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ドゥカティ・900NCR。(番外編vol.964)

2015年03月11日 08時19分43秒 | Weblog
古くからドゥカティは国際レースに参戦していましたが、

1978年に登場したこの「900NCR」は、

その中でもドゥカティの名を世界的に有名にしたモデルです。

マイク・ヘイルウッド選手が乗った「NCR900TT-1」からの市販モデルで、

市販レーサーとも言えるほどレーサー色の強いバイクです。

現在でも900ssをベースにオリジナルに近いデザインを求めてカスタムされることが多く、

ドゥカティ・ファンの中でも注目の1台だったりします。

エンジンは「NCR900TT-1」からフィードバックされた空冷式4スト・ベベルL型で、

乾式クラッチや、パーツのほぼすべてがアルミ鋳造パーツで固められているところが特徴です。

無骨ながらとても美しいエンジンなんですよね。

国際レースで使用されたフルカウル仕様や、TTで使用されたハーフカウル仕様があり、

ホイールはカンパニョーロ製のマグホイールにブレンボの組み合わせ。

基本的にシングルシートで1人乗りとなっています。

現存する完全オリジナル車は少なく、あっても高額でとても購入することは不可能です。

ほとんどはレプリカですが、それもお高い1台なんですよね。

ドゥカティの場合、国内では新車が圧倒的に人気ですが、

こういった古いレース仕様のドゥカティも良いですね!

模型メーカーのタミヤからも「900NCR」は販売されており、

人気モデルが故に何度も廃盤と復刻を繰り返しています。

イタリアカラーも美しく、個人的にはハーフカウル仕様がステキに思えます。

80年代に入り、デイトナのにその座を譲ることになりますが、

今のバイクにはない特別な存在感を醸し出すバイクですね!



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