阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

法廷ドラマより凄い実際の法廷の弁護士と検事のやりとり  ー郵便不正事件公判

2022年11月02日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

2010年3月10日「阿智胡地亭の非日乗」掲載

 

引用開始・・《「では問題の、平成16年2月25日についてお聞きします。」弘中弁護士の厳しい口調に、廷内が静まる。「これが倉沢の手帳ですが...」法廷内の左右の壁にかけられた 大きなディスプレイに、手帳が写しだされる。

 「この日の倉沢の手帳には<13時 石井一、木村>との記述があり、これが本事件にあなたが関与している...口添えを依頼され、厚労省に働きかけた、という疑いに繋がってるのですが、あなたはこの日、倉沢と会われてますか?」。石井氏「絶対ありえません!私は過去40年間、その日の出来事を手帳に記録してますから・・・200冊になるんですよ。それを確認してもらえれば...」

 石井氏の言葉を受けて弘中氏が「手帳を!」と、裁判長に要請したとたん、検事が「異議あり!」と大声で叫びながら立ち上がる。公判前整理手続で証拠採用していないものを、突然出すな、というのが検事の言い分だ。「採用できません!」検事の顔が真っ赤になる。「ダメです!」「認められません!」》・・引用終わり

やりとりの全文はこちらでどうぞ。

☆下手な法廷映画やドラマよりよほど凄い、こんな情報が普通にネット上で流れ、それらを名もない無数のくにたみが知ることが出来るIT時代は、お上にとって嬉しいことではないだろうなとつくづく思うキョウコノゴロです。

司法記者クラブでの検察発表を頼りに記事や報道番組を作る大手新聞、テレビではまず出てこない詳細な内容が、

こうして「ブログ」や「ツイート」でほぼライブで流れる。

法曹ムラに属する方々や報道ムラで長年メシを食ってエラクなっている人には見たくない現実だろうな。

 しかし間違いなく、名もない一般「くにたみ」はもうこういう空気の中を生きていると思う


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