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こちらもスマート云々...

2010年08月26日 | eつれづれ
松山隆司・京都大学大学院情報学研究科教授を中心とする「エネルギーの情報化ワーキンググループ(WG)」は25日、家庭内のすべての電気機器に電力計測・通信機能を持った「スマートタップ」を取り付け省エネや機器の異常発見につなげるシステムの実証実験を報道陣に公開した。スマートタップは早ければ来年中にも商品化したい考えだ。
実験は京都市内の1LDKマンション(33平方メートル)で6月に開始。「エネルギーの情報化」の有効性を示す第1段階の実証実験と位置づけられ、松山教授の研究グループ、エネゲート、オムロン、住友電気工業、大和ハウス工業、ロームなどが参加している。
当日は、電気機器ごとの消費電力をテレビに表示しゲーム感覚で調節できる機能、仕様の違うスマートタップを統合するシステム、電流波形を計測して家電の種類・使用場所を認識する機能や異常を発見する機能が紹介された。松山教授は「カタログ値とは違う使用状況に応じた実際の消費電力を“見える化”すれば、省エネ行動に結びつきやすいはず」と話す。
「エネルギーの情報化」は、松山教授が日本独自のエネルギーマネジメント方式として数年前から提唱。技術進歩や政策によって電力ネットワークは急速に分散化、双方向化、個人化が進むと予測、情報ネットワークと統合して高度化を図るという概念だ。
IT(情報技術)を駆使する点はいわゆるスマートグリッド(次世代送配電網)と似ているが、需要側で完結したエネルギーマネジメントを行う点が異なる。電力系統側からは「フラットな需要に見える」(松山教授)という。
WGは昨年5月に産官学連携組織として発足。会員企業は関西電力、九州電力、きんでん、大阪ガスのほか、商社、メーカー、建設、通信、海外企業など計60社にのぼる。
補足:
最近はスマートグリッドとか色々スマートの研究テーマが大流行。グリッドの方も太陽光発電の増加で電源系統に及ぼす影響の研究が追いつかない現状だ。
マァ近未来的な実証実験テーマなのか...。

グリッド?こちらは多極真空管のプレートとカソードの間にあるグリッドがピンと来るが...時代が古くなった様だ!!。真空管アンプは6L6GC出力管のPPがあるが、実に良い音を出す。メーカーの既製品を購入したので当然だが...。


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