アグリコ日記

岩手の山里で自給自足的な暮らしをしています。

咀嚼今昔 3

2011-02-17 18:19:52 | 思い
 咀嚼の習慣の形成と密接に結びついているのが、主食である「米」の食べようである。  今まで見てきたように、日本の庶民が白米を食べ始めたのは古くは江戸時代、爆発的に普及しだしたのは明治から大正、昭和初期にかけてである。しかしこのことと、明治以降の肉食・洋食化の進展とが相まって、当時の社会ではさまざまな病気が起こっていた。  ビタミンB1不足による脚気だけではない。今日でいうアレルギーや喘息、結核、原 . . . 本文を読む
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