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特高275kV?幹線ケーブルの爆発

2016年10月13日 | eつれづれ



お上は早速、形だけの全電力会社に点検を指示...1ヶ月を目途に報告する様に指示した。常に受電状態なので外観点検が主になるが、活線測定もアテにならず、ケーブルも古いから必ずヤラレル訳でもないし...報告終了後、また同じ様な事故がおきて、何を点検しているのだと批判が来る感じだ。要するに点検など、しないよりした方がマシ程度でドカーンとなる時はなるのが世の常デス。


リスク管理上、年数経ったものは早めに交換したいが、何せ金がかかる...綺麗事では済まない保安管理かな!!。

同種ケーブル、23区内870キロ…大規模停電
東京都心部で大規模停電を引き起こした埼玉県新座市の地下送電ケーブル火災で、出火した「OFケーブル」は、23区内で約870キロ・メートルも使われていることが分かった。
高度成長期に急増した電力需要を賄うため設置されたものだが燃えにくい素材でできた新型のケーブルへの切り替えは、工事の難しさから進んでいない。専門家は「今回のような火災で都心の機能が失われる危険がある。老朽化したケーブルは交換するべきだ」と指摘している。東京電力によるとOFケーブルは電線の周りに油が染みこんだ紙を何重も巻いている構造で、いったん引火すると燃えやすい。1990年代以降は紙の代わりに燃えにくいポリエチレン製の樹脂を使った「CVケーブル」と呼ばれるタイプが主流になっている。

新たに布設して電気を通してから古い物を撤去する作業となるのか...コリャー多くの時間と経費がかかる...託送料金にもUPしなければ。PPSも楽ではなくなる様だ。



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