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アルフォンソ・ポンス。(番外篇vol.396)

2013年11月22日 09時05分04秒 | Weblog
80年代に活躍したスペイン人ライダー「アルフォンソ・ポンス」選手ですよ。

正式には「シト・ポンス」とも呼ばれています。

オートバイの盛んなスペインでレース活動を開始し、

81年よりWGP250ccクラスへ活躍の場を移します。

デビュー当時はオーストリアのエンジンメーカーだったBRPロータックス・チームより参戦。

この時点では大した成績を残すことは出来ませんでした。

しかし84年よりチーム・JJコバスに移籍し頭角を現し始めます。

スペインGPで初の優勝をとげ総合でも4位と上昇気流に乗ります。

85年はチーム・JJコバスのWGP撤退によりHBスズキに移籍。

残念ながらスズキのマシンと相性が悪かったのか、ここで成績は伸び病んでしまいます。

翌年86年にはカンプサ・ホンダに移籍、ワークス・ホンダからのバックアップも受け、

勝てる体制を整えることに成功します。

86年は総合2位、87年で総合3位、

そして88年には250ccクラスで見事にワールドチャンピオンに輝きます。

翌年89年も他を寄せつけない速さを見せつけ圧勝で2度目のチャンピオンを獲得。

最盛期を迎えることになります。

90年からは500ccクラスにステップアップを計りますが、250ccのライディング癖が直らず、

思うような成績を残すことが出来ませんでした。

そのまま91年シーズンをもって現役を引退、その後は自身のチームオーナー&監督を務め、

ロリス・カピロッシ選手、アレックス・バロス選手、マックス・ビアッジ選手、

トロイ・ベイリス選手を排出しますが、

06年に資金難からmotoGPを一時撤退してしまいます。

現在は09年から息子のアクセル・ポンス選手を従えてmoto2に再度チャンンジを開始しています。


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