BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

干 す

2011年10月19日 | 古本
 ①「笑え!五体不満足」 著者 ホーキング 青山 星雲社 定価1600円+税
  ( 1999年11月1日 初版第1刷発行 )
 普段はあまり探さないコーナーで見つけた。ホーキングさんのは2冊目。たけし
が〔ヤツは差別されるプロだ〕と言ったが、それゆえかそんなにいい性格でもない。
まあ、芸人だからそれもキャラというやつか。

 ②「ハリウッド女優になったOL奮闘記」著者 中村 佐恵美 ネスコ/文藝春秋
  ( 定価1500円+税 1998年8月6日 第5刷 )
 最近読んだ本のどこかでタイトルを知ったのだが、しかしタイトルも矛盾と分裂・
偽装気味、子供の頃親に叱られたと被害妄想。それでいて自己顕示欲だけが凄まじく
てヘキヘキ。本当に困った1965年生れの元OLちゃんだこと。

 ③「聞く猿」 著者 ナンシー 関  朝日新聞社 定価1000円+税
  ( 1999年2月20日 第5刷発行 )
 '90年代後半、65人の有名人への突っ込み。しかしいま読むともう忘れた有
名人が大半だ。リアルタイムで読むと面白いのだろうが、ナンシーさんも亡き人だ
し、アタシも均一古本主義だし。

 ④「地を這うペン」 著者 黒田 清  近代文芸社 定価1500円
  ( 1997年1月30日 第1刷 )
 黒田さんもすでに亡くなっている。(1931年~2000年)あの朴訥なしゃ
べりが懐かしい。差別や反戦をストレートに書き行動した。読売のナベツネさんは
こういう有能な記者を干して追放したんだもんなぁ。