あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

予算審査委員会8日目

2014-03-10 | 国際・政治

[消防費]の途中から
以下に質問概要を紹介します。A:は回答要旨。

地区避難所(がんばる避難所)について
A:その想定数は指定避難所90ヵ所の各所にそれぞれ1~2ヵ所の町内会集会場等を想定している。また、補助避難所は市民センターやコミュニティーセンター等130ヵ所を想定。
・地区避難所への発電機等の防災資機材配備の配慮を求む。
A:指定避難所、補助避難所があり、その上での地区避難所の位置づけであることのご理解を。
避難所運営マニュアルの案内DVDについて
・各町内会等への発送の包装と差出人が記入されてない不手際を指摘。
A:担当の不備を後から気付き以降の発送は正した。お詫び。

防災訓練の実施について
・地域防災訓練を見直した後の防災訓練の成果は。アメリカ版シェイクアウト訓練と導入した千代田区の取り組み例について。
A:身の安全確保訓練として本市ではこれまで防災訓練を行ってきているが、その手続きや手法について検討したい。
・AED(除細動器)の配備は全市民センターの他、消防車両や消防団詰所等への配備は。
A:医療救急備品の配備は消防車両にあり。詰所へのAED配備は検討したい。

防災計画のうち、原発事故避難マニュアルの内容について
基準値の考え方と風向きによる被害想定、最悪想定の汚染レベル。

受援力の整備について
・大規模災害時に本市が他都市等から支援活動を受け入れ易い受援能力の視点が大切であり、神戸市に先進例あるが。
A:3年前の大震災時の教訓から今後検討していきたい。

次に[教育費]に入り10名予定

土曜日の授業復活について
・東京都に先進的取り組み事例ある。本市でも復活に向けた取り組みを
A:授業参観や防災訓練参加など地域との合同行事に参加するなど土曜日を活用したモデル事業を本市でも行っている。

いじめ防止について
・いじめ防止条例の策定にむけて課題整理の取り組みが必要。柏市の通り魔事件の容疑者もいじめによる不登校だったと報道あり。
A:地域社会のあり様、大人社会のあり様が問われていることでもあり、地域ぐるみで取り組む必要があると認識している。

渡辺敬信議員
・仙台市立高校4校のうち工業と商業高校は120年の歴史に及ぶ実業高校である。工業高校の実績には輝かしいものがあるが、実習用の機材の老朽化が目立つ。現状を見て計画的な機材更新を求む。
A:機材は学習活動に影響するものであるが高額なものもあり今後も限られた予算の中で計画的に更新していくようにしたい。

・本市の小学校児童の体力向上へ、地域を活用した取り組みについて。
・文科省の体力増進プログラムの実施にあたって、各区体育振興会への協力養成について。
・富沢中学校の過大規模解消について(現在960名)早急な検討を。
A:分離新設の判断は、学区内の将来人口推計を慎重に見極めて推移を見ながら適切に対応していきたい。

・学力向上のための本市の取り組みについて
・社会学級の使命は終わったのだろうか。
・児童・生徒の心のケア体制について。震災後の経緯もあり継続的な取り組みが必要。

・土曜日の教育活動について
・中学校でのダンス教育の実践について、ダン育の大切さへの所見。

・スクールソーシャルワーカーの導入について、カウンセラーとの異なりの確認と連携、その効果。

・学校施設の老朽化対策コストと超寿命化計画について
・大規模改修工事の際に屋内体育施設の拡充を求む

以上、教育費は2人を残し、本日閉会。4時51分