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ヤマハ・TZM50R。(番外編vol.754)

2015年02月27日 08時18分20秒 | Weblog
1987年、ホンダ「NSR50R」の登場により80年代後半から90年代にかけて、

12インチタイヤのミニバイクレースが盛んになってきます。

当時、ヤマハからは同一のコンセプトスタイルで売られていた「YSR50」がありましたが、

これは見た目そこレーサーレプリカ・スポーツですが、

エンジンを含め内容は完全レーサーレプリカの「NSR50R」に到底及ばないものでした。

世間でのホンダ「NSR50R」の需要の高さを感じたヤマハは、

次世代モデルとして1993年に「TZM50R」を発表、販売を開始します。

「YSR50」と違い「TZM50R」は高い性能を誇っており、

エンジンはそれまでの空冷式より「TZR50R」からの水冷式2スト単気筒50ccに変更され、

クランクケースリードバルブに、CDI点火制御装置を備えていました。

車体はスチール製だったパーツが各所にアルミ製に変更され、

さらに変則は6速MTで最高出力は当時のマックスの7.2psとなっていました。

最終モデルは1999年まで。

しかし、一時期は一斉を風靡するのですが、時代の流れにより、

次第に需要を失っていきます。

残念ながら10代〜20代の若い世代のバイク離れがその原因です。

今では「NSR50R」同様、引き続き開催されているミニバイクレースで、

中高年のライダーが所有するに限られていますが、

手軽なサンデーレースということで、一部ではありますが、

今なお盛り上がりを見せているようです。

将来、この手の12インチタイヤをつけたミニバイクで

4ストの高性能バイクが新たに登場すれば、もっと面白くなると思うんですが、

さてどうなるのでしょうかねぇ!(笑)



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