BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

得難い作家

2019年02月11日 | 古本
いわゆる大正時代からの女性風俗史、まあモダンガールと言ってもいいのだが、古すぎてあんまり寝本
でも読み進まない。ハイカラと言われた女性たちの群像だが、今の時代と違い過ぎて一時ストップだ。
いつか読む本に困ったとき用として80ページくらいまで中断。早く読みたい本が積んである。
 「モダンガール論」 著者 斎藤 美奈子  文春文庫 定価657円+税
  ( 2003年12月10日 第1刷 )

ウェブ・マガジンや雑誌などを書いたものを取りまとめたもの。3・11<長い恵の歴史の中で、そこに
神がいる、という想念はあたり前のこととして人間生活の中に定着した。 だがこのたび、神は人間を殺
した。>と。3月18日からの放射能測定器をもちながらの現地行。海や空中、土中などのセシウムはど
の地点を測るのかで、数字はまるで違うものになる。福島がアンダーコントロールされているは、いわば
統計偽装である。あの原発事故で死人はいないとのたまった政治家がいたが、もうそれはキチガイの言い
分だ。
1944年生まれの作家に藤原 新也さん辺見 庸さん、おっと椎名 誠さんもいる。当然まだまだいるだろ
うが、なんとも奇特だ。(勿論各人各様であるが)
 「たとえ明日世界が滅びようとも」 著者 藤原 新也  東京書籍 定価1300円+税
  ( 2013年9月5日 第1刷発行 )