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説明不足もあり2カ月後に改訂記事が出た様だ。
P2端子に別途のアース線を接続したためVT電流が大地に循環電流を流したので焼損、PAS短絡波及事故となった。
記事を良く読んでみると
1.同じ日に定期点検実施、PAS耐圧試験、SOG制御試験などリスクを考え行わず、PAS試験は事前に終了しておく。
2.当日は、SOG制御線端子確認、手動スイッチ動作だけで済ます。
3.交換工事の段取りミスが致命傷となる事例、管理者は周囲の状況確認して指摘する様に。
4.一緒にセコセコやっているから他人のミスも気づかない事になる。
5.PAS投入時は、直ぐに切りされる様にヒモを持ち、電源ランプ点灯を見て、不点なら直ぐPAS開放し、絶対に再投入はしてはならない。
原因不明のままの投入は記事の通りドガーンと三相短絡、爆発の波及事故となる。
6.これは慣れたベテランほど、マルチタスクをやりたがる要注意だ。
7.P1.P2線を逆にしてP2端子に接続...前のPAS線は電灯変圧器100Vから来ており、アース線も接続されていたのか。
もうVT内蔵なのでこの線は不要の認識は工事社員は無かった...だから保安管理者の確認が重要なのだ。
メーカーの要望とあるが、当時と何も変わっていない。
VTの高圧、低圧側に保護装置は何も無い...PASの更新から考えるとVTの信頼性もありヘタに電圧を切られてしまった方が肝心な時にPAS不動作となった場合のリスク影響が甚大、回路は簡潔にした方がベストの考えの様だ。
最後の砦は電気管理技術者、電気主任技術者...それに施工業者のダブルチェックをすれば何も問題無し。
綺麗事なれば管理者が一緒に仕事してはNG。
今は小学生でも配線間違い内容に色別となっている...これでも間違う様ではバカと言わざるを得ない。
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