無方向性SOG制御装置試験...キュービクル電源供給、断の限時動作カウンター停止等、確認する。
高圧線の切断。
SOG制御線の引き出し口、これだけではゴミ付着も有りNGだ。全部をシリコンゴム等で充填して完全な密閉にしなければ。
底面蓋を外した内部状態。主回路碍子他の侵入防止はゴムパッキン、気温、湿度、降雨、積雪の環境変化で経年劣化が進行する。
一端、装柱なればキュービクルからの高圧絶縁抵抗測定、トリップコイル等の低圧絶縁抵抗測定等、動作試験...間接的に推測するしか無い。
ここは10~15年を目安に事業所へ交換を進言する事だ。
2008製造なので15年経過したPASと本体の底面を見ると判る。
左にOC検知用のR.Tリング変流器(CT)と右は三相線R.S.Tに零相変流器(ZCT)。
ゴムカバーを外して撮影。
高圧リード線が左より右側に碍子を貫通している。中央の2ヶ所で気密を保持しているが...ハンマーで叩いて簡単に抜ける。接続は圧縮にて潰している。
3極連動のリンク棒は溶接、しかも一体の絶縁プラと機構部が抜けず、叩いて壊す他無し。
最後は、簡単にエコ処分は無理な話だった。
仮に連動リンクの溶接外れは他の相が開放なっても残るので、PAS開放しても停電を信用してはNG、必ず三相の検電を行い、全部の無電圧を確認後に接地線を取り付ける。
金属とプラ、セトモノ碍子と分別して完了。
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後は、無料の処分業者が来るのを待つ、金属以外は家庭用のゴミで集積所へ持参する。