ショッキングな動画と出会った。人によれば退屈な、なんの刺激もないものと見えることもあるだろう。けれどそうでない人のために、私自身と少なくともこの何か大切なものを共有してくれる人のために、たった6分間のこの映像を紹介します。
Nuclear Tests
それまで大気中に、水中にこの地球の母の温みを信じて悠々と暮らしていた生きものたちのことを思った。彼らはこの爆弾が炸裂する直前まで、風も空気も海流も、あらゆるものを、おそらく私たち人間さえも信じて生きていたのではなかったのか。画面が経過するごとに胸の痛みが嵩むものではあったけれど、最期まで目を逸らせない哀しさをこの映像は持っていた。これだけの殺戮を繰り返して、人はいったい何をしようとするのか。
原子力も化学物質も、本来は人類とこの地球上の家族とに幸せをもたらすはずのものだったと思う。少なくともその可能性はあった。しかし現実にはプラスの面よりも、地球上の大多数の人々と生きものたちとに大きな禍を降り注ぐために使われている。人は身に余る道具を手にして、喜んで滅多やたらと振り回しては周囲のものたちを叩いて回る、未だその段階から一歩も抜け出してはいないのだろうか。
この映像は翻訳家北川耕平氏のサイト「Native Heart」で知りました。北川氏はアメリカ・インディアンの文化や考え方に非常に明るい方で、その訳書「ジャンピング・マウス」や「虹の戦士」を私も読んだことがあります。また彼の運営するサイトも人の生き方を考える上でとてもためになるものだから、興味のある方はじっくりと読んでみたらいかがかと思う。
Nuclear Tests
それまで大気中に、水中にこの地球の母の温みを信じて悠々と暮らしていた生きものたちのことを思った。彼らはこの爆弾が炸裂する直前まで、風も空気も海流も、あらゆるものを、おそらく私たち人間さえも信じて生きていたのではなかったのか。画面が経過するごとに胸の痛みが嵩むものではあったけれど、最期まで目を逸らせない哀しさをこの映像は持っていた。これだけの殺戮を繰り返して、人はいったい何をしようとするのか。
原子力も化学物質も、本来は人類とこの地球上の家族とに幸せをもたらすはずのものだったと思う。少なくともその可能性はあった。しかし現実にはプラスの面よりも、地球上の大多数の人々と生きものたちとに大きな禍を降り注ぐために使われている。人は身に余る道具を手にして、喜んで滅多やたらと振り回しては周囲のものたちを叩いて回る、未だその段階から一歩も抜け出してはいないのだろうか。
この映像は翻訳家北川耕平氏のサイト「Native Heart」で知りました。北川氏はアメリカ・インディアンの文化や考え方に非常に明るい方で、その訳書「ジャンピング・マウス」や「虹の戦士」を私も読んだことがあります。また彼の運営するサイトも人の生き方を考える上でとてもためになるものだから、興味のある方はじっくりと読んでみたらいかがかと思う。
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