米国では民主党が政権を獲った。次は速やかに、日本も民主党が政権を取る番である。米国では国民の10%強に過ぎない少数派からchange「変える/交代する」can「できる/変えられる」を合言葉にオバマ大統領が誕生することとなった。
民放テレビでは大勢判明までずっと中継していたが、世界中でこれほどアメリカ大統領選挙への関心が高いのは日本だけのようだ。調査によれば何とアメリカ人よりも日本人のほうがアメリカ大統領選挙への関心が高いのだという。
米国では大統領が変わると、ホワイトハウス周辺は大引っ越し騒ぎになるという。新旧大統領スタッフが総入れ替えになるからだ。日本の議院内閣制とは全く異なり、実は大統領が交代すること自体がチェンジということなのだ。
日本では安倍/福田内閣での総務大臣増田前岩手県知事は異例の抜擢であったが、米国ではカーター、レーガン、クリントン、ブッシュとずっと州知事出身者が大統領に就任してきていて、オバマ氏はJFケネディ以来の上院議員出身の大統領になるという。
米国の中央政府と地方政府のあり様は、将来の日本の道州制導入と中央政府の在り方に示唆を与えていくだろうが、議員は国と地方、首長は知事と市町村長の関係もチェンジしていくことを想定し切磋琢磨しなければならないのだ。
新政権と新体制での米国が、これから我が国とどういう関係を築いていくのか政財界からは不安の声が小さくないようだ。チェンジを掲げた米国が、日本はじめ世界とどう協調し関係を築いていくのか、当面世界各国がそれぞれ注視していく。が今回、選挙の行方を左右した世界金融恐慌の発信元である米国への視線は冷ややかになると共に、今後の世界の秩序は最早アメリカ一国中心主義ではなくなるのは確かである。
そこで今後の米国は、どこをパートナー国として尚も世界の中心であり続けようとするのか、日本は中国と米国に挟まれて押し潰されることなどないよう、我が国の民主党は、国民の英知を結集し今後将来の日本の安定と安全に精魂傾けて政治を行うものであると、宮城2区選挙対策事務局長の私である。
全国の名湯温泉番付で東の横綱となった鳴子温泉峡の紅葉路。先祖から引き継いできた国土の自然環境を、未来に継承していくことも政治の大切な役目であります。日本の野山の四季折々の美しさは、世界に誇れる資産なのです。