straight from your heart

2009-04-21 01:55:34 | 司法試験関連
フラストレーションやストレスが溜まった時に、安価で弊害もないいい解消法があります。

それは、思いのたけを素直に書きなぐることです。ワードにとにかく思うままにひたすら打ち込むわけです。やってみれば分かると思いますが結構な効果があります。

この手法自体は、古くから言われているもので、アメリカの自己啓発系の本にも良く出てきます。かのリンカーンも実践していたものです。よく紹介されるのは、特定の個人に対して非常に強い怒り等を覚えた時にどう感情をコントロールするか、という文脈で、「まず手紙を書け」「そしてその手紙は絶対出だすな」というものです。出しちゃったら意味無いから(笑)。

怒りに限らず、ポジティブなことでも「思考を何らかの形にする」というのは非常に有効だと言えます。頭を整理することができます。人は何か悩みを抱えると他人に相談したくなるものですが、実際には「相談」と言うよりは「話を聞いて欲しい」だけだったりします。思考や感情を口に出すことで、整理されたり、ストレスが解消されたりするわけです。

いつでも、なんでも人に聞いてもらうわけにもいかない時には、書いてみるのが次善の策です。私は昔から日記を書いたり、コラムやこのようなブログを書いたりするのが好きですが、実際には一種のストレス発散だったりします。

先日、ここ1,2か月ほどもやもやしていてスッキリしない事があったので、なんとなく思いつくままに書いてみたんですね。そうしたら、自分でも良く分かっていなかった本当の要望・願望というものがクリアーになって、一気に気持ちが軽くなるという経験をしました。ちょっと驚きました。自分の目指すターゲットがクリアーになったというか、自分をだましていた部分がやはりあったな、という事が明確になったわけです。セカンド・オプションはファースト・オプションの代わりにはならない。憑き物が落ちたようにスッキリしました。

試験前ですから誰でも不安になります。他人から見るとどうでもいいようなこと、情けないような事で思い悩む、不安になるのは不思議なことではないです。自然な感情の発露だといえます。人間は感情の生き物なのです。でも人にはなんとなくこっぱずかしくていえない、と言う時には、思いのたけを自由気ままに書いて見るといいと思いますよ。言葉遣いも気にせず(人に見せないから)、自由に書いてみる。そうすると不安の正体が分かったり、冷静になれたり、スッキリしたりすると思います。
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