仙台藩伊達家縁の歴史的姉妹都市をお招きして、ＤＣ観光キャンペーンのイベントとして交流会を行う。日中は旅行会社のイベントに加わり、宮城/仙台の郷土芸能の紹介とともに、四国・宇和島の八ッ鹿踊り／北海道・白老のアイヌ古式舞踊／茨城・龍ヶ崎の龍神太鼓が披露された。
愛媛県宇和島市は、仙台藩祖伊達政宗の長子・秀宗が１６１４年に宇和島藩祖となった。北海道白老は、１８５６年に仙台藩が元陣屋を築き蝦夷警備にあたった。茨城県龍ヶ崎市は、１６０６年に仙台藩領となり常陸領の中心地となった。
歴史的経緯を基に姉妹交流を重ねているこれら自治体から、市長や副町長はじめそれぞれ３０名ほどの一行が来仙され、交流とともに郷土芸能と物産品の紹介が行われた。
交流会は市議会から２０名程、また中心部商店街の理事長さん方も参加され、歴史的縁故の和やかな雰囲気の中にあった。あらためて私も考えた「その昔があり現在の仙台があり、そして未来に為すべきことは何か」。伊達政宗公は今日の仙台市を独眼でどう視ているだろうかと。