eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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漏電しているとの連絡

2010年04月25日 | eつれづれ
某スーパー店舗の店長よりキュービクル内で漏電ブザーがなっている旨の電話有り。
24時間絶縁監視装置からの漏電メールは届いておらず、変だと思いながら現地へ急行する。電灯分電盤内の天井灯回路は直ぐ判ったがメール着信しないのは何故...。
実際の漏電している電流を計ったら11.4Aの表示で当該ブレーカ切る。

ブレーカ切った為、1ブロックの天井灯は消灯のまま営業、明日にも業者に電話して蛍光灯安定器パンクヶ所の調査後、交換する様に指示。

パソコンに入った漏電値は1372mAでZCT飽和入力で、サッパリ当てにならず。1000mA以上のメールは、どのみち全くアテにならないと思って良い。直ぐ点検に行くべし煙出し焼損の臭いでも出したら店舗側も最悪、もの売れなくなる。分電盤内には子に漏電ブレーカを付ける事の教訓。

絶縁監視装置も余りにも漏電入力が大きいと発信しない事もある。電源一旦、オフして再起動で漏電メール着信確認した。尚、漏電メールは店長にも入る様にしてあり、情報を共有しているので閉店後のリスク管理は万全だ。こんな事もやっていない、とりほーだいの契約している五感六巻、ヘボ感、技術者は化石の様なもの。
タイミング良く漏電検証の実技を体験した土方電気ヤでした。



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