67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

「和幸』で甦った滝廉太郎の「花」

2009-03-04 05:24:13 | アコギ
春のうららの隅田川(すみだがわ)
のぼりくだりの船人が
(かひ)のしづくも花と散る、
ながめを何にたとふべき。

見ずやあけぼの露浴びて、
われにもの言ふ桜木(さくらぎ)を、
見ずや夕ぐれ手をのべて、
われさしまねく青柳(あおやぎ)を。

(にしき)おりなす長堤(ちょうてい)
くるればのぼるおぼろ月。
げに一刻も千金の
ながめを何にたとふべき。

 この歌詞は誰でも知ってる、あるいはみんなが学校の音楽の授業でも習った明治の大作曲家滝廉太郎作曲の名曲です。この有名な歌詞は武島羽衣によるもので当時我が国に紹介された漕艇(早慶レガッタ)の様子を詠んだものだと言います。実に、春らしいいい詩ですね。

 J-POPでは『花』と言うと何と言っても喜納昌吉さんのものが有名で、この滝の『花』があまりポピュラーとして取り上げられる事はないですが、フォークルの加藤和彦さんとアルフィー坂崎幸之助の両氏が結成したユニット「和幸」が『ひっぴいえんど』で取り上げました。アルペジオを主体にしたアコギのサウンドと彼らのハモリ、間奏の鍵盤ハーモニカ(アコーディオンかな?)が絶妙の雰囲気を示す好バージョンです。このスコアが、日頃67camperが愛読する「Acoustic Guitar Magazine 39」に掲載されました。ちょっと春に向けて練習したい一曲ですね。

絶好調のフランク・ウェスと輝かしいサド・ジョーンズが聴けますよ!

2009-03-04 05:11:28 | jazz & vocal
The Happy Jazz Of Osie Johnson/Osie Johnson
(Bethlehem BCP66)

 50年代を代表するドラマーと言えば、勿論この時代のローチ、ブレイキーの名演奏は一杯あるのですが、限定50年代とすれば本日のオシー・ジョンソンも忘れてはならないドラマーではないでしょうか。54年国際批評家投票で新人賞となったといいますからローチ、ブレイキーよりは第一線へのデビューは遅れていますが、グループに属してない事もあってか50年代のファースト・コールであったと言います。本日は、彼の数少ないリーダーアルバムからベツレヘム盤をアップいたします。これはPeriodが原盤らしいですが、ベイシーバンドのホーンプレイヤーを交えた快適なスウィンギングセッションとなっています。

 録音は55年。パーソネルはThad Jones, Chiefely Salaam(tp), Frank Wess(ts, fl), Ernie Wilkins(as), Charlie Fowlkes(bs), Bill Hughes, Henry Coker, Benny Powell(tb), Dick Katz(p), Milt Hinton, Wendell Marshall, Eddie Jones(b), Osie Johnson(ds, vo)からのセレクトメンバーです。クインテットとやや編成の大きいオクテットでの演奏がおさめられており、中でもフランク・ウェスのテナーが音圧が凄く、逞しいトーンで好プレイを聴かせます。A-1の代表曲"Osmosis"やA-2"Don't Bug Me, Hug Me"での力感溢れるプレイは聴きものですね。そしてサド・ジョーンズのブリリアントなプレイは名盤『マグニフィセント』のプレイをそのまま持って来たかの如くで、当時のサドの充実ぶりは素晴らしいですよね。ピアノのディック・カッツの快活なソロも最高ですね。オシー・ジョンソンはA-2の"Don't Bug Me, Hug Me"で得意のボーカルまで聴かせてくれます。オシーのボーカルはもう一枚のRCAのリーダー盤でも聴けますが、これはまた別の機会にアップしたいものですね。

 所有盤はベツレヘムのDG有のオリジナルモノラル盤です。豊かな音圧で録られた素晴らしい録音はホーンプレイヤーのサウンドをグッとひき立てていますよね。盤の分厚さも凄いヘビービニルです。マイナーなアルバムですがなかなか聴きどころが多い好アルバムと思います。

2009年、ひなまつり

2009-03-04 04:54:05 | フォトライフ
EOS 50D EF-S18-200 IS:ポートレイト
(F5.6、1/60秒)/ISO400、内蔵ストロボ

 3月3日はひな祭りでした。3月2日までおひなさまも全く出していなかったのですが、3日の昼間に末っ子のために、女房がせっせと出して来たようです。これは、ポートレート撮影には絶好ということで、早速EOS50Dを持ち出してみました。プログラムモードとかでも撮影してみましたが、自分の意志を反映しようと設定しても、出来上がりは「かんたん撮影モード」のポートレートがやっぱりきれいです。子供の繊細な肌の描出は一眼レフの得意なところ。背景が絶妙にボケてくれますので立体感がよくでますね。

 末っ子、ウーチャンも大満足の一枚となりました。こっちは、修行がまだまだたりません(涙)。