分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

生きづらさと認知の歪み

2016年10月16日 | 心・メンタル
今日は、生きづらさ改善のために、必要な栄養素をしっかり取って、脳に良いことをしているだけで良いのか?というお話しです

心を作るのが栄養素と言うならば、このモノアミン仮説の神経伝達物質の考えに基づいて、必要な栄養素をとっていればそれでいいと考える人もいるかもしれませんが

果たして、本当に栄養素を補うだけで生きづらさは改善されるのでしょうか?

わたし自身の体験から、また、わたし自身の考えでは、不安障害の人たちに共通して言えることを考えると、そうもいきません

彼彼女たちはこれまでにその不安から、自分に対する自信をすっかり失っています…

劣等感たっぷりです…

的外れな思考がグルグル頭を巡っています…

その劣等感、自尊心を取り戻してあげるために、栄養素(食事の見直し)を行うことと同時にぜひやってもらいたいのは正しい認知の修正です

正体不明な不安やパニックや神経症が、心、性格だけの問題ではないと分かったところで、同時に凝り固まったその思考をほぐしてあげる必要がありあす

これまでに積み重ねてきた誤ったそれらの考え・思考たちはただでは変わっていってくれないのです

そのためには、第三者目線で、自分の考えに大きく幅を持たせて考えていくことが必要になっていきます

自分でその歪みに気づくために、認知行動療法の本などを読み、正しい(幅広い)認知を本人だけで新しく構築していける人はいいのですが
そんな人ばかりではありません

何せ幼少から積み重ねに重ねた思考は、本人からしたらごく自然なもので…

なかなか自分で認知の歪みに気付きにくかったりもします

わたしが今年から始めた、 INDIGO塾でもその認知の見直しやります

興味のある人は是非対談会、ワークショップにと…ご参加下さい

生きずらい人、周囲に馴染めない人大歓迎です

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生きづらい性格

2016年10月15日 | 心・メンタル
わたしたちの心を作るに重要な神経伝達物質のことをいろいろ書いてきましたが

生きづらさや不安障害を抱えている人ほど、自分の心を作っているのは脳であるという事、また、モノアミン系の神経伝達物質になんらかの不具合が生じているかもしれないという事を、まず頭に入れておいた方が良いと思います


なぜ自分はこんなになんでも不安になるのか?

なぜクヨクヨ落ち込むのか?

なぜすぐ動揺に、パニックになるのか?

なぜこんなにも気に病みやすいのか?

なんて自分はダメな人間なんだろう… なんでこんな性格なんだろう…

そんな自分が大っ嫌い

なんて、、そうになってしまう前に

自分のその性格だけが原因でそう考えてしまっているわけではないと思えるだけでも、少し気持ちが楽になります

それに性格だけが問題でそんなに不安になってしまうのなら、性格を変えるしかなくなってしまいます

性格変えるって言ったって…そんな簡単なことではないですよね…

そもそも一体どうやって性格って変えるんだ??

性格変わったら、自分が自分ではなくなってしまうみたいです

性格変えるより、生活習慣変えたほうがよっぽど良いです

必要な栄養素をしっかり取って脳に良いことを念頭に置くのはもちろんのことですが

でもそれだけやっていればよいのかというと、残念ながらそうもいきません

つづく

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精神疾患・うつとSSRI

2016年10月12日 | 心・メンタル

生化学のさらなる進歩によって、最新のモノアミン仮説の研究結果が明らかになってきているようです

モノアミン仮説が精神疾患の治療に取り入れられるようになってから、うつ病を始めとした精神疾患には”セロニン再取り込み阻害薬”というSSRIという薬を処方されることが多いです

SSRIをすっごく簡単に説明すると(笑)、脳内のセロトニンが少ないのなら、セロトニンが減らないように脳内でセロトニンレベルを保つよう作用をしてくれて、セロトニンを増やすに一役買ってくれる薬のことです

一見すると、とても良いことをしてくれる薬のように思います…

がっ しかし  

全員が全員、このSSRIの薬が良いとは言えない!!ということが分かってきているようです

なぜでしょう…? それは、

みんながみんな、セロトニンが低いわけではない!!からです

不安やうつなどの精神疾患が、脳内の神経伝達物質のアンバランスによるものであるとお伝えしてきました

つまり、みんながセロトニンが低い状態とは限らない… 中にはセロトニンレベルが高くなりやすい体質の人もいる訳で…

そんな人に、セロトニンを増やすSSRIが処方されたらどうなるでしょうか…??

SSRIの服用には、自殺願望が強くなるとも言われており、SSRIによって状態が良くなる人もいれば、逆にSSRIによって状態が悪化する人、最悪には自殺する人も出てくるという事です

治療効果を上げるために薬剤を使用するのなら、本来は脳内神経伝達物質のアンバランスさという考えのもとに脳内のセロトニンが高くなりやすい体質か、もしくは低くなりやすい体質かどうかを調べたほうが良いはずです

それにも関わらず、現状の医療現場では患者さん一人一人のセロトニンレベルについての考慮は一切行われず…、"セロトニンが低い"という仮説しか考えられていません

場合によっては当たり前にSSRIが処方されていたりするのです

生化学の進歩による最新のモノアミン仮説の研究結果が現在の精神疾患の治療に待ったをかける日もそう遠くはないかもしれません

とはいえ、これだモノアミン仮設が常識になってきているのに、個人の脳内のセロトニンレベルが一人一人違うという事を知っている(もしくは考慮してくれる)お医者さんは一体どれくらいいるのでしょうか

そんな一抹の不安も残ります…

(そのことを知ってか知らずか…は、分かりませんが)

そんなことをツボにハマって調べると、どうせ行き着く先は製薬会社と医師会の思惑説になるだろうし…

でも、わたしは思うんです

そんなことはどうでもいいんです

みんな、自分が正しいと思って、自分の信じる道、自分の信じた生き方をすればいいそれが何よりも大切なことだと思うんです

本当におっきな視点で宇宙や世界を捉えると、正義も悪も、陰陽も、男女も、良いも悪いもないんです

もちろん、この現実世界で今生きていたら、「悪い」も「良い」も、もちろんあるし、感じるし、時には悪い人に騙されるたりすることもあるかもしれません。

でも、それは、この地球がそういう場所だから

二項対立を見せるのが、この地球の役割でもある

だから戦争もなくならない…

時代や社会と共に良い悪いの判断基準だって変わります…人が人を裁くことにしたって、その時の時代背景で全く違った基準で審判が下ります

(長い歴史を見たって、その事実は一目瞭然ですよね
誰かさんの悪口言っただけで処刑されちゃったりとか? )

自分が正義と思えば、相手は悪になる

でも、相手からしたら、 わたしが悪なんです

そんな風に大きな大きな視点で考えていると、この世の中に正しいも悪いもない、ただの空想の世界にも思えてくることがあるから不思議です

二項対立を視せるこの世界で、誰が悪い、相手が悪いとか、誰かが誰かを攻めたりなんて、出来ないんです
だって二項対立なら、そうなりようしかないのだから
そのことが分かると、どちらもまったく同じ意味であるということがわかります

と…かなぁ〜り話がそれてしまった

今日書きたかったのは、セロトニン説と抗うつ・精神疾患に処方される薬で有名なSSRIとの関係のお話でした


セロトニンレベルが高い人もいるということを一つの知識をして知っていくと良いかもしれません

わたしもそうだけれど、みなさま自分の信じた道を、沢山の視点から自分で選択して生きていきましょう

 

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社会不安障害とモノアミン仮設

2016年10月11日 | 心・メンタル

前回の記事で、不安を抱えている人の脳内神経伝達物質はアンバランスを起こしていると書いてきましたが

このことはうつ病患者にも同様のことが言え、神経伝達物質の働きに注目したこれらの考えは、モノアミン仮説と言われています

(精神活動に影響を与えるセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどをまとめてモノアミンと言うからです

近年の精神疾患患者さんたちにはモノアミン仮説の考えを取り入れた治療が行われ、医療従事者の間では一般的になっています

が、しかしわたしたち一般の人たちにはこのモノアミン仮説という言葉は、あまり聞きなれないのでは??

 そう思えてしまうのは、学生時代勉強を放棄していた(笑)おバカさんなわたしだけでしょうか??

しうつ病、不安障害と聞くと、どうしても心の問題であると捉えられてしまいがちのように思うのです

わたし自身、発達障害のことを調べるようになってから”モノアミン” やら ”神経伝達物質” やら

そういった言葉について詳しく知るようになり…、それ以前は”セロトニン”という言葉を聞いたことはあるくらいで…

それらの脳内神経伝達物質とやらが、わたしの心に深く影響を与えているなんて知りもしなかったです

むしろわたしの生きづらさに大きく関係していたなんてっ!!!  ビックリです!!  

医療従事者の間では一般的になっていると言いましたが、調べていると、実はこのことにも一説問題があるようでして…

というのも、モノアミン仮設を取り入れた現在の考えは、”脳内のセロトニンが低下している”という考えの基で治療が行われてしまっています

精神疾患は脳内の神経伝達物質のアンバランスが原因のひとつと言われているわけですが、、。

”必ずしもセロニンが低いとは限らないかもしれない”という考えがあまり取り入れられていないことが、少し問題になってきているようなのです

つづく

 

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なぜ起こる?社会不安障害!

2016年10月10日 | 心・メンタル

ストレスに強い人、ストレスに弱い人がいるとすれば、同じ出来事が2人に降りかかった場合、一方の人はそつなく生活し、もう一方の人はその出来事にいちいち気に病み、不安で生活もままらないほどになる

同じ出来事にも関わらず、この2人の問題の捉え方はまるで違っています

後者のストレスに弱い人は、くよくよと悩むそんな自分の性格に問題がある落ち込み、劣等感をさらに強めてしまうかもしれません

本当に心、性格だけが問題なのでしょうか?

この2人の違い!!一体何でしょう??

ストレス耐久のなさが原因のひとつであるとしても、この2人の脳内で起きていることに少し目を向けてみるといいかもしれません

生化学的には心を作っているのは脳であるとも言われています

問題、悩み事が起きたとしても、脳内で心を作るといわれる脳内神経伝達物質が正常に、バランスよく機能している状態であれば心はある程度は安定し、問題に対処していけると考えることが出来ます

しかし、脳内神経伝達の働きに不具合、アンバランスな状態が起きてしまっている脳だとしたら…

その人の心はどうなってしまうでしょう…

発達障害と言われる人たちの身体では代謝障害、免疫異常を起こしているという研究報告が、近年では多くありますが身体のみならず、発達障害が脳の機能障害であるということは周知の事実です

社会不安障害という症状を生化学的に捉えて考えなおしたとき、過剰に不安を覚えたり、緊張してしまったり、前向きな考え方が出来なくなってしまうのは、心・性格だけの問題ではなく、心の安定を保つ脳内の物質が正常に機能しないことが大きく関係しているとも言えるでしょう

社会不安障害などの精神疾患が、脳機能に問題を抱えている発達障害の二次障害であると言われる所以にも大きく頷けます

(何をもってして"発達障害"という線引きをするかによっても変わってくるかもしれませんが…)

社会不安障害という正体不明な神経症を、単独に発症する”病”と捉えるよりも、脳内の神経伝達物質の不具合が起きているとされる”発達障害”の存在の延長線上にあると考えてみてもいいのではないかと思えるのです

 もちろんそのすべてが発達障害の二次障害であるということではないにしても、心の安定を保つ脳内神経伝達物質の働きのことを考慮して考えると、不安障害を抱える人たちの脳内では明らかにほかの人たちとは違うことが起きているのですからっ 


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