タイトルが関西ノリノリ風だが、本文はいたってノーマルでまっとう。
単行本に なり文庫になったのだから、そこそこ読者を獲得しているのだろう。
しかしこの本 の読者層ってあんまり想像がつかない。
均一棚に在って、しかも「北京大学てなも んや留学記」を読んでいたから、
ちょいとばかり手を出してしまった。もっと尾籠 なはなしを書いてほしかったが、
まあいいでしょう。2冊2日間、丁度いいスペース だった。
「中国てなもんや商社」 著者 谷崎 光 文春文庫 定価524円+税
( 2001年3月15日 第9刷 )※売れているのです。