eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

短絡接地取付の位置解説

2020年12月15日 | eつれづれ

平成△◯年の継電器試験でのステップUP感電死亡事故はシランが...そもそも機器保護の考え方が間違っているノダと...アクまでも人命保護が原則。
機器など金さえ出せば保険他で幾らでも交換出来る...遺族から返してーと泣かれても、ドウニモならない。

真空遮断器を入れておけば仮にステップUPしても試験器のヒューズが瞬時に吹っ飛ぶ。
もっとも安全をみて継電器試験終わるまで室外に待機させておくことだ。
電源側に音響式検電器を引っかけでおけば尚、Goodとなる。

もう36年前になるが特高66kV変電所で感電死亡事故(第3種電気主任技術者)、この時に提出した単線結線図...押収品目録交付書。
監督署も肩書きは司法警察員.労働基準監督官とあるので警察同等の強制権限を持っている。
△◯□殿は当方の名前だが当時、電気主任技術者の下、図面管理設計、設備改造他をやっていた今のスマホ決済、ペーペーであった。
マスコミわーわー、葬儀等々、遺族からはボロクソに言われるし当時の全責任者である電気主任技術者は書類送検で顔写真は載るしサンザンだった。
この事故もベテランで慣れ、停電した3.3kV回線を勘違い検電、印加電圧無しを確認後、短絡接地取付もせず点検作業に入ってしまった本人の過失なのだが...責任者は何の理由があろうとも管理監督の責任が伴う。
教訓:人を信用せず自分で必ず安全を確認して作業に入る事で慣れは危険...ノーガキ語る経験ダケの針金電気ヤでした。

これも検電器、同様必須アイテム

2020年12月15日 | eつれづれ

メーカーの短絡接地工具200Aタイプ。

セイワのブースタークリップ200Aを赤.黒3セットをネットより購入する。
当然、黒クリップは1個しか必要無いので2個はゴミ処分となる。
以前はホームセンターでバラ売りしていたが今は置いてない話...しかた無く2個セットを買うしかない。ネット検索していると、この倍の価格で販売している所もある。

メーカーより収納袋だけ購入する。

後の部品はアーシングケーブル22sq透明被覆10m程度か、22sq丸圧着端子が必要。
これは今から、開業するための必須アイテムとして針金電気ヤが製作するもの。
手間はタダなので市価の半値八掛け程度で出来るカモしれず。
工具は油圧圧着が無いとNG、電気やから電動圧着を借りてもGoo。

電材やでも探せないので仕方なくヤフオフでヒット22sq*10mで6,100円で落札。
これで材料は、揃ったので納品待ち。

このメーカー漫画の様に3本一括で圧着した方が現場的には使い勝手が良い。



GoToトラブル全国一律停止

2020年12月15日 | eつれづれ
GoToトラベル、菅首相が泥縄の方針転換 混乱必至、再開も不透明
菅義偉首相が肝煎りの観光支援事業「Go To トラベル」の全国一律停止に追い込まれた。
深刻さが徐々に増す新型コロナウイルスの感染拡大に、対策が後手に回り続けた末の方針転換だ。年末年始を控えたタイミングとあって混乱は必至。
事業再開のめども立っておらず、首相の一連の判断の是非を問う声が広がりそうだ。
「年末年始は集中的に対策を講じられる時期だ。『トラベル』を全国でいったんは停止すべきだと決断した」。
首相は14日、首相官邸で記者団にこう表明。
「年末年始は医療機関の体制をどうしても縮小せざるを得ない」として国民の理解を求めるとともに、感染防止に協力を呼び掛けた。
トラベル事業は、コロナ禍で経済活動の再開を図る首相が自ら旗振り役を務める政策。
首相は基本線として推進の方針を貫き、「トラベルが感染拡大の原因であるとのエビデンス(証拠)は存在しない」などと強気の説明を繰り返してきた。
ところが、政府が「勝負の3週間」と位置付け、11月下旬から集中的に行った飲食店への営業時間短縮要請などの対策は奏功せず、全国の感染状況は悪化の一途をたどった。直近の新規陽性者数は3000人前後で推移。
新型コロナの政府分科会は11日にまとめた提言で、感染拡大地域のトラベル事業停止を迫った。
こうした流れに沿うように、トラベル事業は札幌、大阪両市を目的地とする旅行の適用除外、両市を出発地とする旅行での利用自粛要請と徐々に縮小。
東京都と名古屋市でも今月下旬まで同様の措置を取る方向が13日の時点で固まった。
政府関係者によると、それでも不十分だと判断し、年末年始の全国一斉停止が急きょ決まった。
各種世論調査で内閣支持率の下落はこのところ顕著。
この関係者は「明らかに支持率が下がった影響だ」と明かし、自民党の幹事長経験者は首相の対応を「泥縄式だ」と批判した。
年末年始にトラベル事業を利用して旅行を計画する人は少なくないとみられる。
キャンセル料の扱いなど事業者や利用者の混乱は避けられず、批判の矛先が菅政権に向かう可能性もある。
トラベル事業を再開できるかどうかも不透明だ。
首相は14日の政府対策本部で、感染状況を踏まえて判断する方針を表明した。
しかし、今回の措置に踏み切るに当たって明確な基準は示されておらず、感染状況がどの程度まで落ち着けばいいか一概に言えない。
首相は14日、トラベル事業と感染拡大の関連を示すデータはないとの認識を変えたのかどうか記者団に尋ねられ、「そこは変わらない」と説明。あくまで専門家の意見を踏まえた一時的な措置だと強調してみせた。

温泉、ホテル諸々年末客のアテは外れた...耐えきれず、ひっそりと閉じる飲食店、続出となるだろう。
それより7月22日~GoToキャンペーン利用の事後申請したが今もって振込ならず...事務局は全国から申請殺到...確認に時間がかかるとのメールだが。
ヘタすると半年待ちとなるのか?。