aiainet_2005/e/d824cc9c2427c434d565009a417fc69d

 1昨日、ご当人が申し入れ書を市に提出されたそうです。

08.04.09記事

 知る権利は、守られなくてはなりません。

 この事件をどのように解決したかは、広く市民に報告することは当然されねばなりません。市民の方からは「情報公開請求なんて、恐くてできないね」という声も聞こえてきます。愛西市の情報公開制度を後退させないための、勇気ある行動に敬意!

 最近、愛西市の情報公開をすすめる会もできたそうです。ひとりひとりが少しずつ市政に関心をもちはじめていることを感じます。

■上記の新聞記事に、県議会民主党の佐藤県議のことも載せました。

 議員の考え方は十人十色なのに、みんなと一緒でないと叩かれるのは、どこの議会も一緒ですね。
 市民の声をそのまま伝えるのが議員の役割なのに、当たり前のことをしようとする議員が、どうしてこんなにエネルギーを使わねばならないのか・・・。ふ~~っ(ため息)。

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▲桑名市の産廃代執行。かさむ三重県の負担

■桑名市七和工業、不法投棄事件 ”封じ込め”

 08年4月4日、読売新聞・三重県版に、95年頃起きた桑名市の不法時問題の記事が載った。当時、私も大変関心を寄せて、この問題を見てきた。(私のコメントも載っています)

 高度な有害物質が含まれているにもかかわらず、ガスの発生などの危険があるということで「囲い込み」という手段が執られ、廃棄物は撤去されなかった。

■どうなる!特措法

 平成15年に、特措法(特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法)が制定され、97年(H9年)の廃棄物処理法改正前に不法投棄された廃棄物について、都道府県等が行う対策費用に対して、国庫補助および地方債の起債特例などの特別措置による財政支援を行うことを制定し、03年度から10年間の時限法で、全国の不法投棄問題を解決しようというものだ。

 しかし、5年の節目を迎え、特措法はどれくらいの役割を果たしてたのか・・・。些か疑問である。
 岐阜県の椿洞問題も、三重県の大矢知の問題も、撤去ではなく、「封じ込め」への方針が示されているが、この桑名市七和工業事件では、水源地上流にこの問題を抱えているわけで、地域住民は、不安を抱えて暮らし続けることになる。もう一度、この事件を検証してみる必要があると思った。

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