Kyoto vol1

2009-04-11 17:48:57 | 雑感
京都に桜を見に行って来ました。桜の季節に訪京するのは何だかんだと16年ぶりです!

行きはこれまた超久しぶりの深夜バス。3列モノ最後の3,4席のうち1席を奇跡的にゲット。3列モノと4列モノがあって,3,4000円とか安いのは4列モノで人気も低いようです。3列モノは6,7000円ですが,売り切れるのはこちらの方です。夜寝ることを考えると,各席が離れている3列モノの方が良いと思いました。

22時半頃まで渋谷で作業して,そのまま新宿へ。バス自体は新宿駅西口23時半出発ですが,23時前には着くようにしました(23時10分集合となっていた)。さて,宵っ張り吉野は寝られるのか心配でしたが,意外にも「眠気自体は」すぐ襲ってきました。しかーし。結論から言うと,2時間程度も寝ていません。何故ならば,もうお尻が痛くてさー。椅子に同じ体勢で長時間座っているのがあんなに尻に負担をかけるとは思いもよらず。普段会社の椅子だと平気なんだけどなぁ。単にバスの椅子との相性が悪かったのかわかりませんが,とても落ち着いて寝られやしませんでしたわぃ。しかも朝6時半京都駅着のはずが,6時に着いてしまったので,寝る時間が更に削られてしまいました。

で,朝6時京都駅。何も無い。あるわけない。事前に特に予定を決めていたわけでもなかったのですが,とりあえず「そうだ嵐山へ行こう」と思い,まずはJR線で嵐山へGO.目論見では,早朝の空いている便狙いで,トロッコ電車に乗ろうと思ったのですが,7時に着くと,トロッコ電車の始発駅は「9時から営業開始」とのこと。

げ・・・。あと2時間。

仕方がないので,渡月橋の方へ移動。朝飯でも食おうかと思いましたが観光地の朝は遅く,どの店も9時か10時にならないと開店しないという。・。・。

まず,渡月橋を渡り,コーヒーを飲みながら早朝の桜と川の流れを楽しむも,これで2時間潰すのは勿体無い。嵐山・嵯峨野はホームコート見たいなものなので,暇潰しに,嵯峨野巡りをすることにしました。嵯峨野の竹林から入り,定番の野々宮神社へ行きます。早朝の竹林は爽やかです。野々宮神社で御神籤を引き,その後,池を横目に散策を続け,落柿舎方面へテクテク。昨日まで京都は雨でしたが,夜中に止んで,朝方から急激に天気が回復していたのです。超ラッキー!(ほぼ10時頃には快晴になりました。しかも最終日まで続きます!)。

嵯峨野をぐるっと歩いて,竹林に戻り,天龍寺へ。8時くらいから何故か受付中だったので,拝観料を払いお邪魔する。ここも定番。そして裏切らない。境内の桜は最高潮でとても綺麗でした。昇殿して庭を眺めたりして気がつけば8時半。

胸騒ぎがして「早めにトロッコ嵯峨野駅へ行こう」と急に思い急いで移動。すると9時からのはずが,思いっきり営業中でした!「やばぃぃ~!」と思ってチケット売り場へGO!トロッコ電車,全席指定がデフォルトなんです。しかも基本は1時間に1本。すると残り僅かのチケットを文字通りのギリギリ・チョップでゲット(ずっとこんなのばっかりだ)。席に着くと「全席完売~」との放送が。危ない危ない。

トロッコ電車は車掌さんのトークが関西的で非常に面白いです。眺めもよし。終点まで誰も降りません。皆の目的はほぼ一つ。保津川下りなんですね。で,駅に着くとバス停へ行くのですが,ここでも運がありました。ごった返すホームで,駅員さんに「こちらから降りてください」と突然イレギュラーな方へ誘導され,ドンケツ付近にいた我輩は何故か突然集団の先頭に立つ羽目に。おかげさまですいすいとバス停まで移動ができ,着たばかりのバスに当然のように滑り込み座れました。で,その後のこのバスの激混みようときたら・・・。15分間あの状況で立つのは最悪でしたよ。というわけでラッキーでした。

保津川下りは1時間40分ほど。水量で3,40分ズレが出るそうです。地ビールと笹寿司を購入し,船に鎮座。1列3人です。船頭さんが3人いて,このうち2人の若手が非常に面白い人でした!全然飽きませんでした。川鵜が沢山いて,亀も沢山岩の上で日向ぼっこしていました。猿も出てきて盛り上がりました。是非お勧めです。ちなみに偶々船頭さんに,肩を貸したときに,「あれ,いい肩してるな!鍛えてる?船頭やら無いか?」と真顔で誘われました(笑)え,もう転職!?そういや昔モルディブで現地の人に「銀行辞めてモルディブで一緒にツアー・ガイドやらないか?」と言われたことがありましたが。

昼頃嵐山に戻ると朝とは打って変わって人人人でごった返していました(日曜日だった)。嵐山に来たらお約束の一つ,「老松」で和菓子を堪能。そして京福嵐電で仁和寺へ。仁和寺から歩いて龍安寺へ。龍安寺,ただいま修復作業中です。そしてかの有名な石庭へ。何度も見ていますが,1回目だった修学旅行のときは若造だったので「なんだ,大した事無い。」と思ったものでした。その後の学生時代は「・・・」くらいになりました。そして今回ですが,結構染入りました(笑)。見ていて飽きないですねあの庭。15個の石を確認して,ちょっと物思いに耽りながらぷらぷら。遅めの昼を龍安寺内のお店で頂く。懐石料理湯豆腐付き。風流な庭を眺めつつ美味しく頂く。で,一旦嵐山へ戻り,旅館へチェックイン。最後の1室をゲットした「らんざん」です。

チェックイン後,渡月橋近辺を1時間ほど漫ろ歩きして,いざゆかん!河原町!論文班時代のお友達K氏と落ち合うのです。この旅の一つの目的でもありました。

18時半ごろ阪急前で落ち合い,その後店を捜して河原町・先斗町・祇園周辺をぷらぷら。この辺の桜は超満開でライトアップされ街の雰囲気も手伝い風情ある空間でしたね。なんとなく,「あ,この店行ってみるか!」と見つけたのが,「京都四条琢磨本店」さん。ここ超大当たり!コース料理を頼んで,掘りごたつ式のカウンターで頂く。定員は10名ほどの店。洗練されていて店の雰囲気よし,当然料理よし!板前さんのトーク良し,で文句なしでした。デートにも超お勧めですよ。日本料理いかす!

気持ちよく酔っ払って,2人で祇園さんこと八坂神社を抜け,円山公園へ!かの有名な枝垂れ桜ライトアップを楽しみ,龍馬像前でまたビールを飲んじゃったりして。気がつけば終電ギリギリ。名残惜しくも夏の再会を約して河原町でお別れ。いやーとっても楽しい時間を過ごせました。

嵐電で嵐山へ戻り,旅館でぐーぐー。初日終了。続きはまた!
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the criminal law

2009-04-11 15:54:25 | 司法試験関連
刑法です。

1事件は作為義務の認定の仕方に注目です。解説も読むべきでしょう。

2事件は超重要判例と言えそうです。論文で出た時,正当防衛のどの要件で切るのか迷うところです。解説も重要です。本決定の射程も今後議論となりそうです。

3事件は事実認定の練習になります。過剰防衛の減免根拠と絡めて論じる必要があります。本件では死亡の原因が第1暴行からと認定されていますが,第2暴行からの場合はどうなるでしょうか。また全体を一つの行為と評価した場合にどうなるのでしょうか。解説も読んでおきましょう。

4事件は試験では出にくそうです。

5事件は結論だけで十分でしょう。主観や計画なども含めるべき根拠が解説に詳しくかかれています。論述の参考になります。

6事件は解説も含めて読んでおきましょう。メイン論点で出ることはないでしょうが択一又は論文の一論点として事実認定させる可能性は高いです。

7事件は各論判例ですが,実は内容は結果的加重犯の問題だったりします。

8事件は憲法でも問題になります。論文で出た場合,ここまで細かく要件について論じなければならないとすると,事前に知らないと厳しいですね。

9事件は,控訴審で有罪になっています。一石を投じた判例でしょうが,最高裁判例が出るまでは試験では出ないのでは?それとも,インターネット事例の名誉毀損について現場思考させるのでしょうか。有罪にするロジックは簡単ですが,無罪にするロジックとしては一読しておくべき判例でしょう(ロジックとして良いかどうかは別として)。

10事件は,重要です。事実認定をさせる問題としてはいい素材になります。ただ解説はちょっと試験とはずれた内容になっていて,ちょっと答案では書きにくいですね。

11事件は択一でしょうか。結論だけおさえておけばOK。

12事件も結論だけで良いと思いますが,保護法益から論じる必要があります。詳しくは解説参照。


☆あの円山公園の枝垂れ桜です。昼間編。
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