BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

ウンチク

2010年11月24日 | 古本
 ちょいとばかり仕事をしていたので、ブログが留守になってしまった。かって
激しく仕事をしていた時代とはこんなものであったことを思い起こさせる。当然
ながら読書量は減って、夜ねる前に少しづつだ。その一冊がこれ。
 しかし、かっぱさん〔トイレ〕はないだろう。タイトルはせめて「ご不浄曼荼羅」
くらいにはシャレて欲しかった。タイトルに軟弱な言葉の置き換えは面白くない。
 やっぱりそこの構造的な話しよりは、あらゆるところで〔した〕という話しが
断然面白い。各界各人の手洗い場所がどうだろうと、広いか狭いか、清潔風かそう
でもないか、豪華か普通か、なくらいのことだ。
 便所だけの〔ウンチク〕なんて・・・。

 「トイレまんだら」 著者 妹尾 河童  文藝春秋 定価1500円
  ( 1992年10月30日 第10版 )