BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

笑えない

2014年06月13日 | 古本
 いまさらですが、この外務省高級役人の不作為や不勉強は目に余る。自分の出世だけを目
論見、大過なく過ごして退職金をしこたまもらい、天下り先を物色してそこでも大金をせし
める。ああうらやましいのう(笑)
 しかも時にとんでもない方向に仕事をして、民を危うくする。なぜこんなにも人は組織人
になると、体制に絡めとられて志しを失くしていくのか。この劣化していく役人たちによっ
て、民の国は滅ぶのか。近くの国のことを笑えない。

 「さらば外務省」 著者 天木 直人  講談社 定価1500円+税
  ( 2003年10月31日 第6刷発行 )