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3Eモータ.リレー動作の実際

2021年09月19日 | eつれづれ

急きょLY4Nリレーが入り用となったので富士の同じ10A容量の電磁接触器に取替する。

試験回路図は前のものだがLY4Nは4c接点、今回、変えたので図面通りと4aなった。
ここには無いが、もう一つの1aは入のホールド用である。

3Eモータ.リレーの試験デモ機だが、これを使えば完璧に整定等の理解が出来る。
取説だけではNG、実際に大電流をOCRテスターで流して、やって見ると納得、そして現場で試運転してレベルUPした電気技術者となる。

実際に高圧電動機を起動させOCトリップ時は時間整定を適宜、長く調整すればOK。

二次抵抗制御方式なので起動時の電流は余り流れない。

これは乾式リアクトル起動方式で定格電流に落ち着くまで時間がかかる。

6/3kV.500kVAタイトラ二次側も起動時の電圧降下発生、20%程度の電圧に下がる。
これは、実稼働してみないと負荷にもよるがノーガキは語れない現実。

起動突入電流で3kV側の電圧低下で各相の電流バランスが崩れ欠相検出も有るので欠相検知感度を65%にして回避するか、機能OFFにするか現場で判断する場合もある。
現場に入る前に机上で3Eモータ.リレーを理解しておけば悩む事も無い。



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