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▲有機農業の全国大会で、報告します。

■第35回日本有機農業研究会全国大会 愛知県豊橋大会
「自然の叡智に学んで、農と食から循環の暮らしへ」
  日時:2007年3月10日(土)・11日(日)
  会場:ライフポートとよはし(開会、基調講演、分科会の一部)

<第1日> ライフポートとよはし
・基調講演:河田昌東 四日市大学(生命理学、遺伝子組み換え情報室)
        「どうする日本の農と食生命科学の進歩を問い直す」
・地域報告:吉川三津子
   (ダイオキシン処分場問題愛知ネットワーク)

     「農と食から循環の暮らしへ
       ~ 危ないリサイクルの現場から」
・分科会

主催:第35回日本有機農業研究会大会実行委員会
   NPO法人日本有機農業研究会
後援:愛知県、豊橋市、新城市、JA豊橋

詳しくは、http://www.tsc.co.jp/pdf/tirashi_o.pdf

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▲トーヨーボール「アスベスト問題市民集会」

■3月4日、約60名の参加がありました。

 参加者全員の「決議文」承認を得ました。

【決議文】

廃墟「トーヨーボール」の早期安全解体に関する決議(案)

 

「トーヨーボール」において、吹きつけアスベストが使用されているにもかかわらず、約10年もの間、むき出しで放置されてきたことや、その間、施設内でアスベスト被爆をした若者のことを思うと、私たち「アスベスト問題市民集会」参加者一同は、改めてこの問題の重大さを感じる。

 

アスベスト疾患発症リスクは年齢が下がれば、それだけ高くなる。周辺には、住宅地が広がり、学校や保育園も近くにあり、2度も競売が不成立となっている。もはやこのままの状態を容認し続けることはできない。

このときにあたり、私たちは、「公金で、早期安全解体をし、所有者が決まった段階で代金を回収するしくみの構築」を国や地方公共団体に求めていくと同時に、良好な生活環境と健康を確保するために、以下の課題に対し、国、愛知県、稲沢市、愛西市、整理回収機構、所有者ら関係者に協力を求め、早期安全解体を話し合いのもと実現していくことを決議する。

 

【課 題】

 

1.     当該建物の設計図書等から、建物のどこにどのようなアスベスト建材がどのくらい使用されていたかを調査する必要がある。また、ボーリング場としての営業をいつから停止し、放置されてきたか時期の特定、その後の管理に関する情報の公表を行う必要がある。

 

2.     3階部分の床材が大量に撤去された工事がいつごろ行われ、粉じん対策はどのようなものであったか、工事の内容はどのようであったかなどの情報を公開する必要がある。また、それらの情報を分析し、周辺汚染の程度を判断する必要がある。

 

3.     アスベスト除去工事において、労働安全衛生法石綿障害予防規則、大気汚染防止法、廃掃法等が予定しているアスベスト撤去工事を上回る粉じん対策が必要であり、当該施設を外側から全体を覆って密閉状態を作り、負圧状態を作ったうえで除去解体工事を行うべきである。アスベストで汚染された土壌なども特別管理産業廃棄物として廃棄すべきであり、県・市・市民を含めた会議を開催し、建設的な意見を積み上げていく必要がある。

 

4.     アスベスト撤去工事に関して、周辺住民、地権者、工事発注者、工事業者、行政等が情報を共有し、十分な事前のリスクコミュニケーションを形成し、リスクを最小化していく必要がある。その際、行政はアスベスト除去に膨大な費用がかかることをもって、十分な粉じん対策が採られない除去工事にならないように、資金面への配慮等柔軟に指導していくことが肝要である。

 

5.     廃墟スポット等の情報による施設への侵入者が深刻なアスベスト暴露をしていることが考えられる。これらの情報を広く紹介し、注意を喚起する必要がある。

 

6.     当該施設からのアスベスト被害の予防の見地から、以上指摘した各種情報の収集、管理、公開に関して、国、県及び市は市民(当該施設の周辺住民、過去の工事業者、施設管理者、侵入者等を含む)に広くいつでも公開できるような体制を整え、今後のアスベスト疾患に関する相談等にも答えていく窓口を開設する必要がある。

 

 

2007年3月4日

 

トーヨーボール「アスベスト問題市民集会」参加者一同

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▲フェロシルト、海上の森(環境万博)裏に埋め立て?

■朝、相談ありました。

 瀬戸市の海上の森の近くの最終処分場に、フェロシルトが持ってこられる。どうしたらいいですか?とのこと。

 愛知県は、フェロシルトの処分を一手に引き受けるのだろうか?

 愛知県作成の資料では、毎年、産業廃棄物埋め立て余命が問題視されているが、最終処分場が新たに建設されているわけでもないのに、その余命は、いつまで経ってもゼロにならない。不思議な世界だ。
 最終処分場不足が理由、公費を使って処分場を造ろうとしている。県として、県内受け入れは「ノー」と言える理由が、ここにあると思う。

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▲トーヨーボール、アスベスト最悪

■中日新聞に、載りました。明日は、市民集会です。

 愛西市と稲沢市平和町の人たちで、一緒に集会をします。
 アスベストセンターの永倉さん、名古屋の杉浦医院の杉浦先生がお話ししてくださいます。午前中は、見学会。午後は、緊急集会です。

 

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▲愛知県などに、申し入れ(トーヨーボール&フェロシルト)

■廃墟「トーヨーボール」のアスベスト問題

 2月1日、アスベストセンターでトーヨーボール内の大気濃度調査をしてもらった。その調査報告書が届いたので、今日は、愛知県・稲沢市・愛西市に届けた。

 施設内は、かなり濃度が高い状況であり、割れ果てたガラスや抜け落ちた屋上などの状況から考えても、直ちに対処せねばならないだろう。

・稲沢市は、平成17年11月から、周辺のアスベスト大気濃度調査を実施

 webを検索していたら、偶然稲沢市の環境調査のページにたどり着いた。アスベスト調査の日付が、平成17年11月。私は、日付が間違っているのはないかと思ったが、確認したところ間違いではなかった。ということは、行政は、少なくともこの頃からトーヨーボールにアスベストが使われていることを知っていたということになる。

 濃度もかなり高く、施設の外で1.6本/リットルだった。正規の調査表をみると、平成17年は風の弱い日に測定されており、18年は風が強い日に測定されたせいか、数値は低くなっていた。気候によって、かなり左右されることがよくわかる。

 しかし、出入り自由になっていたことは遺憾であり、適切な措置を執られていれば、その間の若者の被爆は避けられたと思われる。

■豊橋市にフェロシルト搬入問題

 愛知県内の団体と、愛知県・石原産業・三重県に緊急要望書を提出しました。

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