時はフイルムカメラの時代。
学生時代で周りでは各メーカーの機種が乱立しとりわけ学生だったせいもあり「安く、小型で堅牢」と価格の面で「ミノルタ」と「アサヒペンタックス」が大きな勢力でした。
一眼レフを買うにあたり両派のカメラを借りて手になじみ、しっくりする機種は何だろうと探った結果、「ミノルタ」に行きつきました。
しかし今思うに「アサヒ」もかなりの名機だったのは間違いありませんでした。
アサヒペンタックスSV
アサヒペンタックス SP
アサヒペンタックス S2
(歴 史)
S3(1961年)では完全自動絞り化が成された。SV(1962年)ではセルフタイマーと自動復元式フィルムカウンターが実装される。
SP(1964年)で絞り込み測光方式のTTL露出計を搭載、世界的なロングヒット商品となった。ES(1971年)・ESII(1973年)では電子シャッターを採用し、開放測光機能と絞り優先AE機能を備えた。
アサヒペンタックスシリーズは小型軽量であることやコストパフォーマンスの高さから、個人ユース向けに大ヒットシリーズとなった。
初代機APから最終機SPIIまでの20年間、機能的な追加はあったもののほぼ同じサイズ、基本デザインで通したことから「カメラのフォルクスワーゲン」とも評された。